平成27年11月25日 市都市整備推進室 災害危険区域の指定について 釜石市災害危険区域の指定に関する条例(平成24年釜石市条例28号)に基づき、災 害危険区域を指定します。 1 災害危険区域の指定の目的 東日本大震災を教訓に、今後、東日本大震災による津波と同じ規模の津波(以下「想 定津波」という。)が再来した場合に浸水が想定される区域における住まいの安全確保を 図るとともに、災禍に対する安全な都市形成を後世に継承することを目的として、居住 の用に供する建築物の建築を規制するものです。 2 制限の対象となる建築物 ・居住の用に供する建築物 住宅、寄宿舎、長屋、共同住宅など居住を目的として建築する建築物 ※事務所、工場、倉庫、作業小屋などは制限の対象となりません。 3 災害危険区域の種別 ・第1種区域(今回指定する区域) 想定津波が発生した場合、防潮堤など津波を防ぐことを目的として整備される施設(以 下「防浪施設」という。)の整備後も浸水が想定されるため、居住の用に供する建築物の 建築を禁止する区域。 ・第2種区域(今回指定する区域はありません) 想定津波が発生した場合、防浪施設の整備後も浸水が想定される区域であるが、避難 施設の整備など安全が担保されたうえで土地利用の観点から居住の用に供する建築物の 建築を許容する区域。 ※浸水の深さの想定に合わせて構造等の規制を設けております。 4 今回指定する区域(第1種区域) 平田地区 (釜石市大字平田第3地割の一部、大字平田第6地割の一部) 5 災害危険区域に現存する居住の用に供する建築物について 災害危険区域の中に、既に居住の用に供する建築物が存在する場合、建築物の撤去を 強要することはありませんが、区域指定の間は増築や新築が出来なくなります。 ただし、修繕や改築、移転などは可能となる場合もありますので、具体的にご相談く ださい。 6 災害危険区域指定の日(予定) 今回指定する災害危険区域は、平成27年12月10日(木)より適用の予定です。
© Copyright 2024 ExpyDoc