学校 だより 平成26年度 4月号 防府市立右田小学校 入学・進級、おめでとうございます。いよいよ平成26年度のスタートです。551人の子どもたち一 人ひとりの夢の実現に向けて、全教職員が心を一つにして、有意義な毎日を過ごしたいと思います。 学校教育目標は、昨年度と同様ですが、「体験活動を通して」から「アドベンチャーを通して」に 変えました。アドベンチャーとは、「迎える」「出現する」の語源から、「新しさにチャレンジ」することの意 味でとらえています。新しい人間関係、新しい知識や敬虔など、子どもたちにとっては、毎日がアドベ ンチャーです。アドベンチャーというと、苦しさや険しさというイメージをもちがちですが、決してそうでは なく、むしろわくわくするものです。このアドベンチャーの視点をもつことは、まさに「心の教育」を進めて いくということです。心が育てば、学びが高まると考えています。 また、私たち大人が、「Being」=「直接的に問うのではなく、相手の気持ちや考えを引き出すこ と」や「Processing」=「学びの過程で輝いている瞬間を見逃さないこと」の2つの視点で子どもに かかわることができれば、子どもたちは、きっと「自己決定」「自己責任」をもつはずです。大人が一方 的に教えることよりも、自分で考え、結論を出していく子どもを育てたいものです。そして、言葉による表 現をもっと大切にした右田小学校の教育を進めてまいります。 この教育手法を実現していくためには、保護者、地域の皆様との連携が不可欠です。今年度も、 どうぞよろしくお願いします。 学校教育目標 強い心をもった子どもを育てる ~アドベンチャーを通して~ 本年度の努力点 (1) 小学校期に身につけるべきことを保障し、言葉の力を高めます。 (2) 月1回、AFPYなどの体験的な人間関係スキルを道徳の授業として行います。 (3) 運動場の使用制限を見越した計画的な体力つくりの工夫と実践を図ります。 (4) 家庭との連携で、基本的な生活習慣の定着と健康の増進を図ります。 (5) 校舎建築を契機に、愛校心を育む教育活動を展開します。 (6) 授業公開、学校評価、授業評価、情報発信等を促進し、コミュニティ・ス クールとして、保護者や地域に信頼された学校づくりに努めます。 教 担任等 校 長 教 頭 教 務 1年 1組 1年 2組 1年 3組 2年 1組 2年 2組 2年 3組 3年 1組 3年 2組 3年 3組 4年 1組 4年 2組 4年 3組 職 員 氏 名 和田 康夫 隅廣 敬三 城島 史朗 貞平 理恵 吉村 葉子 戸坂 純子 橋本 圭子 兼氏 早苗 松原 紀子 井上 幸子 桒原かおり 鳥野 泰史 河村 正則 西尾 有希 山本 綾子 5年 1組 5年 2組 5年 3組 6年 1組 6年 2組 6年 3組 なかよし わ か ば 大谷 祐哉 和田佐和子 馬屋原 真 中村 匠吾 原田 敏美 長冨 健 藤原 祐子 福本 景子 一 覧 担任等 生徒指導 教育相談 少 人 数 学習支援 養 護 事 務 栄 養 士 学校支援員 学校支援員 学校支援員 学校支援員 学校支援員 校務事務 校務事務 氏 名 阿部 希義 福田千恵子 杉山 尚美 末廣小百合 宮川 由紀 岩崎 美和 村田 真弓 西村 宏実 山近久仁子 磯金 直子 安仲由美子 種田 千秋 内田 純行 西岡 映徹 児 童 数 学年 男子 人 女子 計 1年 37 52 89 2年 42 57 99 3年 45 42 87 4年 50 50 100 5年 40 39 79 6年 40 51 91 特支 5 1 6 合計 259 292 551 スクールカウンセラー A L T 岡本博子先生 マリア先生 プレハブ 主な教室の配置 2階 4の2 1階 4の1 4階 5の3 6の3 6の2 視聴覚室 6の1 3階 5の1 5の2 3の2 3の3 理科室 2階 2の1 2の2 2の3 3の1 図書室 1階 4の3 1の1 1の2 1の3 なかよし わかば 防府市教育委員会内の教育相談電話・教育相談のご案内 相談員は、「生活安心相談員」です。 相談内容は、「子育てやいじめ・不登校など学校教育に関すること」です。 相談時間は、電話相談(24時間)、来所相談(8:15~17:00)です。 電話番号 □23-1135 □フリーダイヤル 0120-078-357(携帯からはつながりません) お世話になります! 平成26年度の人事異動で、新しく11人の転入 教職員がありました。よろしくお願いします。 ○西尾有希教諭(秋月小から) 子どもたち一人ひとりが自分の良さを生か しながら活躍できるように、子どもたちに寄 り添った支援をしていきたいと思います。 ○隅廣敬三教頭(牟礼小から) 保護者や地域と学校とのパイプ役として、 よりよい協力関係がつくれるように、誠意を もって行動していきます。 ○中村匠吾教諭(安下庄小から) 若さと元気と笑顔で子どもたちと共に成長 していきたいと思います。 ○福田千恵子教諭(牟礼小から) 一生懸命な姿は、とてもかっこいいもので す。あらゆる場面で子どもたちの一生懸命さ を応援していきます! ○鳥野泰史教諭(新規採用) 右田小学校のこと、右田地区のことなど、 まだまだわからないことだらけですが、右田 のために一生懸命精進していきたいと思いま す。 ○貞平理恵教諭(牟礼南小から) 自然が大好きなので、右田ヶ岳を見ながら の通勤がとてもうれしいです。「笑顔」と「な んでも楽しむ心」を大切にがんばります。 ○兼氏早苗教諭(新田小から) 山があって川があって・・・豊かな自然の中 で、気持ちよく過ごせそうです。時々、新幹 線が通るのも見えて素敵な気分です。 ○馬屋原 真教諭(花岡小から) 見た目はちょっと老けてはおりますが、ま だまだ若手の30代です。(気持ちは20代で す!)やる気と声の大きさだけには自信があ ります。 ○種田千秋学校支援員 7年前まで警察官をしていました。若い頃 は、白バイにも乗っていました。これまでの 経験を生かし、防犯や交通安全のことでも頑 張りたいと思います。 ○戸坂純子教諭(華城小から) 出会いを大切に、いつもきらきらした笑顔 を大切にがんばります。 ○安仲由美子学校支援員 子どもたちの明るい笑顔がたくさん見られ るようにお手伝いできたらと思っています。 ピカピカの1年生 4月9日(水)に、91人の新 一年生を迎えて、入学式を行いま した。 緊張した顔でしたが、6年生の 代表による、「学校の楽しい行事で は、友だちや先生と仲良くできる チャンスです。頼りがいのある上級生なので、安心してください。キラキラした学校 生活を送ってください」などのことばを真剣に聴いていました。 また、全員で「一年生になったら」を6年生による踊りつきで合唱し、晴れの入学 式をお祝いしました。校長は、「あんぜん」「あいさつ」「ありがとう」の3つのこと ばを紹介しながら、お話ししました。また、今年度から、交通安全協会・見まわり隊 の皆様にも式に参加していただきました。ありがとうございました。 4月16日(水)からは、給食も始まり、少しずつ学校生活に慣れてきた新一年生 です。 ◇ ◇ ◇校 長 の つぶ や き ◇ ◇ ◇ アドベンチャー始動 四 月 三 日 ( 木 )、 本 校 で 最 初 の 職 員会議を開きました。会議をはじ めるに当たり、写真のようにAF PY(アフピー)のアクティビテ ィを全員で楽しみました。 AFPYなどの人間関係づくり プ ロ グ ラ ム は 、自 信 回 復 を 目 指 し 、 仲間とのかかわり合いを通して、 自分自身を見つめ直す教育手法の 一つです。平成二十六年度の学校 教育目標に「アドベンチャー」と いう言葉を使いました。AFPY は、まさにアドベンチャーなので す。また、月一回の道徳の時間を このようなAFPYの教育手法を 使った授業を展開していくことに した以上、まずは、私たち教職員 が楽しみながら、自己のふりかえ りを行ったということです。 このアクティビティは、はじめ に、手を交差しないで自分の手を自分の膝においてするのです が、手を交差して隣の人の膝に手を置くと、ある変化が現れま す。まずは、周りを見る、そして、戸惑っている人に教える人 が出てきます。私たちは、自然と会話が生まれることをこのア クティビティから学んでいるのです。 このように、会話が生まれることで、つながりとは何かを考 え、自分の生活や仕事に置き換えることができたらいいなあと 校 長 和 田 康夫 考えています。 昨年度、一月の参観日に行った「保護者道徳講座」や「教育 講演会」でも、人間関係づくりのアクティビティをしました。 その際にも、子どもに対する自分と重ね合わせて、ふりかえら れた保護者の方がおられました。五年生の宿泊学習でも、同様 の経験を通して、チャレンジすること、仲間のことを考えるこ と、そして、自己肯定感をもつことなどを学んでいます。 こうした右田小学校の教育的風土をさらに進めるために、冒 頭でもふれましたようにAFPYによる道徳授業を進めていき ますし、様々な学校生活の場面で、子どもたちと一緒に体験的 な活動を通した心の教育活動を展開したいと考えています。 新学年でのスタートにあたり、私たちは、ドロシー・ロー・ ノルトさんの「子は親の鏡」を読んで、自分たち大人の姿をも う一度見直し、子どもたちの健やかな学びを確認しました。 