新 刊 案 内 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ティーンズのココロ通信 『だいじな本のみつけ方』 平成27年 1月 1日 発行 〒753−0075 山口市中園町7−7 大崎 梢/著 光文社 T/オコ TEL:083−901−1040 FAX:083−901−1144 『僕は小説が書けない』 中村 航/著 KADOKAWA T/ナコ Eメール:info@lib−yama.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 『レイン』【11】 吉野 匠/著 アルファポリス 山口市立中央図書館 133号 T/ヨタ 『遠い日の呼び声』 ロバート・ウェストール/作 徳間書店 TF/ウロ 『ふたりのエアリエル』 ノエル・ストレトフィールド/著 教文館 TFスノ 『魔使いの敵』 大切な人 ジョゼフ・ディレイニー/著 東京創元社 TF/テシ 『数学ガールの秘密ノート』 結城 浩/著 SBクリエイティブ T410/ユヒ 『?が!に変わるとき』 小国 綾子/著 汐文社 T070/オア 『人とミルクの1万年』 平田 昌弘/著 岩波書店 T648/ヒマ 『進化の実』【1】 美紅/著 双葉社 TB/ミク 『慄く瞳にくちずさめ』 結城 光流/著 角川書店 TB/ユミ 『〈仮〉花嫁のやんごとなき事情』 夕鷺 かのう/著 KADOKAWA TB/ユカ あけましておめでとうございます!!2015 年の幕開けです! 今年、最初のテーマは「大切な人」です。家族 や友だち、みなさんにとっての大切な人は誰です か?もしかしたら、今年「大切な人」に加わる誰 かとの出会いがあるかもしれませんね。 そんな期待も込めて、この一年がみなさんにと ってよい年でありますように! 『妖怪アパートの幽雅な日常 1』 香月 日輪/著 講談社 『きみの友だち』 重松 清/著 T/コヒ 新潮社 T/シキ 両親を亡くし親戚の家に厄介になっていた夕士は、高校進学を機に念願 の一人暮らしを始めます。しかし、諸事情から格安で借りたアパートは妖 怪や幽霊も同居する難アリ物件だったのです。 オバケや風変わりな住人と過ごす非日常の中で、夕士は大切な仲間と自 分の居場所を見つけていきます。 (A・M) 松葉杖がいつもお供の和泉恵美。彼女が小学4年から大学を経て、社会 人になって数年くらいまでのお話。時間軸をずらしながら、彼女とその周 りの人達との交流を描いた短編が紡がれて、ひとつの大きな物語になって います。 「友だち」ってなんだろうと考えさせられる作品です。 (E・T) 『ユリエルとグレン 1』 石川 宏千花/著 講談社 T/イヒ ヴァンパイアに襲われ、12歳で成長が止まってしまった兄・グレンと 特殊な血を持つ弟・ユリエル。二人きりの家族である兄弟は、互いを支え あいながら、グレンを人間に戻す方法を探す旅に出ます。 強い絆で結ばれた兄弟の物語。 (A・M) 『納豆の大ドンブリ 家族の短歌』 穂村 弘/編 寺門 孝之/絵 岩崎書店 T911/ナツ 5・7・5・7・7の31音からなる短歌は、ちょっとなじみがないか も・・・。北原白秋や与謝野晶子らが詠んだ家族への思いが込められた短 歌が14首収録されています。 ページの下にある矢印をめくるとびっくり?広がる挿絵と解説で、きっ とあなたも楽しめるはず!! (E・T) 『大切な人へ』 藤井 フミヤ/著 岩崎書店 T911/フフ 『はつ恋』 「大切な人はいますか?」と尋ねられたら、誰のことを思い浮かべるで しょうか。即座にひとりの顔を思い浮かべる人もいるでしょうし、家族や 友達など、いろんな人の顔をたくさん思い浮かべる人もいるでしょう。 この詩集は、ミュージシャンである著者の大切な人への思いが集められ た詩集です。みなさんの心には、詩の言葉がどのように届いていくのでし ょうか。 (M・S) 16歳の夏、僕は両親と一緒に別荘で過ごすことに。そこで、出会った 美しい少女に僕はひと目で恋に落ち・・・。 ツルゲーネフの『初恋』と言えば、きっと誰もが耳にしたことがあると 思いますが、世界の名作を現代作家と画家がコラボした作品。ちょっと背 伸びしてみたい人にオススメの大人な雰囲気の作品です。 (C・Y) 『あなたはそっとやってくる』 『小さな男の子の旅』 ジャクリーン・ウッドソン/著 さくまゆみこ/訳 あすなろ書房 TF/ウシ 同じ高校に転校してきたマイアとエリー。新学期初日に出会った二人は 秋から冬にかけて、少しずつお互いのことを知り、大切な人への思いを温 めていきます。 けれど、冬のある日に悲しい別れが訪れます。モノローグで綴られる二 人の思い、家庭の事情、人種差別の問題など・・・。いつの間にか、読み 手の心もそっと二人に寄り添っていくことでしょう。 (M・S) ツルゲーネフ/原作 小川洋子/文 エーリヒ・ケストナー/著 榊直子/訳 中村幸子/絵 角川書店 堀川万里子/絵 T726/ナサ 小峰書店 TF/ケエ フリッツは、病気で入院している大好きなお母さんに会いに行くため、 ひとりで遠い町まで出かけます。しかも、誰にも内緒で・・・。 表題作と『おかあさんがふたり』の2編が収められたケストナーの短編 集。母と子の強い絆、揺れ動く子どもの心が描かれ、どちらも涙なくして は読めない感動の物語です。 (C・Y)
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