PV-WAVE インストールガイド (Unix, Linux 版) Ver.10.1 (2014/10 版) PV-WAVE 10.1 インストールガイド (UNIX,LINUX 版) 目 次 1. 作業の前に ...................................................................................................................... 1 2. インストーラ ................................................................................................................... 3 3. ライセンスの設定.......................................................................................................... 10 4. PV-WAVE 起動テスト ....................................................................................................11 5. JWAVE の起動テスト ................................................................................................... 13 6. 日本語環境の設定.......................................................................................................... 16 7. PV-WAVE 最新情報....................................................................................................... 20 8. PV-WAVE 製品に関するお問合せ................................................................................. 21 付録:PV-WAVE の使用状況のモニタリング 1. 作業の前に 1) Unix, Linux版PV-WAVE 10.1の対応環境は弊社ホームページの”PV-WAVE Supported Platforms”をご参照下さい。 (http://www.roguewave.jp/products/wave/pvwave/overview.html# 左側メニューの 『サポート環境』をクリックすると表示されます) Solaris, HP-UX, AIX用PV-WAVEは、10.1が最終リリースとなります。 2) PV-WAVEのインストーラはJAVAを使用しています。OSの種類を問わず、64bit版の JDKをのみ導入した環境でPV-WAVEのインストーラが動作しない場合は、32ビット 版のJREを追加インストールして下さい。 3) Linux環境にインストールする場合は、GNU Cライブラリが必要です。RHEL6の環境 では以下のライブラリを事前にインストールしてください。 ・glibc-2.12-1.25.el6.<ATCHITECTURE>.rpm ・openmotif22-2.2.3-19.el6. <ATCHITECTURE>.rpm ここで、<ATCHITECTURE>は 1 32bit 環境では i686 64bit 環境では x86_64 また、64bit 環境では以下のライブラリも追加インストールしてください。 ・openmotif22-2.2.3-19.el6.i686.rpm ・libX11-1.3-2.el6.i686.rpm 4) LinuxでJWAVEを使用する場合は、Sun Javaをインストールして下さい。Linux にはgnu Javaが含まれていますが、Sun JavaでなければJWAVEは動作しません。 その上で、ブラウザのプラグインをSUN Javaに変更する必要があります。 下記に Firefox 3 に Sun Java 6 をプラグインとして設定する場合の例を示しま す。 システム全体で変更する場合: (rootでログイン) cd <Firefoxホームディレクトリ>/.mozilla/plugins ln -s <JRE>/lib/i386/libnpjp2.so . 特定のユーザーのみ変更する場合: (そのユーザー名でログイン) cd .mozilla/plugins ln -s <JRE>/lib/i386/libnpjp2.so . ※ Firefox のホームやユーザーホームに.mozilla/pluginsディレクトリがな い場合は作成して下さい。 