横 浜 市 記 者 発 表 資 料 平成 27 年 12 月 22 日 財 政 局 税 務 課 中 区 税 務 課 戸 塚 区 税 務 課 固定資産税・都市計画税の課税誤りについて 平成 27 年 11 月 9 日に記者発表した過大に固定資産税・都市計画税を課税した件を受け、財政局 及び各区では市内のマンション(区分所有家屋)について同様の誤りがないか調査を行っています。 その結果、平成 17 年以降に建築されたマンションは、システムに計算指示内容が記録されている ため先行して調査を行い、中区(2件)及び戸塚区(1件)で課税誤りが判明しました。 当該マンションの所有者の皆様にはお詫びするとともに、過大に納付された市税について遡って お返しいたします。 なお、平成 16 年以前に建築されたマンションは、システムに計算指示内容が記録されていないた め手作業により調査を行っており、課税誤りが判明した場合は速やかに市税をお返しするなど必要 な対応を行っていきます。 1 今回判明した対象戸数 821 戸 (内訳)中区 78 戸(2件)、戸塚区 743 戸(1件) 2 過大に課税した金額 総額 約 4,600 万円(平成 27 年度分 約 1,000 万円、過年度分 約 3,600 万円) 平成27年度分 約 94万円 平成25~26年度分(2か年) 約 150万円 平成27年度分 約 906万円 戸塚区 平成21~26年度分(6か年) 約 3,450万円 【参考】平成 27 年度分 1 戸あたり還付額 100 円 ~ 20,900 円(概算) 中 3 区 課税誤りの原因 マンション(区分所有家屋)の共用部分はそれぞれの専有部分の面積に応じ按分して課税します。 この按分計算をシステムで行っていますが、建物が単独の用途の場合と複数用途の場合で計算方法が 異なります。課税誤りの原因は、単独用途の建物にもかかわらず複数用途としての計算指示入力を行 ったことによるもので、その結果、複数棟で構成されるマンションについて共用部分(一部)が過大 に積算されたものです。 ※建物の用途について 単独用途 … 1 棟が 1 つの用途で構成されている場合 複数用途 … 1 棟の中に住宅、店舗、駐車場等、複数の用途が含まれている場合 【裏面に続く】 4 税額変更及び返還の手続き (1)中区 ア 平成 27 年度分 平成 28 年1月上旬に税額の変更通知をお送りします。各期納付されている方は今後の納付額 (第 4 期分)を減額し、既に全額納付されている方は1月下旬までに還付に向けた手続を行い2月中旬 までにお返しする予定です。 イ 平成 25~26 年度分 平成 27 年度分と同様に1月上旬に税額の変更通知をお送りします。1月下旬までに還付に向け た手続を行い2月中旬までにお返しする予定です。 (2)戸塚区 ア 平成 27 年度分 … 中区に同じ イ 平成 21~26 年度分 3月上旬に税額の変更通知及び還付のご案内をお送りし、3月下旬までにお返しする予定です。 5 再発防止に向けた取組 事務マニュアルを再確認し事務手順を遵守することに加え、誤入力防止のため入力画面にわかり やすい表示をする等システムの改修も行います。 また、システムへの入力に当たっては、ダブルチェックを徹底するなど事務処理を確実に行いま す。 お問合せ先 財政局 税務課固定資産税担当課長 中 区 税務課長 戸塚区 税務課長 吉富 浩政 青木 進 津端 建也 Tel.045-671-2190 Tel.045-224-8190 Tel.045-866-8350
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