大分県文化創造戦略(素案)の概要 ◎「大分県文化創造戦略」とは 県では、平成16年に「大分県文化振興条例」を制定し、その条例に基づいて平成17年に「大分県文化振興基本方針」を策定して芸術 文化振興施策を進めてきました。この基本方針は大綱であり計画ではないため、計画期間や施策体系、具体的な取組等が示されていま せん。この「大分県文化創造戦略」は、芸術文化振興を図る重点戦略や具体的な取組を定めた基本方針のアクションプランとなるもので す。 ◎戦略の目標 県内各地で展開されている多彩 な芸術文化活動や、本県の歴史と 風土に育まれた文化財・伝統文化 を優れた地域資源と捉え、観光・産 業振興、地域づくり、人材育成など に多面的に活用し、地方創生の一助 となるよう芸術文化の振興による地域 地域振興・地域活性化を目指します。 ◎期間 目まぐるしく変化する社会経済情勢 に応じた芸術文化振興施策を展開す るため、機動的な施策の見直しができ るよう 平成28~30年度の3年間と します。 ◎目標達成に向けた重点戦略と主な取組項目 重点戦略1:芸術文化を享受できる機会の提供 ○多彩で優れた芸術文化に触れる機会の提供 ○県民参加による芸術文化活動の推進 ○文化財・伝統文化の保存・活用 重点戦略2:芸術文化ゾーンにおける芸術文化の創造及びネットワークの構築 ○県立美術館、県立総合文化センターにおける鑑賞・創作機会の 提供 ○芸術文化ゾーンを拠点とした広範な団体とのネットワーク構築 重点戦略3:創造性を生かした教育、産業、福祉などの課題対応、地域づくりの 展開 ○芸術文化の持つ創造性を活用した行政課題への対応 ○芸術文化の創造性を生かした地域づくりの推進 重点戦略4:次代を担う人材やアートマネジメント人材の育成 ○芸術文化を創造し支える人づくり ○次代の芸術文化の担い手づくり ○文化財・伝統文化の継承 重点戦略5:東京オリンピック・パラリンピック文化プログラムを見据えた展開 ○平成32年東京オリンピック・パラリンピック、平成31年ラグビー ワールドカップ大分開催、平成30年のメモリアル年に向けた本 県独自の文化プログラムの構築・推進 ○文化プログラムの地域展開を見据えた体制整備や人材育成の 推進
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