また、/etc/hostsにlocalhostが正しく設定されている必要があります。通常はOSをイン ストールすると正常に設定されますが、JWAVEマネージャが正常に動作しない場合は こちらもご確認下さい。 5) バージョンアップの場合 バージョンアップにあたって前バージョンのPV-WAVEを削除する場合は、PV-WAVE がインストールされているディレクトリごと削除して下さい。 PV-WAVE10.1 と以前のバージョンを同一マシン上に共存させる場合は、同じディレ クトリにインストールしないで下さい。以前のバージョンの PV-WAVE のディレクト リ名を変更するか、別のディレクトリにインストールして下さい。 6) ライセンスの設定について PV-WAVE は Ver.10.0a までライセンスの管理に Flexnet ライセンスマネージャー を使用していましたが、Ver.10.1 からは独自のライセンス管理方法に変更になりまし た。設定方法は「3. ライセンスの設定」を参照して下さい。 2 2. インストーラ 2.1 インストール準備 ダウンロード版の場合は、ダウンロードした PV-WAVE の zip ファイルを解凍し て下さい。 unzip PV-WAVE_10.1_<OS>_<bit>.zip 注意 1) <OS>は、製品の対応 OS。RHEL, solaris など。 注意2) <bit>は32または64。 DVD 版の場合は DVD-ROM をドライブに入れて下さい。Linux の場合、通常 は自動マウントされますが、自動マウントしない場合は root で次のようにマウント して下さい。 mount -r <device> 注意1) /media/pv101はあらかじめ作成して下さい。 mkdir /media/pv101 /media/pv101 注意2) <device>は、DVD-ROMデバイス名。例えば、/dev/sr0 注意3) DVD-ROMをアンマウントする場合は umount <device> 2.2 インストーラの起動 cdコマンドでzipファイルを解凍したディレクトリまたはDVDドライブに移動 して下さい。 ダウンロード版の場合:cd <zip解凍ディレクトリ>/stagingunix DVD版の場合: /media/pv101 cd インストールスクリプトを実行するとインストールパネルが立ち上がります。 ./INSTALL 3 “Next”ボタンを押して下さい。 ※(注) Red Hat Linux で DVD が自動マウントした時、インストーラの実行 時に以下のエラーが発生することがあります。 “bash: ./INSTALL: /bin/sh: bad interpreter: 許可がありません” その場合は一旦手動でアンマウントし、再度手動でマウントし直し て下さい。 2.3 ライセンス許諾の同意 SOFTWARE License Agreement が表示されます。内容に同意する場合は、"I accept the terms of the license agreement" を選んで、『Next』ボタンをクリックして下さ い。 4 2.4 インストールタイプの選択 “New Installation”を選択して下さい。 2.5 プラットフォームの選択 インストールするプラットフォームを選び『Next』ボタンをクリックして下さい。 5 2.6 PV-WAVE 10.1 のインストール先を指定 PV-WAVE10.1 をインストールするディレクトリ名を指定するか、『Choose』ボタ ンでディレクトリ名を探し、『Next』ボタンをクリックします。 2.7 PV-WAVE ファミリ製品の選択 “Install Set” コンボボックスからインストールする PV-WAVE ファミリ製品を選 びます。ファミリ製品を選択すると、その下のチェックボックスが自動的にチェック されます。指定後、『Next』ボタンをクリックします。 6 2.8 JWAVE の案内 2-7 で JWAVE のインストールを指定した時のみ、インストール後の JWAVE 設 定方法について案内が表示されます。『Next』ボタンをクリックして下さい。 2.9 確認画面の表示 インストールする製品が表示されます。指定が正しければ『Install』をクリックし、 インストールを開始します。 7 インストール中 2.10 終了画面の表示 下記画面が表示されたら、『Next』ボタンを押し、 次画面で『Done』 ボタンを押 して、インストールを終了します。 8 9 3. ライセンスの設定 3.1 トライアルライセンスファイルの設定 トライアルライセンスの場合はこの処理を行なって下さい。正式ライセンスの場合は 3.2 に進んで下さい。 PV-WAVE のダウンロードサイトには約 30 日間使用可能なトライアルライセンスが用 意されています。テキストファイル”license.pvwave”をそのまま<maindir>/license ディレクトリに置いて下さい。 ※ <maindir> は、PV-WAVE のインストール先ディレクトリパス(/home/PVW101 など) トライアル版の場合、ライセンスの設定はこれで終了となります。 『4.PV-WAVE起動 テスト』に進んで下さい。 3.2 正式ライセンスファイルの取得と設定 弊社カスタマーサポートセンター([email protected])まで正式ライセンスを申 請して下さい。ライセンスの申請の際には、ライセンス番号(LIC-12 桁の数字)と 使用マシンのホスト名をお知らせ下さい(フローティングライセンスの場合はホス ト名は不要です)。メールにてzipファイルの形で正式ライセンスを返送いたしま すので、zip ファイルを解凍した後、正式なライセンスファイル”license.pvwave” を、そのまま<maindir>/license ディレクトリに置いて下さい(トライアルライセン スがすでに存在する場合は置き換えて下さい)。 フローティングライセンスの場合は、使用する各マシンの<maindir>/license デ ィレクトリに同様に”license.pvwave”ファイルをコピーして下さい。ライセンスの 設定はこれで終了となります。 10 4. PV-WAVE 起動テスト この章の作業は、JWAVE のみお求めになった方は不要です。『5.JWAVE の起動テスト』 にお進み下さい。 4.1 PV-WAVE の環境変数を設定 詳細は、『3-1 ライセンスファイルの設定』を参照し PV-WAVE の環境変数を設定し てください。 4.2 PV-WAVE 開発ライセンスの起動テスト PV-WAVEランタイムライセンスのみをご購入の場合は、この起動テストは行わず に、『4-3.PV-WAVEランタイムライセンスの起動テスト』を行って下さい。 1)OSのプロンプトからwaveと入力するとPV-WAVEが立ち上がり、PV-WAVE プロンプトが表示されます。 WAVE> 2)PV-WAVEのプロンプトから DEMOコマンドを入力すると、デ モプログラムが立ち上がります。 WAVE> demo マウスで項目を選び各デモプログ ラムを実行してください。 Exitボタンをクリックするとデモ は終了します。 3) PV-WAVEのコマンドから EXIT または QUIT と入力すると、PV-WAVEは 終了します。 WAVE> exit 注意) Linux 版では、環境に必要な motif ライブラリがない場合、PV-WAVE 起動時に "WAVE:error while loading shared libraries : libXm.so.3:cannot open shared object file:no such file or directory"というエラーが発生することがあります。そ の場合は“1.作業の前に 2)”に従い openmotif 関連ライブラリをインスト 11 ールして下さい。 注意2)Linux、Solaris、IBMの環境で64 ビット版PV-WAVEをご利用の場合、 wave -64 と入力して起動します。 -64オプションなしで起動するには、以下 のように環境変数 “WAVE64”を設定する必要が あります。これは開発ライ センス、ランタイムライセンス共に同じです。 例)cshの場合 setenv WAVE64 1 bsh、bash、kshの場合 WAVE64=1 export WAVE64 常時64ビット版を使用する場合は、.cshrcや.bashrcに上記のコマンドを記述して おいてください。 注意3)Linux版とSolaris版それぞれの32ビット、64ビット版のPV-WAVE10.1は、 OpenMP並列化に対応しています。並列化してPV-WAVEを実行する場合は、 PV-WAVEの起動以前に環境変数“OMP_NUM_THREADS”にそれぞれ使用す るCPUの数を指定して下さい。 “OMP_NUM_THREADS”は 1) の設定では設定されません。 例) cshで4cpu使う場合 setenv OMP_NUM_THREADS 4 bsh、bash、kshで2cpu使う場合 OMP_NUM_THREADS =2 export OMP_NUM_THREADS Solaris版のみはさらに環境変数”PARALLEL”にも同様の設定をして下さい。 例) cshで4cpu使う場合 setenv PARALLEL 4 bsh、bash、kshで2cpu使う場合 PARALLEL=2 export 12 PARALLEL 4.3 PV-WAVE ランタイムライセンスの起動テスト ※ PV-WAVE開発ライセンスのみで、ランタイムライセンスを購入されていない場 合は、このテストは不要です。『4-2. PV-WAVE開発ライセンスの起動テスト』の み行って下さい。 シェルスクリプトから下記のコ マンドを入力すると、デモプログ ラムが立ち上がります。 $ wave -r demo (64 ビット版の場合は $wave -64 -r demo) マウスで項目を選び各デモプロ グラムを実行してください。 Exitボタンをクリックするとデ モは終了します。 5. JWAVE の起動テスト PV-WAVE Foundation のみをご購入の方あるいは JWAVE を使用しない方 は、この作業は不要です。『6.日本語環境のインストール』に進んで下さい。 5.1 JWAVE の環境設定 JWAVEにJavaパスを設定します。この設定はインストール後一度行えば、後は必要 ありません。 ① cd コマンドで JWAVE のディレクトリに移動する。 cd <maindir>/jwave-3_5/bin ② 以下のコマンドで JAVA のパスを設定する ./make_config <maindir> <javadir> 入力例:./make_config /home/RW/PVW101 /home/jdk1.6.0_02¥bin” ※ <maindir> : PV-WAVE メインフォルダのフルパス <javadir> : java.exe があるフォルダのフルパス 5.2 JWAVE マネージャの起動 JWAVEを使用する時は、JWAVEマネージャが実行されている必要があります。 ① cdコマンドで以下のディレクトリに移動する 13 cd ② <maindir>/jwave-3_5/bin JWAVEマネージャを起動 ./manager start managerコマンドの詳細につきまして は、”JWAVE3.5 User’s Guide, Chapter8 (英文)”をご参照ください。 5.3 JWAVE コンフィギュレーション WAVE Configuration ToolでJWAVEサーバの設定を変更できます。JWAVE Configuration Toolは以下の手順で起動できます。 ① ターミナルを起動。 ② cd コマンドで以下のディレクトリに移動する。 cd <maindir>/jwave-3_5/bin ③ 次のコマンドで JWAVEConfiguration Tool を起動 ./manager config 14 64bit版のJWAVEを使用する場合は、JWAVEマネージャーの起動の前に、 上記画面でパラメータ”WAVE64”の値を1に変更して下さい。また、JDK が64ビットの場合は、Webブラウザも64ビット版が必要です。 5.4 JWAVE デモの起動 Web ブラウザを立ち上げ、以下のアドレスを入力すると、デモ画面が表示されま す。メニューをマウスでクリックすると、デモプログラムが実行されます。 WAVEデモ アドレス http://localhost:6580/jwave_demos/ index.html 5.5 JWAVE マネージャの終了 JWAVE マネージャは、以下の手順で終了できます。 ① ターミナルを起動 ② cd コマンドで以下のディレクトリに移動する。 cd <maindir>/jwave-3_5/bin ③ JWAVE マネージャを終了 ./manager shutdown 15 6. 日本語環境の設定 弊社ホームページから日本語環境設定パックをダウンロードして使用することによっ て、PV-WAVEのグラフ内で日本語を使用することができます。 ダウンロード先:http://www.roguewave.jp/tech/documentation.html#pv 以下の手順に従って日本語環境を設定してください。 PV-WAVEで日本語を使用する必要がない場合は、この章の作業は行う必要がありませ ん。 尚、日本語環境の設定はLinuxはKDE、SolarisはCDEでのみ動作の確認を行っていま す。 ※ 日本語環境設定パックで用意されている文字コードは、EUC、 SJIS 及び UTF-8 です。RHEL6 は EUC/S-JIS をサポートして いません。Linux で日本語環境設定パックを使用して日本語化 を行う場合は、UTF-8 をご利用ください。 ※ PV-WAVE9.5 の日本語環境設定パックでは、デモギャラリ、 Navigator 、 JWAVE デモ の日 本語 化 を 行 って い ま し たが 、 PV-WAVE10.1 用日本語環境設定パックではこれらの設定は行 いません。 ※ 次の手順で日本語環境設定パックのインストールシェルの実行して下さい。 1) 任意のディレクトリ上で、ダウンロードした日本語環境設定パックの tar ファイ ルを展開して下さい。 tar 2) japanese-unix.tar tar ファイルを展開したディレクトリ内に移動します。 cd 3) xvf japanese_unix 日本語環境設定パックをインストールするシェルスクリプト”japanese.csh”を 実行します。シェルスクリプトの実行方法は次のとおりです。 ./japanese.csh PV-WAVE インストールディレクトリ名 日本語コード 例えば、”/home/RW”に PV-WAVE がインストールされていて、日本語コ ードが EUC の場合は、以下の様になります。 ./japanese.csh /home/RW euc ※ 注 1)日本語コードは、”euc”,“sjis”又は “utf” のいずれかです。 シェルスクリプト実行前に、インストールマシンの日本語設定をご 確認ください。 16 注 2)RHEL6では、UTF 以外の日本語コードをサポートしていま ※ せん。”utf” をご利用ください。 注 3)PV-WAVE のインストールディレクトリ名及び日本語コード ※ 名を間違えると、次の様なエラーメッセージが表示されます。正し いインストールディレクトリ名及び日本語コード名を指定して再度 実行してください。 .......... Error : Try again. "***** Please enter 'japanese.csh' command with 2 arguments: ******" [Usage]: japanese.csh <PV-WAVE Install Directory path> <Japanese code> (Japanese character code = euc or sjis or utf) [Example] : ./japanese.csh 4) /export/home/pv10 euc.......... 以下のメッセージが出力され、日本語環境設定パックが終了します。 “PV-WAVEの日本語化(<日本語文字コード>)が終了しました。” <日本語文字コード>: S-JIS, EUC 又は UTF-8 5) zip ファイルと展開したディレクトリを削除して下さい。 cd .. rm -r 6.1 japanese_unix* 日本語化の確認 PV-WAVE を立ち上げて、次のコマンドを実行してください。日本語のテスト表 示が始まります。 WAVE> @jcheck ※ 注)PV-WAVE が立ち上がらない場合は、4.PV-WAVE 起動テ スト に戻ってご確認ください。 17 更に、次の 3 ウインドウが表示されます。各ウインドウ内のグラフやボタンス ライダー等のラベルに日本語が表示されている事を確認してください。 最後に表示された GUI アプリケーションの下段にある“このパネルを閉じま す”ボタンを押してアプリケーションを終了してください。最後に、PV-WAVE の ウインドウに“PV-WAVE10.1 日本語表示確認 終了”と表示されれば、確認作 業は終了です。 18 もし、グラフや GUI アプリケーション内部の日本語が正常に表示されない場合 は次の”6.4 日本語フォントの設定” をお試しください。 6.2 日本語フォントの設定 PV-WAVE の表示ウインドウや Widget 上で日本語が正しく表示されなかった 場合は、以下の作業を行って適正な日本語フォントを設定してください。 1) ユーザのホームディレクトリの.Xdefaults ファイルに、次の1行を追加してください (フォント名はそのマシンで使用可能な日本語フォントを指定して下さ い)。 .Xdefaults ファイルがない場合は、次の1行だけでファイルを作成してくだ さい。 例: *fontList: *-fixed-medium-r-normal--14*: ここで指定する日本語フォントの最後には、必ずコロン(:) をつけて下さ い。 .Xdefaults を変更後、ログオフし再度ログオンしてください。 ※ 注 1) 使用可能なフォントは、UNIX の xlsfonts コマンド、また は PV-WAVE コマンド Device, /List_Fonts で確認できます。 ※ 注 2) 各 OS 上で表示を確認済の日本語フォントは次のとおりで す。 *-fixed-medium-r-normal--14* 2) HP/DEC,AIX, Red Hat -dt-mincho-bold-i-normal--* Solaris --mincho-medium-r-normal--14* IRIX X11 用日本語フォントを設定 .Xdefaults を設定しても X window に正常に日本語が表示できない場合は、 <maindir>/wave/xres/japanese-<code>/kernel/graphics_x.ads ファイル を エ デ ィ タ で 開 き 、 ”X11_default_font” 行 に 書 か れ て い る フ ォ ン ト を、.Xdefaults のフォントと同じフォントに変更して下さい。このファイルのフォ ントの指定の最後にはコロン(:) をつけないで下さい。 ※ 注 3)デモを実行すると、!p.font が –1 になります。すなわち、 ソフトウェアフォントの設定となり日本語表示が出来ません。また、 デモを実行した後は、Navigator の実行ができません。デモを 実行した場合は一度、WAVE を終了して下さい。 19 上記 1)2)の変更を行った後も、日本語が正しく表示されない場合は、ご使 用のシステムのウインドウマネージャをご確認ください。