平成 27 年度農林水産情報交流ネットワーク事業情報交流モニター交流会(石川・富山・ 福井合同)の概要について 交流会の概要 講演の概要 《講演》 北陸農政局生産部生産技術環境課 「農業機械化政策の展開方向 三奈木課長補佐(営農対策) スマート農業の実現に向けて」 農林業センサスや統計調査結果等を活用して、農業機械化政策 の経過とスマート農業の将来像について説明した。 説明する三奈木課長補佐 アクティブリンク株式会社福井支社 田中支社長 「農業用アシストスーツについて」 平成 26 年度の農林水産省の「先端モデル農業確立実証事業」の プロジェクトに採択された経過及び最新のアシストスーツについ て説明した。加えて、参加者のなかから希望する 8 名に装着体験 を実施した。 アシストスーツの装着体験 有限会社かわに 河二代表取締役 「生き残るための農業経営について」 主産物のさつまいもの生産・加工・販売を行っている農業法人 を経営する一方で、石川県農業法人協会会長として「担い手農業 者が将来に希望を持ち、明るい展望を描けるように」と、その先 頭に立ち活躍しており、自身の具体的な経営内容について説明し た。 説明する河二代表取締役 意見交換会の概要 意見交換では、説明を行った各講演者に対し、事業展開の課題と 展望についての質問が、数人のモニターから出され、講演者が詳細 な回答を行った。 また、農政局に対しては、TPP関連の対応策や中山間地振興対 策などについて要望が出された。 意見交換会の様子 有限会社かわに本社加工場の見学 有限会社かわに本社加工場は、自社農場をはじめ近郷の農家で生産した加賀野菜のさつまいもである 「五郎島金時」を原材料として加工品(焼き芋及び菓子用ペースト)を製造する加工場である。 工場内では、河二代表取締役から現在の展開状況などの説明を受けた。 交流会の感想として、農業用アシストスーツの装着体験及び生産・加工・販売を行っている農業法人の加工 場の見学も併せて行うことで、「座学だけでなく、活動を通じた有意義な交流だった」との声も、モニターから聞か れた。
© Copyright 2024 ExpyDoc