平成26年12月発行 農業委員会だより17号;pdf

平成26 年(2014年 )12月
農業委員会だより
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西東京市民まつり
月8日︵土︶・9日︵日︶
の両日、
第 回西東京市民まつりが、いこい
の森公園で盛大に開催されました。
天気予報では、2日目は雨の予報
でしたが、午前中に一時、雨が降った
ものの、その後天気が持ち直し、2日
間で 万9千人の来場がありました。
農 業 部 門では、毎 年 恒 例の品 評
会が開催され、農業者が丹精込めて
生産した642点の農産物が出品さ
れました。
今年は、夏の猛暑で農産物がとて
も育てにくく、また、秋に入ると台風
が続き、野菜などの根が折れはしな
いかと、農業者にとっては、大変な苦
労の連続でした。
そのような中でも、
農業者の生産に向けた努力により、
とても素晴らしい農産物がそろいま
した。
また、毎年恒例の野菜で作られた
宝船も展示され、来場者の注目を集
めていました。
9日の午後に行われた
宝分けは、大変な人気で、品評会に
出品した農産物の販売とともに、多
くの市民に市内産農産物をPRする
機会となりました。
★ ★
品評会の主な受賞者は、次の方々
です
︵敬称略︶
。
野菜部門
東京都知事賞
ブロッコリー 大谷 勝
東京都産業労働局長賞
大根 下田 茂昭
東京都農業振興事務所長賞
柿 都築 俊
西東京市長賞
キャベツ 本橋 和利
西東京市議会議長賞
大根 河合 芳治
西東京市農業委員会会長賞
ブロッコリー 海老澤孫次
植木部門
東京都知事賞
ヤマボウシ 岡部 光一
東京都産業労働局長賞
アセビ
︵赤花︶
野口 秀晶
東京都農業振興事務所長賞
葉ボタン
︵丸葉︶
本橋 保昭
西東京市長賞
ブルーエンジェル 土方 功
西東京市議会議長賞
常緑ヤマボウシ 栗島 博
西東京市農業委員会会長賞
オリーブ 櫻井 清一
−1−
住 所:西東京市中町1−5−1
TEL:042−438−4044(直通)
編集:発行 西東京市農業委員会
(保谷庁舎)
第17号
西東京市の風と緑∼
西東京市農産物キャラクター
「めぐみちゃん」
ムにより、緑と職人の技を楽しん
でいただきました。
ま た、フ ァ ー ム カ ー も 登 場 し、
﹁もっと身近に!市内農業講座﹂と
題し、市内の植木の圃場等を紹介
するビデオを上映しました。
親子で野菜づくりに
チャレンジ
今年は、種まきの後、二度の台風
に襲われ、生育が心配されました。
その都度、農業委員が手入れをさ
れ、たくさんのかぶ、大根が育ち、
親子での収穫を体験することがで
きました。
農業委員からは、作付けから収
穫に至るまで、畑で行ってきた作
業の内容や野菜の生育の経過、ま
た収穫した野菜の特長や調理法な
どの話があり、参加者の皆さんに
西東京市の農業を理解していただ
く機会となりました。
−2−
農業施策に関する
建議について
月6日︵木︶に村田会長、農業
委 員 名 が 出 席 し、農 業 施 策 に 関
する 建 議 書 を 市 長 に 提 出 し ま し た 。
今 回 の 建 議 で は、厳 し い 経 済・
社会情勢に対応できる農業の実現
に 向 け、農 業 振 興 に 関 す る 多 様 な
取 り 組 み の 推 進、農 地 保 全 を 目 的
と し た 農 地 の 有 効 利 用 促 進、及 び
都市農業における農業委員会組織
の 役 割 重 視 の 観 点 か ら、①市 内 農
業に対する市民等の理解を深める
取 組 の 推 進、②農 産 物 の 販 路 拡 大
の 支 援、③各 種 補 助 制 度 に 係 る 効
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9月6日︵土︶に種まき、 月1
日︵土︶に収穫の日程で、農のアカ
デミー体験実習農園において、市
が主催する﹁親子で野菜づくりに
チャレンジ﹂
が、3名の農業委員が
協 力 す る 中 で 行 わ れ ま し た。 組
人の親子が参加し、市の農業の
話を聞いた後、野菜の栽培方法の
説明を受け、実際に種蒔きや収穫
の作業を行いました。
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果の検証
及び新た
な補助の
検討、④
生産緑地
の再指定
等 、⑤ 農
業委員会
の制度見
直 し に 係 る 対 応、⑥農 業 委 員 会 活
動の周知の支援の6項目の内容を
盛り込んでおります。
建議書を提出した後、
市長から、
建議内容に関する取組に向けた考
えを伺い、その後、
懇談の時間をい
ただきました。この中で、
農業委員
からは、現在政府が進めている農
業改革に関する課題、制度改正が
見込まれる農業委員会組織の運営
に対する考え方、市の農業振興施
策に対する要望など活発な意見が
出されました。
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緑のアカデミー
月 日︵土︶、向台町二丁目の
向台公園で、田無緑化組合の協力
