出雲崎町原子力災害に備えた屋内退避・避難計画(Ver.1)(案)パブリック

出雲崎町原子力災害に備えた屋内退避・避難計画(Ver.1)(案)パブリックコメントの意見内容及び修正方針
章
節
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意見内容
修正方針
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[運用上の介入レベル(OIL)に基づく防護措置の流れ]について
OIL2につきましては、基準値を超える放射線量が測定された場合に、1週
新潟県が12月16日に公表した事故時の放射性物質拡散シミュレー
間程度内に一時移転を実施する基準となります。
ションによれば、事故発生から6時間後にベントした場合でも、当町
本町の避難計画はOILも含めまして、国の考え方(原子力災害対策指針)に
は風下に入れば、72時間に5mSv(これは1時間に69μSv→
基づき、県の考え方(原子力災害に備えた新潟県広域避難の行動指針)と整合
1分間に約1μSv)を屋外で被ばくするエリアに入ってしまいます。 性を図りながら、広域避難等防護措置に係る現段階の本町の考え方をまとめた
7頁の図中のOIL2超(1時間に20μSv)の事態になるのにわ
ものです。
ずか20分であり、これは事故発生から6時間20分という事です。
なお、県からは、今回の放射性物質拡散シミュレーションに関しては、あくま
このような短時間のうちに、示された計画(案)が全てスムースに進
でフィルターベントの有効性の検証であり、防護措置(避難や屋内退避など)
むとは考えられませんが…?逆に言えば、上記の事態にも対応できる
を実施せず屋外に居続けた場合の72時間積算の数値なので、即OILの基
ものでなければ私は納得がいきません。
準値と照らし合わせて考えられる数値ではないため、この結果を直ちに県の指
針に反映するとは一概に言えないとの説明をいただいております。
町は、今後、国や県において新たに考え方がまとまった時点で、ご意見のとお
り不安におもわれている方に寄り添いながら、本町の計画を修正していきたい
と考えております。