企画展「むかしの暮らし‐ふしぎな道具の数々‐」 を開催します

堺市報道提供資料
平成27年12月22日提供
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博物館 学芸課
072-245-6201
072-245-6263
企画展「むかしの暮らし‐ふしぎな道具の数々‐」
を開催します
堺市博物館では、平成28年1月9日(土)から3月6日(日)まで、企画展「むかしの暮らし‐
ふしぎな道具の数々‐」を下記のとおり開催します。
私たちは、朝起きて夜眠るまで色々な道具を使って生活しています。そのような普段の暮らしを便
利で豊かなものにするために、道具はどんどん進歩してきました。毎日当たり前のように何気なく使
っている道具も、時の流れとともにずいぶん変わり、姿を消したものも数多くあります。
本展では、博物館が収集しているものの中から、20世紀を中心とする昔の時代に使われていた道
具の数々をご覧いただきます。そこから、昔の人の工夫や知恵、道具が進歩して便利になっていく様
子、道具がもたらした生活の移り変わりなどから、暮らしの上での道具の大切さも学んでいただけれ
ばと思います。
昔の道具のなかでは最近まで使っていたものや、懐かしいもの、どんな時に使う道具かわからなく
なってきたものなど、色々あります。これらの道具の変化から、移り変わった生活の様子を見ていき
たいと思います。
なお、小・中学生の皆さんが「考える」展示となるため、クイズコーナーも設けています。
記
1. 開催期間
平成28年1月9日(土)から3月6日(日)まで
2.休 館 日
月曜日(祝・休日の場合は開館)
3.開館時間
午前9時30分から午後5時15分まで
(入館は午後4時30分まで)
4.会
堺市博物館 1階展示場 企画展コーナー
(大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内)
交通:JR阪和線・「百舌鳥駅」 下車 徒歩6分
南海バス・「堺市博物館前」下車 徒歩4分
場
5.観 覧 料
一
般 200円(160円)
高・大学生 100円(70円)
小・中学生
50円(30円)
※( )内は、20名以上の団体
※65歳以上の方、障害のある方は無料(要証明書)
※堺市在住・在学の小・中学生は無料
6..展示構成と主な資料
衣類にかかわる道具:アイロン・火熨斗・ミシン、他
食事にかかわる道具:鍋・釜・七輪・火消し壷・おひつ・ちゃぶ台、他
住居にかかわる道具:ポンプ・火鉢・こたつ、他
余暇にかかわる道具:蓄音機・テープレコーダー・映写機・カメラ、他
仕事にかかわる道具:棹秤・天秤・ソロバン、他
総数約40件の予定です。
ひ
の
し
し ち り ん
ち く お ん き
7.関連行事
体験学習会「昔の道具・あそび体験会」
容:足踏み脱穀機や石臼など、ちょっと昔まで現役だった道具を
内
動かしたり、おばあさんやおじいさんが子どもだった頃の遊
びを体験します。
日
時:平成28年1月31日(日)、2月13日(土)、3月6日(日)
各日とも午後1時~午後4時
会
場:堺市博物館 地階博物館ホール、他
対
象:小中学生とその保護者50名
参 加 費:無料(但し、企画展等を観覧する場合は別途観覧料は必要)
参加方法:事前申込み不要。当日入館の方について随時受け付けます。
8.主
堺市博物館
催
※ハローミュージアム(展覧会情報を24時間音声でご案内)
直通:072-244-9898
堺市博物館
①蓄音機
企画展「むかしの暮らし‐ふしぎな道具の数々‐」
報道提供写真
解 説
堺市博物館蔵
1877年発明王エジソンが作成した蝋管式蓄音機(管状の部分に音を録音したもの)
を、1887年エミール・ベルリナーが円盤状(レコード盤)に改良してから、世界中で
広まりました。日本では1909年頃から普及しましたが、なかなか高価なものでした。
回転部分の動力には、ゼンマイが用いられました。
②手回し式計算機
堺市博物館蔵
機械式計算機ともいい、歯車などの機械要素の組み合わせで、加減乗除の演算を行うこ
とができます。19世紀後半に商品化されて普及し、20世紀後半頃まで盛んに用いられ
ましたが、コンピューターと電子卓上計算機の登場で、すたれていきました。
日本では、大正時代に大本寅治郎が開発した「タイガー計算機」が日本における手回し
式計算機の代名詞となり、1968年頃に生産・出荷のピークを迎えましたが、1970
年前後から一気に生産・出荷の規模が落ちていき、コンピュータや電子卓上計算機にとっ
てかわられました。