食と栄養だより 「食栄第16 号・野菜編②」 国民の健康づくり運動である「健康日本21」では、野菜摂取の目標を1日350gとしています。 しかし、摂取量が少なく、300gにも満たない人が多いようです。そこで今年度は、野菜に関する 知識や旬の野菜を使ったレシピを紹介したいと思います。 クイズ!! ●緑黄色野菜と淡色野菜に分けてみましょう ①南瓜 ②きゅうり ~答え~ ③さつま芋 ④ほうれん草 ⑧ピーマン ⑨アスパラ ⑤なす ⑩大根 ⑥たまねぎ ⑪にんじん ⑦トマト ⑫キャベツ ●緑黄食野菜 ①南瓜 ④ほうれん草 ⑦トマト ⑧ピーマン ⑨アスパラ ⑪にんじん ●淡色野菜 ②きゅうり ③さつま芋 ⑤なす ⑥たまねぎ ⑩大根 ⑫キャベツ ★緑黄色野菜と淡色野菜の分かれ目は、カロテンの含有量です。 原則として可食部100g当たり、カロテンが600μg以上のものを緑黄色野菜としています。 しかし、トマトやピーマン、アスパラガスなどは、カロテン含有量が基準以下でも一度に食べる量や頻度が 多く、カロテン補給源として優れているため、緑黄色野菜に分類されています。 ★野菜の摂取目標量350gのうち、120gを緑黄色野菜で摂るようにしましょう。 ★おすすめレシピ★ 野菜たっぷりメニュー 「トマトラーメン」 《材料》 2人前 生中華麺 2玉(240g) トマト(スライス) 200g なす(スライス) 100g たまねぎ(スライス) 150g 豚ひき肉 30g 生姜のみじん切り 小さじ1 ねぎ(小口切) 5cm程度 醤油味ラーメンスープ 2人前 ラー油 少々(お好みで) ごま油 大さじ1/2 お湯 適量 (1人分 エネルギー454kcal/塩分3.1g) (1人分 淡色野菜:130g/緑黄色野菜:100g) 《作り方》 ①鍋にごま油を熱してAを中火で炒め、香りがでたらひき肉を炒める。 ②ひき肉に火が通ったら、たまねぎとなすをいれさらに炒め、最後に トマトを入れて火を通す。 ③別の鍋で、麺をゆでる。 ④器にラーメンスープを分量のお湯で溶かし、③の麺を盛り、②をの せて、お好みでラー油をたらす。 A ※スープを残すことで、塩分を制限できます。塩分の摂り過ぎには, 注意しましょう。 小山市民病院 栄養管理室 平成23年6月発行
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