平成 27 年度[四中地区]アクションプラン検討会 第 1 回議事録 平成 27 年 10 月 14 日(水) 企画部地域協働課飯野作成 1.日時・場所 平成 27 年 10 月 6 日(火) 18:30~20:30 日野市発達・教育支援センター 2階 地域コミュニティ室 2.参加者 合計 14 名(市民 10 名、地域サポーター4 名) 欠席者 3名 3.当日の流れ (1)検討会の趣旨・ねらい、今後のスケジュール 地域協働課より説明。詳細は、別紙説明資料参照。 (2)第 1 回地域懇談会の振返り 第 1 回地域懇談会報告書をもとに、各グループでの発表内容を参加者及び地域サポーターで 振り返りを行った。 (3)アクションプランを考えてみる 地域の課題・特徴を踏まえたアクションプランについて、シートに各々自由に書き出し、発 表し合った。 4.内容 (1)地域の課題・特徴 ①若い世代・新しい人々が自治会に入って来ず、自治会加入者数が減っている。自治会はデメ リットが大きく、メリットが少ないと感じられている。 ②人々のつながりが希薄化している。特に集合住宅と戸建住宅とのつながり。 ③四中地区は子どもの人口が日野市で一番多い。 (2)具体的な検討内容 ア.地域の人々のつながり作り ①地域対抗のイベント ・地域対抗運動会、地域対抗ソフトボール大会、盆踊り大会 ・集合住宅と戸建住宅の人々が話す機会が作れるもの。 ②学生と地域の商店街と協力して行うイベント・活動 (※四中地区の商店会は旭が丘商工連合会、豊田北口商店連合会)。 イ.子どもが多い、という地域特徴を中心とした取組み ①夏休みにラジオ体操を地域で行う ・子どもからお年寄りまで集まれる世代間交流になる ・夏休みの子どもの早起きにもつながる。 1 ・六小では、集団下校の地域割の委員がラジオ体操も任されている。今は夏休みのラスト 3日間しかやっていない。毎日 6 時 30 分から地区委員がやることが大変(朝早くて大 変…。朝早いと苦情が来る…。仕事に遅れてしまう、ギリギリになってしまう…) 。 ⇒ラジオ体操会など、既に実施しているラジオ体操に参加していくことがよいのでは。 期間外も参加してもいいよ、との声かけなど、プラスアルファの取組みもできる。 子どものモチベーションアップにつながるだけでなく、高齢者のモチベーションア ップにもつながる。 ・ラジオ体操は、子どもにとっては生活習慣の確立ができる。大人にとっては健康づくり になる。 ②地区センターでバザーなどの人が集まるイベント・活動 ・子ども達が遊ぶコーナー、高齢者のお茶飲みスペースなど。 ・小さい子どもがいるお母さんは同じ悩みを抱えている。お母さんたちが集まって、先輩 お母さんがアドバイスできるよう場所が欲しい。 ③その他意見 ・自治会の組長をやるのは大変だが、子どもからお年寄りまで関われるイベントはやりや すい。 ・自治会の行事に子ども実行委員という形で子ども達の力を巻き込んでいってはどうか。 ・ 「ひのっち」で、子ども達とパートナーさんの関わる姿を見ると微笑ましい。 ・子ども達は習い事などで忙しい。 ・“子ども”がメインターゲットではなく、“子ども”をきっかけとして、“大人”がメインタ ーゲットとなるものも考えていかなくてはならない。 ウ.防災に関する取組み ①炊き出し・防災訓練などの実施 ・市内一斉清掃のように、防災訓練を行ってみてはどうか。 ・いざという時に顔が繋がっている人の方がより助けやすい。 ・災害時のアルファ米やかまどでご飯を炊く訓練。旭が丘にはかまどがたくさんある。 ・炊き出しや防災訓練。 ※平山中地区では、学生ボランティアが地域の方々と減災ウォークラリーを行った。 ・地域対抗バケツリレー ・図上訓練。防災マップを作ってみる。 ②一斉安否確認 ・自治会内で検討してみたが難しそう…。個人情報の関係で、会長・書記などの限られた 人しか安否確認が必要な人の情報を見ることができない。要支援者かどうかの情報は、 本人が申請すれば見ることができるようになる。 ・マンション一戸一戸に“私は無事です”というメッセージマグネットによる安否確認の方 法はどうか。 ・自治会では黄色いハンカチを配布したこともある。また、他地域では、新聞配達員が配 達後に旗を降ろす、住民は配達物を受け取ったら旗を立てる、立っていなかったら安否 確認する、ということをやっている。 ③被災地支援に行く ・生で被災地を見ることで、防災について、自分のこととして捉えることができるのはで ないか。 ・自治会の所属の有無は関係なく、地域で声をかけて、防災のお話や炊き出しなどを行っ てみてはどうか。 2 エ.自治会の加入率を上げていく取組み ・自治会加入率を上げるための策も考えていかなくてはいけない。 ・自治会のメリットを発表できる場があるといい。 ・自治会のメリットとして、“子ども”が関わると家族ぐるみで地域と関わっていけるので はないか。ただ、“子ども”が大きくなると、親が自治会から離れていってしまうのが課 題。 ・近い世代が集まった時、パワーが出る。大きな力として働く。それが核となる。 継続性が大事。第一世代が次の世代にいかにつないでいくか。 ⇒上を残して下を入れていかないと、立ち消えてしまう…。 ・若い人・経験の少ない人でも関わっていい、という体制づくり。敷居を低く。 ・次の世代に負担を残さない活動を。 ・やっているメンバーが楽しそうにしていると、新たに入ってくれる人がいて、次につな がっていくのではないか。 ・仕事が辛い、大変そう…という姿が負担感につながる。 ・子どもが大きくなってフルで仕事をするようになると、活動参加が難しくなり申し訳な くて辞めてしまう。 ・自分が行かなきゃ…となると、女性は負担に思う時もある。その分、旦那さんと家事や 自治会の仕事をシェアできるといいのではないか。バックアップが必要。協力して2人 でやっていく。 ・今まで仕事が忙しく自治会に加入していなかったが、仕事が落ち着いてから自治会に加 入するようになった。 (3)その他 ・“誰が”やるか。 地域の住民の活動をけん引していく組織をどうやって作るか(半民半官) ex) ・UR が多摩平で行う「多世代交流型賃貸集合住宅[たまむすびテラス(りえんと 多摩平・AURA243 多摩平の森・ゆいま~る多摩平の森)]」 ・シェアハウスに住んでいる大学生の起用。 ・イオンモール多摩平の森の協賛 など。 ・元々行っている取組みにプラスアルファしていくプランがいいのでは。 ・消防団や学校などのイベントに自治会、地区が参加していく、といったタイアップ。 ・既存のものに踏み込んでいくのは勇気がいる。新しいものを立ち上げてはどうか。 4.次回について (1)第 2 回 ア.日 時 平成 27 年 10 月 28 日(水)18:30~20:30 イ.場 所 日野市発達・教育支援センター ウ.内 容 アクションプランのアイデア精査、プランを2つ程度に絞る。 2階 地域コミュニティ室 (2)第 3 回 ア.日 時 平成 27 年 11 月 19 日(木)18:30~20:30 イ.場 所 日野市発達・教育支援センター ウ.内 容 精査したアイデアを具体的に形作っていく。 3 2階 地域コミュニティ室 5.当日の様子(写真) 4
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