26年度

「繊維・高分子機能加工第120委員会」活動状況報告
⑴
設置年月日:昭和23年9月
⑵
委 員 ⻑ 名(所属職名)
:濱田
州博(信州大学・副学⻑、繊維学部⻑、教授)
(期間:平成24年4月〜現在に至る)
⑶
委
員
数:85名(学界委員52名、産業界委員33名)
1.委員会趣旨・目的
平成26年度第1回:
繊維・高分子機能加工第120委員会は、繊維お
よび高分子の機能加工に関する技術向上に資する
平成26年12月20⽇㈯、出席者:9名
運営委員会の開催
問題について、学界、産業界が協力して総合的研
206回:
究を行い、もって我が国の染色加工を含めた繊
平成26年6月19⽇㈭、大阪市、出席者:7名
維・高分子機能加工工業の技術的発展に寄与する
合同分科会(委員総会・研究経過報告会)の開催
ことを目的とする。
146回:
平成25年6月19⽇㈭・21⽇㈯
2.活動概要・実績
大阪市:ドーンセンター、発表件数:9件
概要:
出席者(うち産業界側委員数)
:22名(6名)
委員⻑・副委員⻑会議、運営委員会、委員総会
講演会の開催
で第120委員会の活動内容について審議するとと
122回:
もに、今後の方針について決定している。産業界
平成26年6月20⽇㈮、大阪市、講演数:5件
側と学界側の委員が行っている研究内容について
講演テーマ:「色素・染色からスマートテキス
は、合同分科会(研究経過報告会)を開催し、相
タイルまで」
互に情報交換している。また、関連分野における
出席者(うち外国人出席者数)
:63名(0名)
最新のトピックスに関して公開の講演会を開催
繊維加工技術研究会、(一社)⽇本繊維機械学
し、繊維・高分子機能加工に関する技術的発展に
会、(一社)繊維学学会関⻄支部が協賛、(一
寄与する活動を実施している。さらに、適宜部門
社)繊維学会染色研究委員会が後援
毎の分科会を開催し、テーマを決めた交流を実施
国際会議の開催
している他、4年に1度程度国際会議を開催してい
る。
第5回繊維の染色・機能加工に関する国際会議
(5th International Symposium on Dyeing and
実績:(研究会開催、シンポジウム開催、特許出願
Finishing of Textiles)
関連の研究発表、国際シンポジウム開催経費
平成26年9月28⽇㈰〜10月1⽇㈬
援助への応募、協力会特別事業への応募、若
東京ファッションタウンビル(東京都江東区
手研究者育成についての取組み等)
有明)
委員⻑・副委員⻑会議の開催
一般社団法人繊維学会70周年記念国際会議と
(名古屋市:椙山女学園大学にて)
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同時開催により行った。基調講演は合同で行
い、本委員会関係では堀顧問が講演し、濱田委
合同分科会において、産業界側委員による企業に
員⻑が座⻑を務めた。また、本国際会議に3名の
おける研究開発等の紹介を継続して行い、相互理
招待講演者をそれぞれイタリア、チェコ、韓国
解できる体制を維持した。
より招き、8件の口頭発表と17件のポスター発
3.活動の成果
表を行った。
出席者 (うち 外国 人出 席 者数 ):47名 (12
名)
・繊維・高分子機能加工第120委員会「年次報告
(第65巻)
」の発刊
「繊維染色加工に関わる技術の伝承と進展」報告書
・「繊維染色加工に関わる技術の伝承と進展-⽇
本の繊維産業の歴史-」報告書の発刊。㈱繊
の作製
本事業に関しては、委員会独自事業として継続
維社、平成26年5月29⽇、冊子体30冊、CD5
し、平成26年度は第2分冊:⽇本の繊維産業の歴
枚(会費納入企業には冊子体とCDを配布、そ
史を委員会経費で編集、作製した。
の他委員には電子データで配布)
産業界側委員による企業における研究開発等の紹
・国際会議開催により海外研究機関との連携に
介
ついて話し合い、今後協力を行っていく。
4.今後の活動方針
び連携強化
合同分科会(研究経過報告会)・講演会を引き続
・第6回染色・繊維加工に関する国際会議開催に
向けた準備
き開催するとともに、
・繊維染色加工に関わる技術の伝承報告書第3分
・国内地場産業関連地域における講演会開催
冊、第4分冊の発刊
・関係学協会(海外を含む)との連携強化
・研究委員、特に、若手研究委員の増強
・産業界側への活動周知と参画企業の増強およ
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