守 ろ う 隠 岐 方 言

 (  ) 山陰中央新報こども新聞
年(平成28年)月日(水曜日)
(平成)年
月日
第号
(毎週水曜発行)
発行/山陰中央新報社 〒
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 松江市殿町
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(子ども新聞編集室)
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まつ え
にしかわ つ
お
き ほうげん
ちょうさ
国立国語研究所(東京都)と島根大(松江市西川津町)の隠岐方言の合同調査が4、5
の両日、島根県隠岐の島町内でありました。研究所の木部暢子副所長
()
ら研究者と島根
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へ
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き
べ のぶ こ
こうれい
大生計約人が、「へぼる」(ふてくされるなどの意)といった言葉を使う同町の高齢者
から話し言葉を聞き取りながら、アクセントや単語、文法について調べました。
国立国語研究所と島根大学が調査
MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM
MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM
(来られた)などの言葉を口
にしていました。
木部副所長は町内で話され
同町での隠岐方言の調査
る方言について「アクセント
は、研究所が昨年度、「消滅
が特徴的です。言葉は本土の
危機方言の調査・保存のため
島根言葉と共通するところが
の総合的研究」として着手し
あります」と分析し、「出雲
ました。
(県東部)より共通語化が進
町教育委員会によると、イ
んでいます」と話していまし
ントネーション(音の調子)
た。また同大の野間純平講師
などが地区ごとに微妙に違う
()
は「『行かない』という
しょうめつ
き
き
とくちょう
ほ ぞん
そうごう
びみょう
ご
か
ぶんせき
のまじゅんぺいこうし
ちが
さいごう
といい、昨年度の五箇、西郷
なかむら
いず も
言い方も『いかん』
『 いかの』
両地区に続き、本年度は中村、
感じ」で話しかけました。
の両方使われていることなど
都万の2地区を対象に調査。
初日は中村地区を訪ね、隠
が確認できました」と成果を
島根大法文学部言語文化学科
岐の島ものづくり学校に~
語っていました。
の学生も研究者に交じって高
~代の男女計8人を招き、
国立国語研究所主体の調査
齢者に質問をし、3回生の白
地元で「中村弁」と言われる
は本年度で終了ですが、島根
川美緒さん
()
らは「分かり
話し言葉を個別に聞き取りま
大は引き続き、調査を予定し
やすく聞き取りやすく自然な
した。高齢者は「ござった」
ています。 (松本稔 史 )
つ
ま
しつもん
かわ み
しら
お
たず
まね
べん
こ べつ
かくにん
しゅうりょう
とし ふみ
MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM
2 面 ニュースなぜなに
5 面 中学生の相聞歌
9 面 リョーマ!世界を歩く
3 面 さんいん きらめく星
6・7 面 輝らりキッズ  面 英語ニュース
4 面 ブックトーク 8 面 まんが昔ばなし
 面 高校入試対策講座
き
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