内視鏡用超音波観測装置仕様書公立大学法人和歌山県立医科大学１．調達物品の構成内訳と必要な仕様機器名：内視鏡用超音波観測装置 (内訳) １．内視鏡用超音波観測装置２．上部消化管汎用ビデオスコープ３．内視鏡用送水装置一式 1台 1台 1台２．その他必要条件１．障害支援体制２．設置条件３．その他３．入札機器のうち医療用具に関しては、薬事法の承認を得た物品であること。 1．調達物品の構成内容と必要な仕様１－１内視鏡用超音波観測装置 1－1－1 超音波走査方式はメカニカル走査、電子走査が対応であること。 1－1－2 超音波が生体内組織を伝搬する際に発生する高調波成分を利用して画像化が出来ること。 1－1－3 断層画像を見ながら目的とする部位に照準を合わせ、血流速度などの血管情報を表示できること。 1－1－4 血流の強度情報や、血流の方向をカラーで表示し、近接の微細血管を見えやすく出来ること。 1－1－5 メカニカル走査機能において、メカニカルラジアル走査型超音波スコープ、超音波プローブと互換性があること。 1－1－6 メカニカル走査機能において、表示レンジは 2、3、4、6、9、12 ㎝であること。 1－1－７メカニカル走査機能において、画像の回転、超音波画像の左右反転表示が可能であること。 1－1－8 メカニカル走査機能において、シネメモリは最大 160 フレームまで保存可能であること。また、シネレビュー機能を搭載していること。 1－1－9 メカニカル走査機能において、3D 表示、MPR 表示が可能であること。 1－1－10 メカニカル走査機能において、距離、面積、周囲長で計測が可能であること。 1－1－11 電子走査機能において、ラジアル走査、コンベックス走査が対応であること。 1－1－12 電子走査機能において、電子ラジアル走査型超音波スコープ、電子コンベックス走査型超音波スコープと互換性があること。 1－1－13 電子走査機能において、表示レンジは 2、3、4、5、6、7、8、9、12 ㎝であること。 1－1－14 電子走査機能において、表示範囲はラジアル走査時では全円、下半円、上半円表示、スクロール、コンベックス走査時では、表示範囲の切替えが可能であること。 1－1－15 電子走査機能において、シネメモリは 600 フレーム以上保存可能（条件による）であること。また、シネレビュー機能を搭載していること。 1－1－16 電子走査機能において、距離、面積、周囲長、PW 計測が可能であること。 1－1－17 静止画像記録のデータ方式は Bmp、Jpeg、3dv であること。 1－1－18 現在保有の内視鏡システム(ｵﾘﾝﾊﾟｽ社製内視鏡ｼｽﾃﾑ(CV-290 と CLV-290) と連携できること。１－２上部消化管汎用ビデオスコープ 1－2－1 現在保有のビデオシステムセンター、高輝度光源装置との接続が可能であること。 1－2－2 先端部外径は 9.9 ㎜以下、軟性部外径 9.6 ㎜以下であること。 1－2－3 先端湾曲操作上下左右４方向アングルを有し、上方向 210°以上、下方向 90°以上、左右方向各 100°以上の湾曲角を有すること。 1－2－4 吸引及び処置を行う為の 2.8 ㎜以上の鉗子チャンネルを有すること。 1－2－5 ハイビジョン以上の高画像を有すること。 1－2－6 通常観察と拡大観察の機能を有すること。 1－2－7 観察性能は電子スコープであること。 1－2－8 前方直視の視野方向であること。 1－2－9 通常観察視野角 140°、拡大観察視野角 95°を有すること。 1－2－10 撮像素子が単板白黒 CCD(面順次方式)であること。 1－2－11 対物レンズ面の洗浄や水切れを速やかに行う為に、先端レンズ周辺がテーパー構造を有していること。 1－2－12 スコープ全長は 1350 ㎜以下、有効長 1030 ㎜以上であること。 1－2－13 フリーズ、レリーズ、プリンタ、VTR 等の機能が４つ以上のリモートスイッチに割付可能であること。 1－2－14 観察深度が通常観察時 7～100 ㎜、拡大観察時 1.5～3 ㎜を確保していること。 1－2－15 スコープ本体が完全防水構造であること。 1－2－16 高周波を利用しての内視鏡的処置をおこなうための高周波漏洩電流対策がとられていること。１－３内視鏡送水装置 1－3－1 送水量１分あたり 700ml 程度の流量があること 1－3－2 フットペダルを使用して送水操作すること。 1－3－3 本体重量が３㎏未満であること。 1－3－4 標準仕様として逆支弁一体型の接続チューブを使用していること。 1－3－5 送水タンクの容量は４Ｌ以上有すること。２．その他必要条件２－１障害支援体制 2－1－1 本システムに障害が発生した場合、復旧のための迅速な対応が行えること。 2－1－2 修理、メンテナンスは国内での対応が可能であること。 2－1－3 サービスエンジニア体制が整っていること。２－２設置条件 2－2－1 設置の管理者、運用者に技術指導を行うこと。 2－2－2 納入期限は平成２７年３月３１日(火)までとする。 2－2－3 納入場所は和歌山県立医科大学附属病院東棟２階中央内視鏡部とする。 2－2－4 納入機器は最新機、新造、未使用のものであること。 2－2－5 指定納入場所への設置に関する搬入、据付、配線、調整等については契約金額内で施工すること。２－３その他 2－3－1 日本語の操作マニュアルを提供すること。 2－3－2 品質保証期間は納入日から１年間とする。 2－3－3 適合参考物品品名：内視鏡用超音波観測装置 EU-ME2 上部消化管汎用ビデオスコープ GIF-HQ290 ウォータープリーズ AW-WP-1 メーカー：オリンパスメディカルシステムズ株式会社フォルテグロウメディカル株式会社 2－3－4 同等品は可とする。ただし適合参考物品以外で応札する場合は、平成２６年１２月２４日 (水)までに公立大学法人和歌山県立医科大学事務局経理課あて同等品であることを証明する書類(カタログ等を含む)を提出し、平成２７年１月６日(火)までにその承認を得ること。この場合において、適合参考物品以外の物品については規格等の各項目についてその性能・機能等を充分明らかにするものとしなければならない。 2－3－5 仕様書に関する質問がある場合は、平成２６年１２月２４日(水)までに下記へ書面により行うこと。公立大学法人和歌山県立医科大学事務局経理課郵便番号 641-8510 和歌山市紀三井寺８１１－１ TEL 073-441-0721 FAX 073-441-0506