人 と まち 「きずな」 でつなぐ 基本計画 基本政策1 基本政策2 基本政策3 基本政策4 基本政策5 基本政策6 基本政策7 基本政策8 基本政策9 基本政策 10 基本目標Ⅱ. 元気な平生 快適で住みよいまち(防災・安全・環境・都市基盤) 基本政策5. 美しい環境を守るまちづくり 施 策(19) 環境美化・環境保全対策の推進 基本方針 環境美化や保全活動に対する住民一人ひとりの意識の向上と自主的な活動を促進し、身近 な生活環境の美化・保全と地球温暖化対策推進を目指します。 適切な管理が行われていない空き家等が生活環境に深刻な影響を及ぼしています、そこ で、空き家等対策の推進を目指します。 現状と課題 環境美化・保全による住みよさの実感や取組みの満足度は上昇していますが、悪質な不 法投棄件数は増加しています。 苦情のあった空き家の数については、平成27年10月時点で延べ22件であります。 解体を着手した物件もありますが、適正な管理をお願いしても、十分な対応していただい た数はわずかであり、空き家等対策の推進に関する特別措置法に基づいて対応する必要が あります。 指 標 指 標 名 環境の保全と美化による住みよさを実感 できている人の割合 (まちづくりアンケート結果より) 道路の美化に向けた取組みの満足度 (まちづくりアンケート結果より) 大気汚染や水質汚濁、悪臭、騒音などの 公害を防ぐ取組みの満足度 (まちづくりアンケート結果より) 新エネルギーの導入に向けた取組みの満 足度 (まちづくりアンケート結果より) 山林などへの不法投棄をなくす取組みの 満足度 (まちづくりアンケート結果より) 実績値(H26) 指標方向 目標値(H32) 基本政策 63.5% 75% 51.7% 55% 41.5% 55% 55.1% 60% 36.9% 50% 公共施設への太陽光発電導入件数 3件 5件 不法投棄発生件数 (住民からの通報・環境パトロールの発 見による) 7件 5件 11 58 今後の取組み ① 環境美化対策の推進 ◆ 環境パトロールを行い、不法投棄を未然に防止します。 ◆ 環境美化意識・マナー向上のため、広報などによる啓発を行います。 ◆ 道路等に落ちているゴミを拾うなど、身近な環境美化に努めることが望まれます。 ② 環境保全対策の推進 ◆ 公害防止協定締結している企業と連携し、公害防止に務めます。 ◆ 環境問題に関する意識の啓発に務め、空地の雑草繁茂や法律で禁止されている野外 焼却などの迷惑行為の減少に務めます。 ③ 地球温暖化対策の推進 ◆ 県内一斉ノーマイカーデーを実施し、CO2削減に務めます。 ◆ 省資源、省エネルギーに対する意識の啓発に務めます。 ④ 新エネルギーの普及促進 ◆ 公共施設などへ太陽光発電システムなどの新エネルギー(※)利用・導入に務めま す。 ⑤ 空き家等対策の推進 ◆ 適切な管理が行われていない空き家等が防災、衛生、景観などの生活環境に深刻な 影響を及ぼしているため、空き家等対策の推進に務めます。 また、これ以上老朽家屋・廃屋を増やさないためにも、利活用可能な空き家につい ては、売買・賃貸を促すなど、空き家の利活用に向けた取組みを推進します。 具体的には… 環境パトロール、広報などによる啓発、環境調査、ノーマイカーデーの実施、再生可能エ ネルギー等導入推進基金事業、空き家等対策の推進 ※ 用語解説 【新エネルギー】太陽光や風力など、地球上に無限に存在する自然の力を利用して作る地球にやさし いエネルギー。 59 人 と まち 「きずな」 でつなぐ 基本計画 基本目標Ⅱ. 元気な平生 快適で住みよいまち(防災・安全・環境・都市基盤) 基本政策5. 美しい環境を守るまちづくり 基本政策1 施 策(20) 一般廃棄物の適正処理 基本方針 基本政策2 用)、Recycle(リサイクル 基本政策3 一般廃棄物の 3R(Reduce(リデュース 現状と課題 発生・排出抑制)、Reuse(リユース 再使 再生利用))を推進することにより、資源の消費を最小限に し、資源を有効に繰り返し使う社会「循環型社会」を目指します。 基本政策4 ごみの分別収集やごみの減量化については、住民の間で理解が進んでいますが、リサイ クルを推進するため、さらに分別の種類を増やす必要があります。 熊南総合事務組合の一般廃棄物最終処分場の埋め立て用地には限りがありますので、新 たな最終処分場などの検討が必要となります。 