LPガス原料調整制度

●原料費調整制度
原料費調整制度導入について
LPガス輸入価格は、ガス産出国が毎月決定するLPガス輸出価格や為替レートといった外部
要因にて毎月変動しています。
当社では都市ガスや電力会社が採用している『原料費調整制度』を2012年4月より実施す
ることになりました。
○ 原料費調整制度とは・・・?
「原料費」とは、お客様にお使いいただいておりますLPガス(プロパンガス)の輸入価格です。
「原料費調整制度」はLPガスの輸入価格が変動した場合に、すみやかにガス価格に反映させる制
度です。LPガスの輸入価格が下がったら小売ガス価格を下げ、また輸入価格が上がったら小売ガ
ス価格を上げさせていただくものです。
また、毎月のLPガス輸入価格につきましては新聞やインターネット等で見ることができますので、お
客様に対して透明性のある制度になります。
○原料費調整制度の導入理由
従来は出来る限り弊社にて変動を吸収し、LPガスの輸入価格が大幅に変動した時のみ、価格改
定を実施して参りました。しかしながら、一度の価格改定の幅が大きくなるためお客様のご負担が
大きくなる場合があり、また時期がずれることもあってご説明が難しい場合がありました。
今回、原価が下がればお客様へすぐ還元でき、透明性のあるこの制度を導入することがお客様
へのメリットになるものと考えました。
○単位料金の調整
LPガス料金への適用は2012年4月の検針分から実施いたします。
当月の原料価格と、基準になる原料価格との差額を翌月に調整させていただきます。その変
動額に応じ単位料金(1㎥あたりの料金)を調整いたします。
※実際の検針ではご使用量が少数第一位まででるため、ご使用量0.1㎥あたりの調整額の
適用になります。また、(ご使用量×調整額)の値が少数第一まで出る場合は四捨五入となり
今後のLPガス料金のご請求内容
ガス料金ご請求額=基本料金+ガスご使用量×(従量料金単価±調整単価)
黒字は従来の標準料金
青字は原料費調整にかかわる料金
○お客様への調整額のお知らせ
毎月の調整額のお知らせは、LPガス検針伝票あるいは請求書にてお知らせいたします。
2015年1月の調整額は
調整単価
基本料金
+
ガス使用量
×(
+2
従量料金単価
原料費調整に
かかわる料金
標準料金
①プロパンCP
550
【1月分の調整額の出し方】
-
119.78
65,879
トンをKgに
直します。
Kgからm3に
換算するため
の産気率
調整単価
(2009年10月~2012年3月
の原料価格の平均値)
(64,628円/トン)
) ÷ 1,000㎏ ÷ 0.482 =
(1㎥あたりの調整額)
(円/㎥ 税抜)
調整単価
④基準原料価格
③原料価格
( 65,879円/トン
円/トン
④基準原料価格
③原料価格
(円/トン)
になります。
③原料価格
(①×②)
②為替レート
ドル/トン
2015年1月
64,628円/トン
-
)
-7 円/㎥ となります。
なお、今月の調整単価は前月に対して
(
円/㎥
+2 円/㎥
) ÷ 1,000㎏ ÷ 0.482 =
(小数点以下切り捨て)
【ガス料金の計算式】
ガス料金
ご請求額
=
基本料金
+
ガス使用量
×(
従量料金単価
従来の標準料金
※以前の調整額をご覧になりたい方は、下記のご希望月をクリックしてください。
2012年
2013年
●4月調整額
●5月調整額
●6月調整額
●7月調整額
●8月調整額
●9月調整額
●10月調整額
●11月調整額
●12月調整額
●1月調整額
●2月調整額
●3月調整額
●4月調整額
●5月調整額
●6月調整額
●7月調整額
●8月調整額
●9月調整額
●10月調整額
●11月調整額
●12月調整額
2014年
●1月調整額
●2月調整額
●3月調整額
●4月調整額
●5月調整額
●6月調整額
●7月調整額
●8月調整額
●9月調整額
●10月調整額
●11月調整額
●12月調整額
2015年
●1月調整額
±
調整単価
原料費調整に
かかわる料金
)
原料費調整額の算出方法
原料費調整額は原料価格を基にして算出します。原料価格は、お客さまにお使い頂
①プロパンCP(前月CPを使用 単位:ドル/トン)
