医療関係者の皆様 − メトグルコ錠適正使用のお願い − メトグルコ服用中にシックデイの症状があらわれたときは服用をいったんやめるようご指導ください下痢や嘔吐の症状があるとき、食欲がなく食事がとれないときなど、いわゆる「シックデイ」のときにメトグルコ服用を継続し、重篤な乳酸アシドーシスが発現した事例が報告されています。シックデイの症状があるときは、脱水状態から乳酸アシドーシスが起こりやすくなります。乳酸アシドーシスの発現、重症化を予防するために、患者さんやご家族の方へ以下の点についてご指導いただきますようお願い申し上げます。発熱、下痢、嘔吐、食事摂取不良のときには脱水状態になることがありますので、メトグルコを飲むのをいったんやめて、医師または薬剤師に相談してください。また、適度に水分をとるよう心がけてください。なお、「脱水状態が懸念される下痢、嘔吐等の胃腸障害のある患者」へのメトグルコの投与は禁忌です。シックデイのときの注意を記載した患者さん向け指導せん（製剤写真入り）をご用意しておりますので、ご活用いただきますようお願い申し上げます。【その他資材】患者さん向け指導せん（資材番号：MET-124）「メトグルコ服用中の注意点」（A5 版） →乳酸アシドーシスの予防に重点をおいた指導せんです。患者さん向け指導せん（資材番号：MET-007）「メトグルコを服用される方へ」（B5 版） →製剤写真を掲載している詳細版の指導せんです。医療関係者向け資材（資材番号：MET-097）「投与時チェックシート」（A5 を 3 つ折り） →メトグルコの禁忌/慎重投与を確認できる資材です。資材につきましては、弊社担当 MR 又はくすり情報センターまでお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。弊社医療情報サイト（アドレス：https://ds-pharma.jp/medical/）からご請求いただくこともできます。患者さん向け指導せん（資材番号：MET-236）「シックデイ時の注意点」（A6 版）製造販売元大阪市中央区道修町 2-6-8 MET-237-0-1503 2015年3月