【平成26年度再生資源等有効活用推進事業】 産業廃棄物の新リサイクル技術に係る発生元の需要開拓、 広告宣伝の実施 事業の概要(背景・目的) 当社では、最終処分場で埋め立てられる産業廃棄物で最 も多くを占めている汚泥等の液状廃棄物の利活用は進んで いる。しかし、固形廃棄物については、排出事業者に関す る営業情報の不足等から利活用が進まず、リサイクル率の 向上に向けて大きな課題となっている。 2 事業の内容 営業広報活動に繋げるために、汚泥・廃油の排出事業者 等の市場調査をコンサルタント会社に委託すると同時に、 当社社員自らも営業方法のノウハウの学習を毎月行い、今 後の固形廃棄物利活用に繋げる。 3 事業の成果 営業広報活動の個人レベルからの脱却により、関係者と の情報共有が図れるなど、組織的営業展開が可能となった。 これにより、固形廃棄物利活用に向けた市場開拓を図るこ とが出来た。また、当社社員による市場調査を通し、処理 技術に関し社員自ら学習することができた。 4 期待される3Rの効果 固形廃棄物の利活用に繋がり、平成25年度処理量実績 の約420tに対し、平成26年度は1,100tの見込み となった。 汚泥、廃油(泥状、粉 状、油泥)など 需要開拓・ 広報宣伝 廃棄物中間処理業 1 【事業概要図】 事業概要 % 固形廃棄物のリサイクル化を図り リサイクル率の向上へ リサイクル率 液状廃棄物 (汚泥) 固形廃棄物の リサイクル化 汚泥処理装置 事業内容 1.対象となる汚泥・原油の排出事業分野の特定 2.営業広報目標・行動計画の作成 3.自社調査及び営業広報活動 4.調査会社による調査及び自社による営業広報活動 5.機能強化ミーティングの開催 6.2つの手法の比較検証(学習型と委託型) 事業後 「学習型」 営業広報活動、 営業機能の学習 組織営業の モデルケースが 構築された。 統一した 営業展開が 可能になった。 ・固形廃棄物の利活用に繋がる。 ・作成した小冊子を広告宣伝用として活用し、産業廃棄物利活用に向け た発生元の需要開拓に繋げてゆく。 ・コンサルタントへ委託した学習内容に関し、繰り返しの実践により 組織的営業力強化を目指す。 企業名:株式会社 オイルプラントナトリ 住 所:名取市増田三丁目4番3号 連絡先:022-382-2713
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