高槻市新文化施設管理運営方針(素案)の概要 1 基本的な考え方 市民会館建替基本計画 (1)新文化施設の基本理念と基本方針 「高槻市立市民会館建替基本計画(以下「基本計画」 )」で示した基本理念・基本方針 (2)管理運営方針の位置づけ 右上図参照 (3)基本理念実現に向けた管理運営の基本的な考え方 ①「高槻現代劇場」として本市の文化芸術の拠点となる ②事業の積極的な展開 ③柔軟性を備えた施設運営 ④専門性を活かした施設運営 ⑤本市の魅力を高める、周辺との一体性を考慮した管理運営 2 【基本理念】 【基本方針2】まちのにぎわい創出と都市魅力の向上 【基本方針3】ひととまちをつなぎ未来を創り育てる 実 事業の考え方 事業 施設・設備 (ソフトウエア) (ハードウエア) 管理運営 (ヒューマンウエア) 3つの要素の一体的な整備 27 年度 管 理 運 営 方 針 策 定 29 年度 30 年度 31 年度 32 年度 33 年度 34 年度 習 設計(基本+実施) 建設工事 熟 訓 練 管理運営の具体的 な検討 設置条例の議決 指定管理者の選定 使用料・ 規則の検討 貸館受付 ・事業計画 ・人材配置計画 ・収支計画 開館準備・組織体制の構築 (事業企画、広報宣伝、受付準備など) ・開館準備スケジュ ール整理 プレ事業の企画・実施 継続利用 解体工事 平成 28 年度から2ヵ年にかけて、本方針に基づき、より具体的な事業・組織等のあり方について検討を深める 平成 34 年度の開館に向けた、プレ・開館記念事業や人員配置計画を含めた想定スケジュール(右下図参照) 現市民会館 スケジュール 28 年度 開館(開館記念事業) 設 計 者 選 定 新文化施設 運営予算の考え方 高槻市新文化施設管理運営方針 (1)収入の考え方 公的機関の助成金・補助金や企業等の協賛など、外部資金の獲得を積極的に図るほか、受益者負担を原則と した使用料の設定により、収入を確保する (2)支出の考え方 効率的な管理運営により経費の軽減に努めるほか、公立文化施設としての使命を果たすべく、経営的視点か ら事業費を最大限に活用し、本市の文化芸術の活性化を図る 5 現 管理運営の考え方 (1)管理運営の考え方 基本計画に示された3つの管理運営方針に基づき、新文化施設と文化ホールを合わせて「高槻現代劇場」と して一体的な管理運営をする。また、駐車場や公園等を含めた効率的な運営により、にぎわい創出に努める (2)運営母体の考え方 新文化施設では指定管理者制度を導入し、(公財)高槻市文化振興事業団の活用を基本に検討 (3)組織体制の考え方 新文化施設に求められる、より充実した事業展開や高度な舞台設備等への対応を図るため、事業展開の方向 性を定めるプロデューサーや舞台技術の責任者の配置を検討 (4)利用規則の考え方 現在の利用規則を基本に、公園との一体利用や共用部分の利用など、さらに利用者にとって使いやすい規則 を検討 (5)市民参加の考え方 これまでの高槻現代劇場での取組を活かしつつ、中長期的には事業企画や運営への市民参加のあり方を検討 (6)維持管理計画の考え方 将来的な施設保全を見据え、中長期の維持管理計画を策定するなど効率的な維持管理を図る 4 文化芸術の創造・発信拠点 【基本方針1】ひとが集い、交流し、成長する文化芸術創造拠点 (1)事業実施の考え方 基本計画で示した6つの事業を総合的に展開する 公園との一体的な事業展開を図るとともに、地域の賑わい創出に貢献 (2)中長期の事業展開の考え方 市内外の認知度を高めるとともに、文化芸術の裾野をさらに広げていく (3)プレ事業・開館記念事業の考え方 新文化施設への期待度・認知度を高めるとともに、市民参加を含めた推進体制を整える (4)広報宣伝・マーケティング 社会情勢の変化に対応した積極的な広報宣伝活動を行うほか会員組織のあり方を検討 3 ひと・まち・未来が輝く
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