H26.12.17 第9号 研 修 だ よ り 富岡市立一ノ宮小学校 学びのデザイン研究所 ☆一人一授業「富岡先生」お疲れ様でした 「音楽室の扉を開けるとそこは子ども達にとっ ての音泉だった(川端康成の雪国風に)。」学期末 の忙しい中、16日の5校時に富岡先生に音楽の 授業を公開していただきました。左の写真は、子 ども達が音楽室に入ってくると「パレードホッホ ー」の伴奏が始まり、そのままミッキーの美しい 声で歌い始める4年1組の子ども達の様子です。 パレードホッホーは、2つの異なった旋律がうま く合わさってできている楽曲です。これを導入に 持ってきて歌うことで、音楽の学習をする心構え をつくると同時に、本時の中で扱うファランドー ルの旋律についても子ども達に意識させていくという複数の要素が絡まっている富岡先生の職 人技を見せていただきました。富岡先生は、音楽専科として3年生から6年生までの指導に携 わっています。音楽専科として、学年の系統を意識し、音楽の基礎基本を学年に応じて的確に 指導していらっしゃいます。こうしたことの積み上げで、感性は育っていきます。研究会での 富岡先生の名言「感性は教えて育てるもの」この言葉に、私たち教師が心を打たれました。 「ファランドールを鑑賞して感じたことを表現させたい(言語活動)!」この活動を可能に するのは、日々の授業の中や生活の中で、「○○○なことを△△△という」といったことを細 かいことですが一つ一つの機会を捉えて子ども達に指導し、子ども達の語彙力の貯金箱を満た していくことなしには為し得ないのだと思います。本校が意識して取り組んでいる常時指導の 充実がそれに当たります。実は、職員室の入室の仕方を指導することとファランドールを鑑賞 しての表現はつながっているのです。日々の指導も意識し、豊かに表現できる児童を育ててい ければと思います。富岡先生の音楽指導は、温泉につかっているように、子ども達にとって音 の泉(音泉)にたっぷりつかり心地よいものだと思います。学期末で忙しい中、授業をしてい ただきまして本当にありがとうございました。たくさん学ばせていただきました。 楽しそうに学び合っています!(笑顔) よい意見をたくさん見つけて書きました!
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