平成28年版県民活動白書の概要

「平成28年版県民活動白書」の概要
第1部 県民活動の現状と課題
◯NPO法人数は、430法人(対前年度比3法人増)と毎年増加を続けているが、解
散法人数の影響等から横ばい傾向
◯県・市民活動支援センターへの登録団体数は、2,335団体(対前年度比7団体増)
となっており、若干の増加
【県民活動団体数の推移】
区
分
H23
H24
H25
H26
H27
386
412
417
427
430
2,211
2,338
2,359
2,328
2,335
NPO法人
県・市民活動支援センター登録団体
◯借入を行ったことがあると回答した団体は、約15パーセントであり、団体の活動資
金の調達方法として、借入を行っている団体は少数
◯借入を行ったことがある団体の借入先については、銀行が最も多く、次いで個人、政
府系金融機関の順となっており、個人からの借入が多い点が特徴的
◯やまぐち社会貢献活動支援ネットについては、4割超の団体は利用したいと回答
【借入の有無】
【借入先】
無回答
1.6%
0
20
【やまぐち社会貢献活動支援ネットの利用意向】
40
60
無回答
3.6%
(%)
借入あり
15.3%
銀行
47.8
43.3
個人
借入なし
83.1%
32.8
政府系金融機関
信用金庫
利用予定なし
48.3%
19.4
利用したい
42.8%
インターネット環境がない
等の理由から利用困難
5.2%
第2部 平成27年度における県民活動関連施策(実績)
[基本方針別事業例]
基本方針1:県民活動への理解と参加の促進
いきいき!社会貢献活 インターネットを通じ、ボランティアの参加希望等の情報を
動促進事業
提供する「やまぐち社会貢献活動支援ネット」の整備・運用
により、社会貢献活動への参加を促進
基本方針2:県民活動団体の自立・持続的発展に向けた環境づくり
中山間地域元気創出
応援事業
企業、学生、県職員、一般県民等の外部人材を活用し、住民
による地域課題の解決等に向けた自主的・主体的な取組を支
援
基本方針3:県民活動団体と多様な主体との協働の推進
共生のまちづくり推 高齢者や障害者、妊産婦等すべての人がいきいきと活躍で
進事業
き、市域で安心して生活できるよう、様々な主体が協働する
共生のまちづくりを推進
基本方針4:「人材力」「県民力」の向上に向けた県民活動の一層の促進
地域スポーツ拠点育 地域のスポーツ拠点である総合型地域スポーツクラブの設
成推進事業
立・育成や、生涯スポーツの入り口であるスポーツ少年団活
動の活性化に向けた取組を支援
第3部 平成28年度における県民活動関連施策(計画)
[基本方針別事業例]
基本方針1:県民活動への理解と参加の促進
新 シニアも応援!子 高齢者や子育て経験者等を「子育てサポーター」として登録
育てサポーター事業
し、保育所や地域の子育て支援活動における活用を促進
基本方針2:県民活動団体の自立・持続的発展に向けた環境づくり
新 ソーシャルビジネ 交流会や支援セミナー、巡回相談会の開催、専門家派遣等に
ス創出支援事業
よる県民活動団体等に対するソーシャルビジネスの事業化
支援
基本方針3:県民活動団体と多様な主体との協働の推進
拡 動物愛護管理地域 市町、獣医師会、動物愛護団体等と連携し、県内各地域にお
活動促進事業
ける「地域猫活動」の取組拡大を図るとともに、地域ネット
ワークの活用により犬猫の譲渡を促進
基本方針4:「人材力」「県民力」の向上に向けた県民活動の一層の促進
新 やまぐち元気生活 「地域の夢プラン」を作成した地域のうち、市町が「やまぐ
圏形成加速化事業
ち元気生活圏」づくりに取り組む圏域を設定した地域を県が
重点的に支援することにより、先進的なモデル地域を創造
第4部 市町における取組
◯市町における県民活動に関する条例・計画の状況や活動概況、取組方針等を掲載
◯県・市民活動支援センター等の県民活動支援拠点(機関)の取組を掲載