Vol. 4 第5回 プロモーター会議を開催しました。 今回で5回目となるQIプロモータ会議が8月26日に行われました。 各Wide Indicator の進捗状況を共有・議論・検討等を行いました。 病状などの経過により予期される転帰を説明し、確実に記録する。 また、詳細かつタイムリーな診療記録を改めて促すことにより、 組織・体制・環境面に潜む根本原因分析を究明を行い、警鐘事象 の発生状況は低減傾向にあると言えるが、未然防止が最も重要となる。 前回の会議にて提示された介入計画案に関する、介入準備が進められ 介入基準(改善策実施基準)、物品購入、現場職員教育などが行われている 介入直後は対策の効果が職員の慣れに左右される可能性が懸念されるが、 中長期的なタイムフレームを設けて効果検証を行う流れとなる。 前回特定されたハイリスク手術・手技に対してサーベイランスを実施。 対策として勉強会やカンファレンスを実施。更に過去に発生したSSIの 内容を調査し、リスク管理対策を検討実施した結果、前回の調査期間と 比較し、低値を示した。しかしながら、継続的な監視が必要となる。 前回提示された計画、発生診療科による3次スクリーニング(詳細確認)を 行った結果、数値が微減。これにより2次スクリーニングの妥当性と 3次スクリーニングの必要性両方が確認された。その結果を更に細分化 (3分類)することにより、診療面・連携面の改善の余地を追及する。 当院の離職率と職員満足度の関連を調査。労務負担・育児保障などから 構成される「勤務条件」と教育・医師反映などが要素となる「やりがい」 が満足度の高低や離職・長期勤続職員の間で差があると思われるため、 前述に該当する環境整備プランが改善策として必要となる。
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