けな されて育 つと 、子 ど も は 、人 を けな す よ うにな る と げ と げ し た家 庭 で育 つと 、子 ど も は、乱 暴 にな る 不 安 な 気 持 ち で育 てると 、子 ど も も不 安 にな る 「かわ いそうな 子 だ 」と 言 って育 てると 、子 ど も は み じめ な 気 持 ち にな る 子 ど もを 馬 鹿 にす ると 、引 っ込 み じあ ん な 子 にな る 親 が他 人 を 羨 ん でば かりいると 、子 ど も も人 を 羨 む よ うにな る (以 下 省 略 ) 叱 りつけてばかりいると 、子 ど も は 「自 分 は 悪 い子 な ん だ 」と 思 ってし ま う 励 ま し てあ げれ ば 、子 ど も は、自 信 を 持 つよ うにな る 広 い心 で接 す れ ば、キ レる子 には な ら な い 誉 め てあ げ れば 、子 ど もは 、明 るい子 に育 つ 愛 し てあ げ れば 、子 ど も は、人 を 愛 す ること を 学 ぶ 今年度も、このように「校長のつぶやき」を書きます。よろ しくお願いします。 ◇◇◇校長のつぶやき◇◇◇ アドベンチャー始動 校 長 和田 康夫 4月3日 (木 )、本校で最初の職 員会議を開きました。会議をはじ めるに当たり、写真のようにAF PY(アフピー)のアクティビテ ィを全員で楽しみました。 AFPYなどの人間関係づくり プログラムは、自信回復を目指し、 仲間とのかかわり合いを通して、 自分自身を見つめ直す教育手法の 一つです。平成26年度の学校教育目標に「アドベンチャー」という言葉を使いました。A FPYは、まさにアドベンチャーなのです。また、月一回の道徳の時間をこのようなAFP Yの教育手法を使った授業を展開していくことにした以上、まずは、私たち教職員が楽しみ ながら、自己のふりかえりを行ったということです。 このアクティビティは、はじめに、手を交差しないで自分の手を自分の膝においてするの ですが、手を交差して隣の人の膝に手を置くと、ある変化が現れます。まずは、周りを見る、 そして、戸惑っている人に教える人が出てきます。私たちは、自然と会話が生まれることを このアクティビティから学んでいるのです。 このように、会話が生まれることで、つながりとは何かを考え、自分の生活や仕事に置き 換えることができたらいいなあと考えています。 昨年度、1月の参観日に行った「保護者道徳講座」や「教育講演会」でも、人間関係づく りのアクティビティをしました。その際にも、子どもに対する自分と重ね合わせて、ふりか えられた保護者の方がおられました。五年生の宿泊学習でも、同様の経験を通して、チャレ ンジすること、仲間のことを考えること、そして、自己肯定感をもつことなどを学んでいま す。 こうした右田小学校の教育的風土をさらに進めるために、冒頭でもふれましたようにAF PYによる道徳授業を進めていきますし、様々な学校生活の場面で、子どもたちと一緒に体 験的な活動を通した心の教育活動を展開したいと考えています。 新学年でのスタートにあたり、私たちは、ドロシー・ロー・ノルトさんの「子は親の鏡」 を読んで、自分たち大人の姿をもう一度見直し、子どもたちの健やかな学びを確認しました。 けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる 不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる 「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもはみじめな気持ちになる 子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる 親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる 叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう 励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる 広い心で接すれば、キレる子にはならない 誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ 愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ (以下省略) 今年度も、このように「校長のつぶやき」を書きます。よろしくお願いします。
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