学校だより

小樽市立望洋台中学校 学 校 だ よ り
平成27年12月22日
第9号
1月学校行事予定
「唯一心」
校訓
1 高い希望をもって自ら学ぶ生徒
2 洋い心をもって自らを律する生徒
3 強い心をもって自らを鍛える生徒
小樽市立望洋台中学校
〒047-0155
小樽市望洋台3丁目6番1号
学校ホームページ
誰かのためにひたむきに
~
電話(0134)52-1577
http://www.otaru.ed.jp/bouyoudai/
無事に迎えた2学期末の意味を思う
校 長
本 田
亨
本日無事に2学期の終業式を終えることができました。毎年2学期の終了を、その年のカウントダウン開始の合図
と感じている私にとっても、生徒の成長が積み重なった節目の日を迎え、ほっと安堵しました。
年末恒例の今年を表す漢字も『安』と発表されました。国の安全保障が議論され、フランスでテロ事件が発生す
るなど不安な出来事が多い中、人々が「安全・安心」を強く願う思いが映し出された結果なのでしょう。
一方、今年も私たちを大いに勇気づけ明るい気持ちにしてくれた日本人2名のノーベル賞受賞。私は様々な報道
を通じ、とりわけ、生理学・医学賞を受賞した北里大学特別栄誉教授の大村 智先生の生き方や考え方に大いに
感銘を受けました。
定時制高校の教員から研究者への道に進んだ大村氏は、「人まねはしない。」と心に決め、ひたむきな研究生活
を続けた結果、これまで世界中で10億人以上の人々を熱帯の感染症により発症する失明の危険から救うという偉
業を成し遂げました。 その原動力は、「科学者はとにかく人のために働かなければならない。」という信念です。
自分の力をひたむきに捧げ、誰かの役に立とうとし、多くの人々を勇気づけ元気にしたことこそ、大村先生の偉大さ
であり、そこに受賞の真の価値があるのだと思います。
そう考えると、世の中には輝かしい栄光の光が当たらなくとも、年齢や性別、立場の違いにかかわらず、みんなの
ために奮闘し、勇気や元気を分け与えてくれているたくさんの普通の人々が、今日も私たちのすぐそばでがんばってくれ
ている事に気づきます。 毎朝明るい笑顔で挨拶を交わし合い、真剣に学び合う本校の生徒たち。 毎晩遅くまで、
翌日の授業準備やプリントのまるつけをし、休日返上で部活指導に汗を流してくれた教職員。 手弁当の熱血指導
で子どもを鍛え高めてくれた外部指導者の方々、いつもそっと学校を見守り応援してくださった保護者・地域の皆様。
いつも当たり前にそばにいてくれた人々が、実は当たり前でない尊い存在であることに気づきます。
たくさんの人のひたむきさに支えられ、2学期を無事に終えることができた意味の大きさを実感し、感謝の思いです。
日
曜
1
金
2
土
3
日
4
月
5
火
6
水
7
木
8
金
9
土
行 事
給食
元旦 年始休業
小中書写展~11日
10 日
11 月
成人の日 小中書写展授賞式
12 火
始業式 職員会議(部活中止)
×
13 水
3年学年末テスト①
○
14 木
3年学年末テスト② 面接指導開始
○
15 金
16 土
○
フットサル U-14
17 日
18 月
○
19 火
○
20 水
PTA事務局会議
○
21 木
スクールカウンセラー勤務日
2年携帯電話安全教室
○
22 金
校内研修(部活動中止)
○
23 土
バスケ冬季リーグ フットサルU-14
双葉・北照推薦入試
24 日
バスケ冬季リーグ
25 月
一斉専門委員会 書記局会
26 火
○
○
27 水
絵本読み聞かせ
○
28 木
PTA三役選考委員会
○
29 金
生徒協議会
○
30 土
明峰推薦入試
31 日
小樽市立望洋台中学校 学 校 だ よ り
平成27年12月22日
第9号
14日(月)、2
年2組において
船見教諭が研
今月6日(日)菁園中
究授業を行いました。今年度は授業力向
学校において、市内小
上をねらいとして校内研修を進めてきまし
中学校より代表の児童
たが、その一環として行われたものです。
生徒79名が参加し、小
授業後は後志教育局大城指導主事、小
樽いじめ防止サミットが
樽市教育委員会難波主査を招いて、研
開催されました。望中か
究協議を行い、研修を深めました。
3年生は全員が三者面談を終え、希望進
路が決定しました。現在志望校の合格に向
けて勉強に励んでいます。この冬休みはこ
れまで以上に大切なものとなってきます。今
まで様々な場面で学校をリードしてきてくれ
た3年生です、みんなが応援しています。
らも生徒会の山下くん、川向さん、山本さんが参加しま
した。小樽市情報モラル対策委員の藤平先生の講演
では小樽市内の現状を知り、なぜ小樽市内の小中学
生のスマホ利用率が多いのか、その理由をグループで
話し合いました。その後、スマホといじめのつながりな
ど具体的で興味深い内容の話がたくさんありました。
17日(木)、体育館において生徒会主催の「第2回いじめゼロフォ
ーラム」が開催されました。今回は第1回で一人一人が決めた『いじ
めゼロ行動宣言』を実行していたかの振り返りから始まり、グループ
交流、全体交流を行いました。その後、となりにいる『相手』の良いと
ころを3つ見つけ、ことばで伝え、「うれしかったこと」や「『ありがとう』と
言われたこと」を交流しました。最後に生徒会より全体メッセージが発
表され【いじめゼロ行動宣言】として『うれしくなる行動』や『前向きな気持ちになる行動』を記入しました。
学習専門委員会
が中心となり、放課
後に自学自習のた
めの教室( Study Hall )開放を行っています。わからない
2学期が無事終了し、明日から20日間の冬休みです。年末
所を質問する人のため
年始をはさむ冬休みは、家族揃って団欒する大切な機会で
に教室には先生もいま
す。一方、高額なお小遣の浪費、深夜まで活動する非日常が
す。宿題をしたり、授業
いつまでも後を引き、生活リズムが乱れる事等
の復習をしたり、たくさ
が心配です。めりはりある生活を心がけ、「冬
んの人たちに有効に使
休みのきまり」を確認し、健康で事故なく有意
ってほしいと思います。
義にお過ごしください。良いお年を…。