、 、 、 尾 北 教 労 は 月 下 旬 に 来 年 度 に 向 け て の い く つ か の 重

ノー残業デーの設定などを組合から要請
しました。各学校でさらに改善されるこ
とが求められています。
特に、中学校の部活動は、多大な時間
外労働の実態があり、過熱しないよう気
をつける必要があります。
「毎月、第3土曜日の家庭の日は、部
活動をやらない 」「日曜日から月曜日朝と
続け て の部 活動 を行 わな い 」
「ノ ー残業 デ
ーの日は部活動をやらない」など、各市
町や学校で改善に向けての取り組みも見
られます。
今後は、「朝の部活動の見直し」など、
同時に、 子どもたち の様子の変化を機
な い とい う側 面を 持 って いま す。 健康 を第
教 育 とい う仕 事 はど れだ けや って もき りが
あい か わ らず 学 校 現 場は 多 忙 で、 ま た 、
きな問題 が生じるこ となく閉校すること
きめ細 かく準備が 行われ、その結果、大
会に連 絡してもら うよう対応するなど、
ど う し て も 用 事 が あ る と き は、 教 育 委 員
教員は、基本的に残業手当がつかず、
時間外勤務については 、「勤務時間の割り
振り」で対応するしかありません。
県教委は、愛教労との交渉の場で、「校
長が命じた職務であれば、どの職務でも
時 間外 勤務 の割 り振 り対 象 になる 」
「時 間
外勤務の割り振りは、口頭のみでなく、
客観的なもので行うよう助言している」
年
月には「日常で使用
と見解を示しています。
また、平成
た。
ーダーシップを発揮するよう要請しまし
善が進められるために、教育委員会がリ
組合としては、全ての学校において改
組みの1つだと言えます。
のみにせず、客観的なもので行う」取り
割 り振 りを とれ るよ う にす るた め 、
「 口頭
こうした取り組みも全職員がきちんと
たりする職場も見られます。
たり、ホワイトボードや黒板に記載され
が、長期休業前に、プリントで配布され
その際、割り振り対象の業務と日時数
ようになっています。
くの職場では、長期休業中も含めてとる
が、とれないまま放置されないよう、多
同時に、校長から指示された割り振り
あります(裏面資料②参照)
。
に割り振りをとりやすくしている学校も
り変更簿を設置して、個人の希望する日
この尾北でもすでに、個人別の割り振
調査も実施しています(裏面資料①参照)
。
している割り振り変更簿の設置状況」の
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尾北教労は、 月下旬に、来年度に向けてのいくつかの重要課題に関して、
さらなる改善が求められています。
扶 桑町 では、 昨年 度と 今年 度と2年間
)を
続け て、お盆の 3日間(8 /
~
心の安 定をとりも どす場所の 1つになって
閉校 (学校業務の 休止)にし、子どもも
教職員 も学校に来 なくてもいいようにし
これは、 数年前に尾 北で相次いだ、教
ています。
学校専属で 図書館司書 が加配され ています
職員の突 然死という 痛ましい出来事を機
に、教職員 の勤務実態 を少しでも改善し
たいという 思いもあっ て進められたとの
ことです。
事 前 の 保 護 者 へ の 連 絡 だ けで な く 、 お
敏に捉え 、教職員ど うしで伝え合うこと
1 に 考え 、家 庭と 自分 の生 活 を大 切に する
ができた ということ です。他の市町でも
られています。
が、他の市町 でも改善を 進めること が求め
現状では、 大口町と岩 倉市におい て、各
できます。
います。 その際、図 書館司書が いると安心
子が一 時的に過ご す場所にも なりやすく、
とり わけ、図書 館は、教室 にいられない
り組むことも重要になってきます。
各市町 教委お よび丹 葉地区 小中学校 校長会 への要請を行いまし た。主な内容
を紹介します。
名古 屋市 で中 学生の 自死 があり 、しか
も、ここ 数年で相次 いで起きており、子
どもたち の心のケア に向けてどう対応す
るかが緊急 の課題にな っています。組合
では「心の 相談員やス クールカウンセラ
ー の拡充」を 全ての教育 委員会に要請し
ま した。尾北 では、すで に江南市や岩倉
市 に お い て 、 市 独 自 で 心 の 相 談 員 を全 て
の 小 中 学 校 に 加 配 し て お り 、 子ど も た ち
も必要であ り、少人数 TT加配の先生や
た め にも 働き すぎ にブ レー キを か ける こと
盆 期 間 中 は 、 学 校 の 玄 関 に 張 り 紙 をし 、
支援員、図 書館司書と いった方たちとも
ぜひ改善を進めたいものです。
が相談 しやすい環 境づくりを進めていま
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が 必要 で す。 会議 や仕 事量 を減 らす こ とや
す。他 の市町でも 配置が望まれます。
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No.201
2016・1
■発 行■
尾北教職員労働組合
■責任者■
川崎 徹(池野小)
ともに子ど もの様子を考 え合いながら取
http://www.b-kyoro.com/
ほ んりゅ う2 01
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業医の選任」や「衛生委員会の設置」などが労働
した。
それに対し 、「
人 以 上の 学 校 が あれ ば 予 算要
職場には、早急に必要な対応を行うよう要請しま
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求していきたい」との見解が教育長から示された
ところもありました。
資料②(日常の割り振り変更簿の例)
安全衛生法で定められています。
人以上というのは、
「常勤・非常勤を問わず、
省の判断)であり、実際には、少人数TT講師、
年間を通じて勤務している職員」(厚労省や文科
労働安全衛生法の改正に 伴い、平成
支援員、用務員、給食配膳員、図書館司書、教育
月か
らストレスチェック制度が始まりました。組合で
その点で、職員数の再確認を行い、 人以上の
相談員、スクールカウンセラー、語学指導員、N
一 方 、 ス ト レ ス チ ェ ッ ク 制度 は 、 個人 の 健 康 管
理に役立てるだけでなく、職場全体の状況を含め
て検討し、
メンタルヘルスや過重労働の改善など、
労働環境の見直しと改善にも活用することが求め
られます。
50
50
る見解が示されました。
は、すべての職場でこの制度を活用するよう要請
年
50
ETなど、
学校のほとんどの職員を含んでいます。
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を行い、ほとんどの教委からはそのように実施す
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人以上の 職員の学校については、「産
http://www.b-kyoro.com/
ほ んりゅ う2 01
また、
資料①(日常の割り振り変更簿の設置調査・県教委)