第4章 緑の基本方針 緑の課題に対応した基本方針を以下のように設定します。 【緑の課題】 【緑の基本方針】 町のシンボルである天王山や桂川等の自 然環境の維持・保全 歩行者・自転車の動線となる緑のネット 大切な緑を守り、活かします ワークの形成 市街地における貴重なオープンスペース である農地の保全と活用 身近な公園の充実 身近な緑を創ります 公共の緑の創出 民有地緑化の促進 みんなで緑を育みます 緑の住民活動の充実 -35- 基本方針1 大切な緑を守り、活かします 天王山や桂川などの豊かな自然は、大山崎町を代表する大切な緑です。これらの緑の保全や 管理のための施策を強化します。同時に、自然と触れ合う場として活用しつつ貴重な緑を後世 に伝えます。 これに加えて、市街地に残る農地や社寺林といった身近な緑をネットワークとして取り込 み、緑と共生するまちづくりを進めます。 基本方針2 身近な緑を創ります 身近な公園は、住民にとって日常のコミュニティや休息、遊びの場としてだけでなく、防災 や生物の生息空間としても重要な役割を担っています。したがって、町内にバランスよく配置 するとともに、時代のニーズに応じた特色のある公園づくりを目指します。 また、公共施設の緑は地域の緑のシンボルとなる存在であることから、公共施設の緑化を推 進し、適切な維持管理による緑の質の向上に取り組みます。 基本方針3 みんなで緑を育みます 地球温暖化やヒートアイランド対策、生物多様性の確保など、緑が果たす役割は重要さを増 してきており、緑に対する意識をさらに高めていく必要があります。そのため、次世代を担う 子どもたちの関心を高めたり、住民が身近な自然環境などを学び体験できるような施策を進め ます。 今後も、住民・事業者・町が、それぞれの役割を担いながら良好なパートナーシップを築 き、緑化や緑の維持管理活動、啓発活動などのさらなる発展を進めます。 -36-
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