LPガス最大の輸出国であるサウジアラビアの国営石油会社が一方的に輸入先に通告する船積
み契約価格のことを言います。Contract Price(コントラクトプライス)の略。
(参照:アストモスエネルギー株式会社http://www.astomos.com/)
②為替レート(TTS)(単位:円/ドル)
当社では、三菱UFJリサーチ&コンサルティングのホームページより米ドル(TTS)前々月21日~
前月20日の平均値を使用しております。
(参照:三菱UFJリサーチ&コンサルティング
http://www.murc-kawasesouba.jp/fx/past_3month.php)
③原料価格(①×②)(単位:円/ト
プロパンCP × 為替レート
調整額を出すにはトンからKgへ、そしてKgから㎥に換算して計算します。Kgから㎥に換算する際に
必要な産気率は気温によって変動するので愛知県は0.482㎥/Kgで計算することになります。
④基準原料価格(単位:円/トン)
2009年10月~2012年3月の原料価格③の平均値を基準原料価格とします。
基準原料価格は 64,628円/トンです。
(
③原料価
格
(円/トン)
④基準原料価格
―
(2009年10月~2012年3月
の原料価格の平均値)
(64,628円/トン)
)÷ 1000Kg ÷ 0.482
トンをKgに直し
ます。
調整単価
(1㎥あたりの調整額)
(円/㎥ 税抜)
Kgからm3に換算
するための産気率
(愛知県用)
毎月の原料費の変動は、以下のような仕組みでお客様のLPガス料金に反映されます。
調整のしくみ
毎月の原料費の変動は、以下のような仕組みでお客様のLPガス料金に反映されます。
LPガス料金への反映状況につきましては、お届けする検針表や請求書でお知らせいたし
ます。
原料費が変動(毎月)
毎月の輸入価格、原料価格
(LPガス輸出価格×為替レート)
毎月の輸入原料費価格の変動を
算定し、LPガス単価を調整
「LPガス原料調整制度」は、「料金改定」で
はなく原料費仕入価格の変動を調整するも
のです。「料金改定」は原料以外のコストが
低減したり上昇した場合に、標準料金の変
更を行うものです。
ご質問等がございましたら、㈱新東 環境
機器事業部(0564-21-2255)までお気軽
にお尋ねください。
今後のLPガス料金のご請求内容
ガス料金ご請求額=基本料金+ガスご使用量×(従量料金単価±調整単価)
黒字は従来の標準料金
青字は原料費調整にかかわる料金
計算方法の例 【3月分の調整費の出し方】
(③79,123-④64,628)÷1000÷0.482= +30.07・・・
3月分の調整額は、1㎥あたり+30円になります。(小数点以下切り捨て)
【ガス料金ご請求額】
ガス料金ご請求額=基本料金+ガスご使用量×(従量料金単価±調整単価)
黒字は従来の標準料金
青字は原料費調整にかかわる料金
ちょっと豆知識
Q.前月のCPを基準にしているのはなぜ?
A.中東から日本への輸送には専用タンカーで3週間ほどかかります。したがって、2月の輸入価格が適用
される積荷が日本に到着するのはほとんどが3月になります。
また、国内でも通関手続きや流通等により皆様のご家庭に届くまでの日数もございますので、現実的に
は1ヶ月遅れとなります。
Q.原料費調整額の算式の0.482はなんですか?
A.海外からの輸入価格(CP)はメートル法によりトン単位です。
国内のLPガス販売は法律(液石法)によりメーター販売と決められており、単位は「立方メートル」で
す。1KgのLPガスが気体になると約0.482㎥を基準産気率として計算しています。
なおプロパンガスの産気率は、気温によって変動するので地域を大きく4つに分けています。
(1)産気率 0.469㎥/Kg
(2)産気率0.478㎥/Kg
(3)産気率0.482㎥/Kg
(4)産気率0.480㎥/Kg
北海道、青森、岩手、秋田
宮城、山形、福島、新潟、富山、石川
(1)(2)(4)を除く都道府県
沖縄
この基準産気率は国の外郭団体である高圧ガス保安点検協会が全国に販売されているJIS規格1
種1号(民生用LPG)の代表的な性状のものをサンプリングし、実際に気化実験を行って求めており、
最終的にこの値をもって閣議決定されたものです。