みどり区版／平成28（2016）年 1 月号 ● 5 5 ∼12 ページはみどり区版です 5 ・・● 特集1 大切な人・街を守る緑消防団新入団員募集・ 6 ● 7 ・・・・・・・・・● 特集2 緑区ウオームシェアスポットすごろく・ 8 ● 9 保健だより・ 10 よりどりみどり情報・・・・・・・・・● ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・● 12 ・・・● 施設から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・● 10 ● 11 シリーズ「ミドリンウオーキング」ほか・特集 1 大切な人・街を守る緑消防団新入団員募集 ∼緑区がピンチ？もう一度考えよう自助共助∼ 消防団員は、普段、本業の仕事、学業や家事などをしながら、災害時には消火・救助といった活動をする地域の人たちです。災害時以外は、防災訓練、防災指導、応急手当の指導、防火・防災の広報活動などを行っています。緑消防団は、高齢化の影響などを受け、今後人員不足になることが見込まれています。みんなの街を自分の手で守るため、皆さんも消防団に入りませんか。緑区にはどのくらいの消防団員がいるの？緑消防団は、東部を管轄する第一分団、中央南部を管轄する第ニ分団、中央北部を管轄する第三分団、西部を管轄する第四分団で構成され、その中に18 の班があります。平成27年11月現在で、緑消防団には男性299人、女性35 人、合計334人の団員がいます。（%）緑消防団団員充足率（見込み）緑消防団の定員は370人、現在の 100 充足率は90％ですが、今後10年間 90% で70歳の定年を迎える団員が多数 80 71% います。 60 もし今後加入団員が一人もいなかっ 58% た場合、団員の充足率は5年後には 40 71%、10年後には58％になり、人員不足になることが見込まれています。 20 地域を守るため、ぜひ若い世代の皆 0 現在 10年後 5年後さんも消防団に加わってください。消防団はどんな活動をしているの？消防訓練地域活動・防災指導災害活動消防署があるのに、消防団は必要なの？消防団員は消防士と協力して消火・救助活動を行います。消防団員は現場近くに居住・勤務していたり、現場の地理を熟知していたりするため、時には消防士より先に現場に到着し、活動することもあります。 ▲可搬式ポンプ積載車大規模災害発生時にも消防団員は重要な役割を果たします。緑区民は約18万人ですが、緑区の消防署・出張所にはミニ・非常用を含めても消防車は10台、救急車は４台しかありません。そのため、消防署だけでは緑区を一斉にカバーすることはできません。消防団が保有する可搬式消火ポンプや救助機材を積んでいる「積載車」は各班に１台ずつ合計18台あります、大規模災害発生時には消防団員が速やかに消火・救助活動を行います。阪神淡路大震災や東日本大震災 ▲建物倒壊時の救助活動などにのときも消防団員が大活躍しています。使用するチェーンソーの実演消防団器具置場って？器具置場は、消防団の活動拠点です。緑区には、班ごとに18の器具置場があります。通常時はシャッターが閉まっています。内部には、可搬式消火ポンプ、人命救助用資機材、積載車などが置かれています。消防団員はさまざまな資機材を扱えるよう訓練を行います。 ◀通常時の器具置場消火想定訓練、消防隊地域の人を対象にした災害時には消火・救助との連携訓練、放水訓練、応急手当講習会、救命講活動を行います。また、風女性消防団員訓練、新入習会などで指導します。水害時には危険な場所を団員研修訓練など、さままた、自治会の防災訓練・巡回したり、土のうを積んざまな訓練で技術を高め地域防災拠点訓練にも参だりして、緑区民の命と街を守ります。加しています。ています。 ▲シャッターを開けた状態女性団員と若手団員にインタビュー河原紀子さん長津田町在住団員歴17年 ▲可搬式消火ポンプ入団するには自治会から頼まれて入団しましたが、防災知識を取得でき、地域とのつながりも深まり、仲間もたくさんできて、入団して本当によかったと感じています。入団する前は男性の活躍する場かと思っていましたが、実際には女性団員も多く、防災訓練や救命講習など女性の力を発揮できる機会がたくさんあります。研修や勉強会など、女性団員の独自の活動もあります。ぜひ一緒に活動しましょう！ ▲防災体験学習施設を訪問三村豊さん上山町在住団員歴21年 ▲器具置場内部地域の皆さんに貢献したいと思い、消防団に入団しました。救急救命の方法や災害対応を学びながら、人命救助に関われていることにやりがいを感じています。消火ポンプの操作や積載車の運転など、消防団に入らなかったらできなかったような経験も積めています。ほかにも仕事では関わらない異業種の団員仲間ができたり、地域の人脈が増えていったり、楽しいことがたくさんあります。一緒に緑区の街と人を守っていく仲間を待っています。自分の時間の許す範囲で活動に参加できます。大切な人や街を守りたいという気持ちを持つ人を待っています。年齢18歳以上、緑区内在住・在勤・在学のいずれかで、性別は問いません。身分は非常勤特別職の地方公務員です。獅子舞、はしご乗り、消防総合演技や子ども防火服の試着など楽しいイベントがあります！（土） 9時45分∼ ◆日時：1月9日 ◆会場:十日市場消防訓練場・スポーツ広場（十日市場町888）緑消防団長落合清治さん平成27年出初式にて年額報酬、出動報酬が支給されます被服などが一式貸与されます ● 公務災害・表彰・退職報償金制度などがあります ● ● ◀一斉放水詳しくは最寄りの消防署・出張所へ問い合わせてください。 ◀獅子舞【問合せ】緑消防署庶務課消防団担当（ 932-0119）