により、緑のアカデミーが開催さ
れました。
2 0 0 人 の 市 民 が 参 加 し、
①植
木﹁プロの技﹂植木の植栽の実演、
②市 内 で 育 っ た 苗 木 を 活 用 し た 樹
木 ア レ ン ジ メ ン ト 教 室、
③グ リ ー
ン・プロ講習会といったプログラ
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11
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ドレッシング
適量
③ドレッシングをかける。
②もいだ枝豆と
市内産夏野菜カレーで旬づくし
また、給食に使用するだけなく、
とうもろこしの皮むきや枝豆のさ
やとりなどの体験活動、農地を訪
問してのお手伝いや収穫体験、生
活科のゲストティーチャー等、教
科活動にも多く協力していただい
ています。
青果店から購入するものと違
い、収穫の遅れなどで予定献立ど
おりに納品されないこともありま
すが、数㎞圏内で収穫され、すぐに
届けられる野菜や果物の新鮮なお
い し さ は 格 別 で す。子 供 た ち が 農
業を身近に感じ、地域の産業に誇
りをもてるよう、これからもおい
しい地場農産物を給食で紹介して
いきたいと思います。
西東京市立小学校教育研究会学校給食部 作成
(保護者にも、地場農産物のおいしさを啓発しています)
−3−
新規就農者の声
ぶたキャベ
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学校給食での
地場農産物の活用
西東京市立小学校栄養士会
市内の小中学校の給食では、児
童・生徒に地産地消の良さを伝え
るために、地場農産物を積極的に
使 用 し て い ま す。こ の 取 組 は 昭 和
年頃から始まり、現在ご協力い
ただいている農家の数は 件です
︵市教育委員会への登録数︶
。
年間をとおして収穫される小松
菜などの葉菜や、枝豆、里芋などの
季節野菜の他、梨やぶどう、キウイ
フルーツなどの果物も献立に取り
入れ、季節がめぐることで味わえ
るおいしさを、給食をとおして伝
えています。
1/2株
①枝豆のさやもぎ体験(碧山小)
③大根抜き体験
(田無小)
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♪市内産野菜を使った簡単朝食レシピ♪
受賞
おめでとうございます
■ 下田 峰文
私の家は、先祖代々農家をやっ
ております。今回私は、農業を継承
するにあたり、昔ながらのやり方
を取り入れながらも、現代の、特に
東京という立地を生かした営農を
行 っ て い き た い と 考 え て い ま す。
西東京市を含む都市型農業は、多
品 種 少 量 生 産 と い う 特 徴 も あ り、
自分なりの作物の作り方等を積極
的に試みることができるのではな
いかと思っております。
そして、就
農する中で地域や現代農業に少し
でも貢献できればと思っておりま
す。
■ 安田 弘貴
この度、新しく農業に就きまし
た。大 学 卒 業 後、会 社 員 と し て 働
き、結 婚 を 機 に 妻 と 共 に 農 業 を 継
ぐことになりました。
実家の近くにも畑があり、環境
には慣れていますが、知らないこ
とばかりで覚える事が多く大変で
す。し か し、今 は 何 も わ か ら な い
分、新 し い こ と づ く し な の で 農 業
も面白いと感じています。
今後は、ノウハウが分かってき
たら、色んな作物に挑戦したり農
産物でこの市を活性化できればと
考えています。
えのき
下田 峰文 様
保谷町五丁目
安田 弘貴 様
西原町二丁目
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1カップ
②軽くラップをかけて、
ゆで野
菜モードでレンジにかける。
もやし
1/2カット
2枚
① キャベツ・もやし・えのきの
半量を容器に入れ、豚肉を並
べ、残りの野菜を上に乗せる。
2∼4枚
キャベツ
ざく切り
豚肉薄切り
作り方
分量
(2人分) 切り方
材料
平成 年度東京都農林水産振興
財団新規就業奨励事業奨励賞の賞
状伝達式が、去る 月6日︵木︶、市
役 所 田 無 庁 舎 に て 行 わ れ ま し た。
本 市 で は、平 成 年 度 中 に 新 た に
農業に新規就業された二人の方
が、受賞されました。
当日は、村田会長、保谷会長職務
代 理 が 同 席 す る 中、市 長 か ら 賞 状
及 び 記 念 品 が 手 渡 さ れ ま し た。続
いて、市長からは、若いお二人に、
農 業 の 振 興・発 展 の た め、大 い に
活躍を期待している旨の激励をい
ただ き ま し た 。
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実施いたしました。
班分けを行い、班の分担地区の
農地を農業委員会で作成した肥培
管理基準に基づいて、公正な観点
で調査しました。
日頃より、丁寧な肥培管理を行
っている様子がうかがえる農地が
大半を占める中、一部ではありま