PV-WAVE10.1 の対応 環境及び詳細情報は” PV-WAVE イ ンストールディレク トリ/wave/“にある PVWAVE101_Release_Note.pdf の ” OPERATION SYSTEM LEVELS“以下をご参照ください。 7. PV-WAVE 最新情報 FAQ、修正パッチなどの PV-WAVE の最新情報は次のページをご参照ください。 FAQ:http://www.roguewave.jp/FAQ/FAQ_Release/index.html 日本語ドキュメンテーション: http://www.roguewave.jp/tech/documentation.html#pv 英語ドキュメンテーション・パッチほか http://www.roguewave.com/support/product-documentation/pv-wave.aspx 20 8. PV-WAVE 製品に関するお問合せ 本インストールガイドに関するご質問及び PV-WAVE ファミリ製品のインストー ルトラブルや技術的なご質問は下記ウェブページで受け付けております。また、 E-mail または FAX でのご質問も受け付けております。 [技術サポートフォーム] http://www.roguewave.jp/forms/tech_sprt_request.html [お問い合わせ先] ローグウェーブ ソフトウェア ジャパン㈱ カスタマーサポートセンター E-mail [email protected] FAX [受付時間] (03)5211-7769 年末年始(12/30 - 1/3)、祝祭日及び、弊社設立記念日(7 月 第 2 月曜日)を除く 月曜日~金曜日 10:00 - 17:00 尚、ご質問いただく際は、次の情報をお送りいただきますようよろしくお願いいた します。 [お知らせ頂く内容] ・ライセンス番号 ・所属機関、部署 ・ご担当者名 ・ご連絡先:E-mail、電話番号 ・お問い合わせの、トラブルの内容 21 付録:PV-WAVE の使用状況のモニタリング PV-WAVE10.1 には PV-WAVE のユーザセッションのログを記録する機能が 組み込まれており、ログは後から分析できます。ログの作成と分析の方法は次の とおりです。 1) 環境変数の設定によってログの記録を指定します。 モニタリングの制御用の環境変数を設定します。 PVWAVE_LOG_LM : 1 を設定。0 の時はログを作製しない。 PVWAVE_LM_LOGFILE : ログファイルのフルパスを指定。 指定例: export PVWAVE_LOG_LM=1 export PVWAVE_LM_LOGFILE=/home/PVW101/PV101.log PV-WAVE の ロ グ は 、 環 境 変 数 PVWAVE_LOG_LM が 1 の 時 、 PV-WAVE の実行が終了する毎に環境変数 PVWAVE_LM_LOGFILE に指定されたファイルにバイナリ形式で出力されます。出力されるレコード は1実行につき 18 バイトです。 2) ログがある程度採取された状態で PV-WAVE 上で次のコマンドを実行して 下さい。 CD, ‘ログファイルの存在するフォルダ’ WAVEUSAGE, GETENV(‘PVWAVE_LM_LOGFILE’) ログと同じフォルダに PV-WAVE の使用状況をモニタしたグラフが2種類の jpg ファイルに出力されます。 PV-WAVE-ログ開始年月-ログ終了年月.jpg : 通常の実行ログ PV-WAVErt-ログ開始年月-ログ終了年月.jpg : ランタイムの実行ログ ※(注1) WAVEUSAGE コマンドは、上記のように必ずログファイルがあるフ ォルダ上で行なって下さい。 ※(注2) フローティングライセンスの場合は、各端末上でそれぞれログを採取し、 モニタリングする際にはそれらを一つのマシンに移し、cat コマンドで一ファ イルにまとめてから WAVEUSAGE を行なって下さい。 22 cat コマンド例: COPY /b *.log out.file (拡張子.log の全てのファイルが out.file に出力される。) ※(注3) モニタリングの詳しい仕組みについては、インストール時の PV-WAVE ダ ウンロードサイト中の、『PV-WAVE 10.1 Installation Guide』 23 ペー ジをご参照ください。また、このドキュメントは弊社英語ホームページから ご参照いただくことも可能です(PV-WAVE の日本語ドキュメントページ http://www.roguewave.jp/tech/documentation.html#pv の、「上記以 外のドキュメンテーションは本社のサイトでご確認下さい」を選択して下さ い) <モニタリンググラフの出力例> 以上 23
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