「希望あふれる 一年へ」

「希望あふれる
一年へ」
口 一 郎
南魚沼市長 井
平成 年の年頭にあたり、みなさ
まに謹んで新春のお慶びを申し上げ
ます。
南魚沼市誕生より 年が過ぎまし
た。 年という節目からさらなる歩
み を 進 め る こ と が で き ま し た の も、
市民のみなさまをはじめとする多く
の方々のご理解とご協力によるもの
と、心より感謝を申し上げます。
昨年は、6月1日に魚沼基幹病院
が、 月1日に南魚沼市民病院が開
院し、市内の医療再編は一区切りが
つきました。魚沼基幹病院は、今ま
で魚沼地域では対応できず長岡市な
どの医療機関に依存しておりました
高度専門医療・救命救急医療を担う
病院として、南魚沼市民病院は、こ
れまでゆきぐに大和病院が実践し
培ってきた地域医療の成果を土台と
し、市民のみなさまに寄り添い、開
かれた病院として新たなスタートを
切りました。魚沼基幹病院と南魚沼
市民病院をはじめとする地域医療機
関との連携により、安心・安全な医
療を提供できる地域完結型医療体制
を充実させてまいりたいと考えてお
ります。
また、昨年は、市内出身の若い力
が大いに活躍した年でもありました。
2月には、フリースタイルスキー・
ハーフパイプの小野塚彩那選手が
の あ
企業を誘致し新産業や雇用創出をめ
ざす「ITパーク」の整備を、国際
大学OBの協力を得ながら大和庁舎
を拠点に進めてまいります。
2月には「2016年第6回スペ
シャルオリンピックス日本冬季ナ
ショナルゲーム・新潟」が南魚沼市
と新潟市で開催されます。この大会
は、知的障がいのあるアスリートが
練習を重ね、自己の能力を高め競技
に挑む大会で、平成 年にオースト
リアで開催される世界大会への代表
選考を兼ねています。ぜひ競技会場
へ足を運んでいただき、大きな声援
をお送りください。
おりしも、南魚沼市では昨年 月
にスポーツ健康都市宣言を行い、
月 に は 日 本 体 育 大 学 と「 体 育・ ス
ポーツ振興に関する協定」を締結し
たところです。これからも、市民が
健康でいきいきと暮らし、誰しもが
活躍できるまちづくりを進めてまい
ります。今後もみなさまのお力とお
知恵をお貸しいただきますようお願
いいたします。
結びに、南魚沼市のますますの発
展と、みなさまのご健康、ご多幸を
祈念いたしまして、年頭のごあいさ
つといたします。
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ワールドカップ総合優勝という快挙
を成しとげ、9月には、塩沢中学校
水泳部が全国中学校水泳競技大会の
女子400メートルメドレーリレー
で5位に入賞しました。リレーメン
バーの1人、原澤珠緒選手は第8回
アジアエージグループ選手権大会に
日本代表選手として出場し、100
メートルバタフライで金メダルを獲
得するなど、すばらしい結果を残し
ました。 月には、浦佐小学校4年
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生の石田乃彩さんが第 回ヘレン・
ケラー記念音楽コンクールに出場し、
器楽部門ピアノ2部で1位を受賞し
ました。このコンクールは非常にレ
ベルが高く、辻井伸行さんなど、国
際的に活躍する音楽家を輩出してい
る大会です。このほかにも、この地
で育った多くの若者たちがスポーツ
や芸術など幅広い分野で活躍してい
ます。その姿はとても誇らしく、私
たちに大きな希望を与えてくれます。
市としても、できる限りの応援をし
ていきたいと思いますので、みなさ
まからも温かいご支援をお願いいた
します。
本年は昨年に引き続き、多世代が
いきいきと暮らし活躍できるプラチ
ナ社会の実現をめざす「南魚沼版C
CRC」の具体化に向け邁進してま
いります。そして、海外のIT関連
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市報 みなみ魚沼 平成28年1月1日発行