基本政策5 指 基本政策6 ごみの分別収集、リサイクルなどごみを 減らすための取組みの満足度 (まちづくりアンケート結果より) 67.8% 75% 町民一人あたりゴミの年間排出量 315 ㎏ 300 ㎏ 標 指 実績値(H26) 標 名 指標方向 基本政策7 基本政策8 基本政策9 基本政策 10 基本政策 小型家電回収ボックス (本庁、大野・曽根・佐賀・中央公民館に設置) 11 60 目標値(H32) 今後の取組み ① ごみの発生抑制と減量化 ◆ ごみの排出量や内容に関する情報を収集し、わかりやすく提供するなどごみの発生 抑制や減量化の啓発に務めます。 ◆ 使用済小型電子機器等の無料回収を実施し、ごみの減量化に務めます。 ◆ 買い物袋を持参するなどごみの減量化に努めることが望まれます。 ② ごみの分別によりリサイクルの促進 ◆ 現在のごみは、燃えるごみ、古紙・古着、ペットボトル、缶・金属、ビン、ガレ キ・ガラス・陶器の6種類に分別しています。今後は、プラスチック系ごみの分別回 収について、周東環境衛生組合の構成団体と検討を行います。 ③ 新たな一般廃棄物最終処分場の検討 ◆ 熊南総合事務組合の一般廃棄物最終処分場の残容量は平成33年までとされていま したが、延命化により平成36年度まで伸ばせる見込みとなりました。しかし、埋め 立て用地には限りがありますので、その後の処分方法や代替施設などの検討を行いま す。 ④ 熊南総合事務組合の第2工場の解体への検討 ◆ 周東環境衛生組合と連携しながら、旧焼却場の解体について検討します。 具体的には… 使用済小型電子機器等の無料回収、プラスチック系ごみの分別回収促進、新たな一般廃棄 物最終処分場などの検討 ※ 用語解説 【3R】Reduce Reuse Recycle。リデュース(廃棄物の発生抑制)、リユース(再使用)、リサイ クル(再生利用、再資源化)の頭文字をとった言葉。 61 人 と まち 「きずな」 でつなぐ 基本計画 基本目標Ⅱ. 元気な平生 快適で住みよいまち(防災・安全・環境・都市基盤) 基本政策 5. 美しい環境を守るまちづくり 基本政策1 施 策(21) 生活排水対策の充実 基本方針 基本政策2 基本政策3 流域関連公共下水道事業については、引き続き、計画的な整備を推進します。 また、流域関連公共下水道事業及び漁業集落環境整備事業による整備が完了した区域は、 水洗化率の向上に努め、下水道事業計画認可区域以外の地域においては、浄化槽の設置を推 進します。 基本政策4 現状と課題 基本政策5 基本政策6 下水道は、快適で衛生的な生活環境を確保し、川や海などの公共用水域の水質保全する など、とても重要な社会基盤です。本町では、平生町流域関連公共下水道により平成26 年度末までに約264ha を整備し、佐賀地区では、漁業集落環境整備事業により平成1 9年度で約106ha の整備を完了しています。 下水道については、各地域の実情を踏まえ計画的整備を進めていき、整備が完了した区 域については、早期に水洗化を促進していく必要があります。 合併浄化槽設置については、国は補助制度がありますが、県の補助制度は廃止されてい ますので、新たな合併浄化槽設置促進事業の方法などの検討が必要となります。 基本政策7 指 標 基本政策8 指 標 名 実績値(H26) 指標方向 目標値(H32) 基本政策9 海や川の水をきれいにするため、下水道 や浄化槽の整備を進める取組みの満足度 (まちづくりアンケート結果より) 62.4% 65% 下水道普及率 68.0% 70% 合併浄化槽設置事業費補助件数累計 569 件 600 件 基本政策 10 基本政策 11 62 今後の取組み ⑮ 下水道普及率と水洗化率向上 ◆ 流域関連公共下水道事業については、地域の実情を踏まえ、計画的な整備を推進す るとともに、整備完了区域の水洗化の促進を図るため、普及・啓発に努めます。 ⑯ 下水道施設の維持管理 ◆ 下水道施設の適正な維持管理に努めます。 ◆ 住民の理解を得ながら、下水道への有害物質や油脂類の流入防止に努めます ⑰ 合併浄化槽の設置促進 ◆ 合併浄化槽は、生活雑排水とし尿の両方を処理するため、排水が水質に及ぼす負荷 がたいへん少なく、水質汚濁を防止する大きな意義ありますので、下水道事業計画認 可区域以外の地域における合併浄化槽の設置を促進します。 具体的には… 流域関連公共下水道事業、漁業集落環境整備事業、合併浄化槽設置促進事業 田布施川流域下水道浄化センター 63
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