２０１４年１２月の天候（山形県） 目 次 １ 天候経過 ２ 日別の気圧配置 ３ 山形・酒田・新庄・米沢の気候統計値 ・ 気象統計資料 山形・酒田・新庄・鶴岡・長井・米沢の気象経過図 県内の気象分布図 山 形 地 方 気 象 台 本資料に関する問い合わせ先 山形地方気象台 Ｔ Ｅ Ｌ 023-622-0632 Ｆ Ａ Ｘ 023-633-0620 [注意事項] 本資料に掲載されている観測値は断り書きがない限り、山形は気象官署、酒田、新庄 は特別地域気象観測所、鶴岡・長井・米沢は地域気象観測所の観測値を使用しておりま す。 なお、本資料の著作権は山形地方気象台が有しています。掲載されているデータや図 表を利用する場合は「山形地方気象台の資料に拠った」旨記載してください。 また、営利を目的に増刷など行う場合は所定の手続きに拠るものとします。 【１２月の特徴】 ○ 低温 １ ○寡照 ○大雪 天候経過 低気圧や気圧の谷が周期的に通過し、その後は冬型の気圧配置が続いため、曇りや雪または雨 の日が多かった。また、強い冬型の気圧配置となり大雪となる日や、庄内を中心に暴風雪となる 日があった。降水量はかなり多く新庄、米沢など 13 地点で 12 月として月降水量の多い方からの 第１位を記録した。日照時間はかなり少なく酒田など 7 地点で 12 月として月間日照時間の少ない 方からの第１位を記録した。降雪量はかなり多く、向町では月降雪量が 12 月として第１位を記録 した。 月平 均 気 温 は 平 年 よ り か な り 低 い 。月 降 水 量 は 平 年 よ り か な り 多 い 。月 間 日 照 時 間 は 平年よりかなり少ない。月降雪量は平年よりかなり多い。 上旬 この期間、低気圧や冬型の気圧配置の影響で曇りまたは雨や雪の日が多く、山沿いを 中心に大雪となった所があった。 旬平均気温は平年より低くかなり低い所があった。旬合計降水量は平年よりかなり多 い。旬合計日照時間は平年よりかなり少ない。 中旬 この期間、低気圧や冬型の気圧配置の影響で曇りや雪または雨の日が多くなった。強 い 寒 気 の 影 響 で 気 温 は か な り 低 く 、 17 日 か ら 18 日 に か け て 冬 型 の 気 圧 配 置 が 強 ま り 大 雪となった所があった。 旬平均気温は平年よりかなり低い。旬合計降水量は平年並から多くかなり多い所があ った。旬合計日照時間は概ね平年より少なくかなり少ない所があった。 下旬 この期間、冬型の気圧配置となる日が多く曇りや雪または雨の日が多かった。 旬平均気温は平年より低くかなり低い所があった。旬合計降水量は平年より多くかな り多い所があった。旬合計日照時間は平年並から少なくかなり少ない所があった。 ２ 日別の気圧配置 １日：日本海の低気圧からのびる寒冷前線が東北地方を通過する。 ２日：日本付近は冬型の気圧配置となる。 ３日：引き続き日本付近は冬型の気圧配置となる。 ４日：日本付近は気圧の谷となり、前線を伴った低気圧が関東の南を北東へ進む。 ５日：前線を伴った低気圧が三陸沖から北東に進み、次第に日本付近は冬型の気圧配置 となる。 ６日：引き続き日本付近は冬型の気圧配置となる。 ７日：冬型の気圧配置が次第に緩み、日本付近は朝鮮半島付近に中心を持つ高気圧に覆 われる。 ８日：東北地方の日本海側は気圧の谷となる。 ９日：日本付近は冬型の気圧配置となる。 １０日：冬型の気圧配置が弱まり、本州付近は高気圧に覆われる。 １１日：低気圧が北海道の西にあって北東へ進み、この低気圧からのびる寒冷前線が東北 地方を通過する。 １２日：日本付近は冬型の気圧配置となる。 １３日：引き続き日本付近は冬型の気圧配置となる。 １４日：引き続き日本付近は冬型の気圧配置となる。 １ ５ 日： 冬 型 の 気 圧 配 置 が 次 第 に 緩 み 、日 本 付 近 は 日 本 海 に 中 心 を 持 つ 高 気 圧 に 覆 わ れ る 。 １６日：低気圧が日本海と九州付近にあって、ともに発達しながら東北東へ進む。 １７日：日本付近は強い冬型の気圧配置となる。 １８日：引き続き日本付近は強い冬型の気圧配置となる。 １９日：冬型の気圧配置が次第に緩む。 一方、高気圧が日本海にあって東へ移動する。 ２０日：低気圧が日本海と本州の南にあって、ともに発達しながら東北東へ進む。 ２１日：日本付近は冬型の気圧配置となる。 ２２日：引き続き日本付近は冬型の気圧配置となる。 ２３日：引き続き北日本付近は冬型の気圧配置となる。 ２４日：低気圧が北海道付近にあって東北東へ進む。 ２５日：日本付近は冬型の気圧配置となる。 ２６日：引き続き日本付近は冬型の気圧配置となる。 ２７日：高気圧が日本海にあって東に移動し、冬型の気圧配置が次第に緩む。 ２８日：本州付近は高気圧に覆われる。 ２９日：低気圧が本州の南にあって北東へ進む。 ３０日：日本付近は冬型の気圧配置となる。 ３１日：引き続き日本付近は冬型の気圧配置となる。 また、低気圧が朝鮮半島付近にあって東北東へ進む。 ３ 気候統計値（２０１４年１２月） ○ 気象官署 山形 上旬 中旬 下旬 月 本 年 2.2 -0.4 -0.7 0.3 平 均 気 温（℃） 平 年 平年差 階 級 区 分 4.0 -1.8 低い 2.2 -2.6 かなり低い 1.6 -2.3 かなり低い 2.6 -2.3 かなり低い 本 年 104.0 61.5 61.5 227.0 降 水 量（mm） 平 年 平年比 階 級 区 分 20.2 515 かなり多い 29.3 210 かなり多い 33.2 185 多い 82.7 274 かなり多い 本年 13.2 15.9 18.9 48.0 日 照 時 間（ｈ） 平 年 平年比 階 級 区 分 28.2 47 かなり少ない 22.9 69 少ない 29.6 64 かなり少ない 80.7 59 かなり少ない 平 均 気 温（℃） 平 年 平年差 階 級 区 分 6.0 -1.8 低い 4.1 -2.0 かなり低い 3.6 -1.7 低い 4.5 -1.8 かなり低い 3.0 -1.7 低い 1.2 -1.9 かなり低い 0.7 -2.1 かなり低い 1.6 -1.9 かなり低い 本 年 116.5 85.0 86.5 288.0 221.0 90.5 156.0 467.5 降 水 量（mm） 平 年 平年比 階 級 区 分 64.9 180 かなり多い 71.6 119 多い 67.6 128 多い 204.0 141 多い 67.2 329 かなり多い 75.2 120 平年並 80.3 194 かなり多い 223.6 209 かなり多い 本年 4.3 3.8 7.6 15.7 3.6 6.4 12.4 22.4 日 照 時 間（ｈ） 平 年 平年比 階 級 区 分 16.9 25 かなり少ない 11.3 34 かなり少ない 15.6 49 かなり少ない 43.9 36 かなり少ない 13.9 26 かなり少ない 10.9 59 少ない 14.4 86 平年並 38.8 58 かなり少ない 平 均 気 温（℃） 平 年 平年差 階 級 区 分 3.3 -2.8 かなり低い 1.7 -3.3 かなり低い 0.8 -2.4 かなり低い 1.9 -2.9 かなり低い 本 年 146.0) 121.5 99.0 366.5) 降 水 量（mm） 平 年 平年比 階 級 区 分 34.8 420 かなり多い 45.3 268 かなり多い 49.9 198 かなり多い 129.2 284 かなり多い 本年 7.8) 10.0 19.2 37.0) 日 照 時 間（ｈ） 平 年 平年比 階 級 区 分 25.4 31 かなり少ない 20.2 50 少ない 25.4 76 少ない 71.0 52 かなり少ない ○ 特別地域気象観測所 酒田 新庄 上旬 中旬 下旬 月 上旬 中旬 下旬 月 本 年 4.2 2.1 1.9 2.7 1.3 -0.7 -1.4 -0.3 ○ 地域気象観測所 米沢 上旬 中旬 下旬 月 本 年 0.5) -1.6 -1.6 -1.0) 注）次の表示の場合 X:欠測 ）：準正常値 ］：資料不足値 －：現象なし。 平年値は 1981～2010 年の平均値。 ※米沢:４日から５日障害のため一部欠測 2014年12月の気象分布図 平 均 気 温 (℃) 降 水 量 (mm) ）は準正常値、]は資料不足値を示す。 平均気温の()内は平年差(℃)、降水量の()内は平年比(%)、日照時間の()内は平年比(%)を示す。 平年値は1981-2010年の統計による。 日 照 時 間 (h)
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![平成26年12月24日発表 [PDFファイル／410KB]](http://s3.expydoc.com/store/data/007499777_1-cb4eed63fc1e23a32e281d23dd08139e-250x500.png)