すが、肥培管理上、課題のある農地
も見受けられました。
農業者の皆様には、事前調査の
段階から当日までご協力いただき
あ り が と う ご ざ い ま し た。農 業 委
員会では、引き続き、農地の適切な
利用に対する助言・指導を行って
まいりますので、ご理解とご協力
をお願いいたします
集
後
記
するお店では、店内に出荷先の農
業者の方の情報を表示しています。
市 内 で 農 業 を 営 む 方 で あ れ ば、
どなたでも本事業に参加すること
ができます。﹁もっと多くの市民の
方に、私たちが作った農産物を食
べてもらいたい!﹂﹁飲食店の人た
ちとメニューを開発したい!﹂﹁西
東 京 市 の 農 業 を 盛 り 上 げ た い!﹂
﹁西 東 京 市 の 魅 力 づ く り に 協 力 し
たい!﹂
とお考えの方は、ぜひお問
い合わせください。
問 い 合 わ せ 先 ﹁め ぐ み ち ゃ ん メ
ニュー事業﹂
事務局
︵委託先 株式
会社マインドシェア内︶電話03
︵6823︶1234 ︵受付時間
月・水・金午前 時∼午後5時︶
専用ホームページ たっぷり畑の
恵み∼西東京市農のあるまちサイ
ト
編
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農業委員会だより第 号を
お 届 け い た し ま す 。い か が で
し た か 。皆 様 方 の ご 愛 読 を 心
からお願いします。
寒い日が続きますが、皆様、
お 体 に 気 を つ け て 、よ い お 年
をお迎えください。
編集委員一同
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めぐみちゃんメニュー事業
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−4−
農地の適正な管理について
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ュー事業の参加農
めぐみちゃんメニューフェスタで
業者及び商工業者
︻ちびっこファーマー&シェフ
’sキッチン︼
が出店し、それぞ
︻西東京マルシェ︼を開催しました。
れが生産している
農産物や加工品を販売しました。
先着 人を対象に、西東京市農
産物キャラクター﹁めぐみちゃん﹂
がデザインされたエコバッグを配
布しました。また、当日出店がで
きなかった参加事業者から提供さ
れた、メニュー紹介チラシをめぐ
みちゃんメニュー食べ歩きマップ
と共に配布し、事業をPRする機
会となりました。
市では、7月 日︵日︶、︻ちび
っ こ フ ァ ー マ ー&シ ェ フ s キ ッ
チン ︼ を 開 催 し ま し た 。 公 募 に よ
り募 集 し た 親 子 組 人 が 、 市 内
農業 者 の 畑 を 訪 問 、 農 産 物 を 収 穫 、
その 農 産 物 を 使 っ て 調 理 す る 体 験
をし ま し た 。 畑 で は 、 農 業 者 の 方
から 農 産 物 の 説 明 等 を 受 け な が ら 、
収穫 を 体 験 し ま し た 。 ま た 、 調 理
では 、 講 師 と し て め ぐ み ち ゃ ん メ
ニュ ー 提 供 店 の 方 を お 招 き し 、 参
加者 自 身 が 収 穫 し た 採 れ た て の 野
菜や ハ ー ブ を 使 っ て 、 調 理 方 法 の
指導 を 受 け な が ら ピ ザ を 作 り ま し
た。
また、同日︻西東京マルシェ︼を、
JA 東 京 み ら い 田 無 支 店 の 敷 地 で
開催 し ま し た 。 め ぐ み ち ゃ ん メ ニ
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農地は、農地法により、権利を有
す る 方 が、農 業 上 の 適 正 か つ 効 率
的な利用を確保しなければならな
い旨が定められています。
管理状況の不良は、周辺農地に
悪影響を及ぼすばかりでなく、他
の農業者や市内農業に対する不信
や誤解を招く恐れがあります。
農業者の皆様には、農地法の趣
旨 に 則 っ て、適 正 な 管 理 を 行 っ て
いただきますようお願い申し上げ
ます。
市では、市内産農産物を必ず1
品以上使用した飲食物︵加工品・
土産物などを含む。
︶を飲食店など
の協力を得てメニュー化し、消費
者などへ提供することにより農業
振興を図るとともに、地域経済の
活 性 化 を 促 進 す る こ と を 目 的 に、
昨年度に引き続き﹁めぐみちゃん
メニュー事業﹂
を実施しています。
月末現在、 の商工業者に対
し、 のめぐみちゃんメニューを
認定、 の農業者が参加されてお
ります。
めぐみちゃんメニューを提供
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農地利用状況調査
22
67
50
月 日︵水︶から 月 日︵金︶
の 3 日 間 で、農 地 法 に 基 づ く 農 地
利用状況調査︵農地パトロール︶を
10
27
10
20