2 選挙権と選挙人名簿 18歳から選挙権! 「選挙権」とは、私たちの代表を選挙で選ぶことができる権利です。 公職選挙法が改正され、平成28年に行われる参議院議員選挙から、選挙権が18歳以 上となる予定です。18歳、19歳の皆さんも「投票」という行為を通して、有権者とし て意見を言うことができるようになります。 ○選挙権(選ぶ権利) ①衆議院議員・参議院議員の選挙 ・満18歳以上の日本国民 ②知事・都道府県議会議員の選挙 ・満18歳以上の日本国民であり、引き続き3ヵ月以上その都道府県内の同一市町村の区域内に 住所のある人 ※現在の住所で3ヵ月に満たなくても、直前に住所があった市町村が同一都道府県内で、そこ に引き続き3ヵ月以上住所があった場合には、その市町村において選挙権が認められます。 ③市町村長・市町村議会議員の選挙 ・満18歳以上の日本国民であり、引き続き3ヵ月以上その市町村の区域内に住所のある人 ※ただし、上記の条件を満たしている場合でも、罪を犯し刑の執行中にある者など、一定の要件に 該当する者には、選挙権が認められていません。 ※選挙権年齢は、平成28年6月19日以降に初めて行われる国政選挙の公示日以後にその期日を 公示(告示)される選挙から「満18歳以上」に引き下げられますが、それまでは「満20歳以 上」となります。 “選挙人名簿” に登録されていないと投票できない!! 選挙人名簿とは、選挙権のある人をあらかじめ登録しておき、投票のときに本人かどう かを確認するためのもので、二重投票などの不正を防ぐための制度です。 選挙権を持っていても、実際に選挙で投票(選挙権を行使)するためには、市町村が作 成している選挙人名簿に登録されていなければなりません。 選挙人名簿に登録されるためには、満18歳以上(平成 28年に行われる参議院議員選挙までは、満20歳以上) の日本国民で、引き続き3ヵ月以上同じ市町村の住民基本 台帳に記録されていなければなりません。 選挙人名簿への登録は、毎年3月、6月、9月、12月 (年4回)と選挙前に行われます。 選挙人名簿の登録は住民基本台帳の記録に基づいて行わ れますので、名簿に正しく登録されるために、住所の移転 等の届出はきちんと行うようにしてください。
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