AM トランスミッター使用方法 Level Indicator Tuning Indicator Tune Input Level Input 1, 2 P. Lamp Power SW ① Power Switch 上に倒すと ON になり、Pilot Lamp が点灯します。 ② Input 1、2 AF ラインレベル2系統入力。内部の簡易 Mixer でモノラル化 されますのでステレオ音源の場合、R・L 両方入力してくださ い。 ③ Tune ④ Tuning Indicator ④が点灯するところが最良ポイントですが、さらに実際ラジオ を聞きながら最も強く電波が入るように細かく調整してくださ い。調整が甘いと音質も悪くなります。つまみのフリクションは 容易に動かないように硬めにしてあります。 ⑤ Input Level ⑥ Level Indicator 歪みが感じられない範囲で最大音量に調整します。通常のレ ベルでは⑥の緑ランプが常時点滅し、音量ピークで赤がつく かつかないかのポイントに調整します。 つまみのフリクションは③と同様やや固めです。 ⑥ DC In 9V パネル背面にあります。付属の AC アダプタ以外はお使いに ならないでください。 ※その他の留意事項 ※ 本体が磁界発生型のアンテナを兼ねていますので、外部アンテナ端子はありませ ん。フェライトバーやループアンテナを内部に持ったラジオに対しては、非常に強い結合 が可能です。古い型の真空管ラジオ等で感度不足の場合には、ラジオ側のアンテナ線 を本機の近くまで寄せてください。 ※ この筐体アンテナには指向性がありますので、ラジオ側で最も強く電波を受けること ができるように、設置向き等にも配慮してください。 ユーザー様からのご質問にお答えして・・・・ Q もっと遠くまで電波を飛ばしたいのですが・・・ A パワーアップはいくらでも可能ですが、電波法の範囲で設計しておりますので、到達距離は おそらく5∼15mぐらいになるでしょう。これ以上強くすると違法になります。 Q 高音がやや不足しているように感じるのですが・・・ A 周波数特性は受信機側の同調性能その他に依存します。民間ラジオ放送では中音域をや や強調して送信しているのでそのように感じられるのかもしれません。本機の場合は完全に フラットで、逆に高音域は一般放送局より延びています。受信機のダイヤルを少し中心周波 数からシフトさせるとお好みの音になるかもしれません。 Q 一般放送に比べて変調率がやや低いのですか? A 上手にレベル調整すれば100%近い変調になっています。ただ、民間放送局は変調効率を 上げるためにリミッタ−や周波数によってコンプレッションレベルを変化させるような高級な装 置を惜しげもなく使っていますので、当然音のエネルギー感は変ってきます。 本機では放送局の音に比べればややおとなしく(良くいえば上品に)聴こえるかもしれません。 Q Tune 調整のコツを教えてください。 A. 調整をラフに行いますと、変調率が下がったり、音が歪っぽく聴こえたりしますので丁寧に調 整してください。 ① つまみを回して Tuning Indicator が最も明るく安定して点灯するポイントを探ります。 点灯する幅の中央部に合わせます。変調に応じて点滅している状態は、側波帯に反応して いるのですからチューニングがずれています。 ② さらにラジオ側で電波が一番強く入るところに Tune つまみを微調整します。 ラジオに S メータ等がついていない場合は、できるだけノイズが少なく、音量が大きくなる ように調整します。電波が強すぎてピークがわからない場合は、送信機とラジオの距離を離 してノイズ量が最小になるように調整する方法もあります。 .Q A Input レベル調整のコツを教えてください。 標準的なラインレベルでは、つまみの中央位置が標準的なレベルになるように調整されてい ますが、接続機器や楽曲によってレベルは異なってきます。 赤LEDは変調率が 100%を超えたところで点灯します。通常音源の場合、緑LEDがほぼ常 時点滅し、希に音量ピークで赤LEDが光る程度に調整します。VUではなくピーク計測です ので、楽曲によってはLEDだけに頼らず、耳でも確認しながら調整してください。 Q ほんの僅かですがハム音が入っていませんか? A AM 電波の場合、電磁波のゼロ電位が完全に大地と同じでないと、希にハム音が乗る場合 があります。また受信のラジオ側のシャーシが大地に対してゼロ電位である保証もありませ ん。電源回路をいくら平滑してもこのノイズは原理的に除去できません。ほとんどの場合、デ ッキ等と接続すると全く聞こえなくなると思います。それでも気になるという方は、グランドア ースをとってピンジャックのグランド側に接続してください。 Q ほんの僅かですがピーというビート音が聞こえることがありますが・・・ A ラジオが高感度な場合、一般放送局の電波との間にビートが被ることがあります。この場合 は送信機をできるだけラジオに近づけるか、ラジオ側の向きを変えて混信がすくなくなる 位 置を探ってください。 送信周波数によっては、ラジオの中間周波数との関係で若干ですがビートを生じる場合があ ります。この場合、ラジオ側のダイヤルを少し前後すれば容易にビートを追い出すことが可 能です。 Q ラジカセのヘッドフォン端子につなぎたいのですが・・・ A 片方がステレオミニプラグ、もう一方の端が RCA ピンになっているアダプタを使ってください。 (ホームセンター等で売っています) ミニプラブ側に抵抗の入っているものは、マイクレベル まで落としてしまう(音が小さすぎる)ものもあるので要注意です。ヘッドフォンレベルを Line レベルにまで落とす抵抗入りがベストですが、ない場合は抵抗なしのものを使ってください。 本体側 RCA ピンは R と L の両方に挿してください。
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