第 4 回日中 NGO シンポジウム―「災害対応及び NGO の国際化」 募集要項 1.背景・目的 現在、環境保全や気候変動、災害対応、高齢化社会対策等、世界共通の課題が注目されています。 政府による対応・改善策が模索される中、民間レベルの交流も不可欠であり、特に東アジア諸国に おいては、NGO が市民社会形成に関して大きな役割を果たしています。近年は日中間で、NGO と政 府関係の変遷や、地震等大災害発生後 NGO の救援参与等をめぐり、NGO と政府、NGO 同士、NGO とコ ミュニティ、市民間の交流が盛んに行われているのはご存知の通りです。 JICA は、日本の NGO が開発途上国の現場で国際協力活動を行う際の支援や、NGO と JICA の連携 促進を目的として 2002 年から各国に「NGO-JICA ジャパンデスク」を設置しています。中国におい ては 2004 年度に設置され、①本邦 NGO の現地活動支援(情報提供、各種相談など) 、②草の根技術 協力事業など本邦 NGO との連携支援(草の根技協の案件形成、実施支援など)、③本邦 NGO との連 携強化(セミナー等を通じた交流促進など)を本来業務として実施してきました。 これまで、日中 NGO の相互連携の促進、企業・学界・政府行政も含めた情報交換、ネットワーク 形成、経験交流等を目的としたシンポジウムを過去 3 回実施しており、障害者支援、環境教育等を テーマとして取り上げ、日中 NGO の連携促進を行ってきました。 このような背景のもと、近年日中両国を含め大規模な自然災害が頻発している現状を踏まえ、ま た防災教育・緊急援助・復興支援における日中両国市民社会の役割が増大していることに着目し、 日中 NGO 間の情報交換、ネットワーク強化、経験交流を目的として、「災害対応及び NGO の国際化」 をテーマとしたシンポジウム開催することとしました。 2.実施概要(予定) 【日 時】①2015 年 1 月 22 日(木)終日 全体会 ②2015 年 1 月 23 日(金)午前 災害対応関連の ODA プロジェクト訪問(北京) ③2015 年 1 月 23 日(金)午後 ~ 1 月 25 日(日) 四川大地震被災地及び災害対応 NGO 活動現場訪問・交流 (②と③については、希望者のみ参加) 【場 所】中国北京市 北京中航泊悦酒店(予定) 【主 催】国際協力機構(JICA)中国事務所、中国国際経済技術交流センター(CICETE) 【内 容】 (1) 全体会:基調講演、発表(日中双方の有識者、NGO 関係者) (2) 分科会:①防災教育、②緊急援助と復興支援、の 2 分科会に分けて実施することを想定。参 加団体によるプレゼンテーション、ディスカッションなど。 (3) 交流会 (4) パネル展示・パンフレット配付(希望者のみ) (5) 災害対応 NGO 活動現場の訪問と交流(希望団体のみ) (6) 資料作成・配布:発表内容、各自の団体の概要・活動紹介など 【言 語】日本語・中国語(同時通訳または逐次通訳を配置予定) 【 参加者 】防災教育・緊急援助・復興支援を実践する、又はこれに関心を有する NGO、NPO、基金 会、ボランティア団体等含む市民社会組織(CSO) 、及び有識者等;計 120 名程度 (1) 日本側登録参加者: 20 名程度 (2) 中国側登録参加者; 60 名程度 (3) 自由聴講者 : 20 名程度 (4) その他関係者: 20 名程度 3.募集対象 (1)日本側登録参加者: 20 名程度 ① 日本から参加される方 15 名 ② 中国国内から参加される方 5名 ※ 全日程にご参加ください。 ※ 応募が定員を超えた場合は、JICA が選考を行います。 (2)自由聴講者 : 20 名程度(中国国内からの参加者を想定) ※ 初日(1/22)午前中~昼の交流会まで自由にご参加いただけます。 ※ 応募者多数の場合、申し込みの先着順とさせていただきます。 4.応募方法 所定の応募申込書に必要事項を記入の上、2014 年 12 月 26 日(金)当日必着で、電子メールで [email protected] 宛、ご応募ください。参加可否は 2015 年 1 月 7 日(水)までにご 回答いたします。 5.費用負担 参加者自己負担分 登 録 参 加 者 日本側 復路片道交通費(北京⇒日本 の復路を自己負担。四川省現 日本からの 場訪問の参加者については、 参加 成都⇒(北京)⇒日本の復路 を自己負担) 中国内から 四川省現場訪問の参加者につ の参加 いては、成都からの復路を自 己負担 JICA 負担 ・往路片道交通費 (日本⇒北京の往路を負担。 四川省現場訪問の参加者につ いては、更に北京⇒成都の片 道を負担) ・宿泊費 (北京で全体会のみに参加す る参加者に対しては 2 泊、北 京 ODA 活動現場見学の参加者 は 3 泊まで、四川省現場訪問 の参加者については、更に現 地の 2 泊まで負担。) ・食費 ・四川省現場訪問の参加者に ついては、北京⇒成都の片道 交通費及び現地の宿泊費を負 担 ・食費 なし(会場までの交通費は自 食費 己負担) Ⅰ食事については JICA 側負担で提供 Ⅱ登録参加者の滞在日程は全体会の前日(1/21)北京着より、プログラム終了までとし、 自由聴講者 これを超える場合の、宿泊費、追加交通費等は自己負担とする。 ⅢJICA 費用負担について、個別相談が可能 6.応募資格・条件など (1) 日本側登録参加者 ① 中国での防災教育・緊急援助・復興支援分野における国際協力に関心を持つ日本の団体・ 企業等に所属しており、所属団体から参加許可が得られる方。 ② 全日程(日本から参加される方については 1 月 22 日と 23 日午前、中国国内から参加され る方については 1 月 22 日が必須、 四川省現場訪問を希望する方については 1 月 25 日まで) に参加できること。 ③ 満 20 歳以上(2015 年 1 月 22 日時点)で、健康上支障が無いこと。 ④ 分科会へのプレゼンテーション、ワークショップに積極的に貢献できること。(参加者決 定後、別途必要に応じてお願いする可能性があります。) ⑤ JICA 費用負担分について、1団体からは原則1人とさせていただきます。 (2) 自由聴講者:特に資格・条件はありません。 7.注意事項 (1) 参加団体名ならびに参加者の所属、氏名、性別等を公表する場合がありますので、あらかじ めご了承ください。 (2) 他の参加者にご迷惑をかける方、決められた活動に参加いただけない方などは、参加途中で も参加を取り消し、ご帰国いただく場合がございます。 8.お問合せ先 独立行政法人国際協力機構 中華人民共和国事務所 NGO シンポジウム担当 電子メール:前島 幸司 [email protected] 李 瑾 [email protected] 電話:+86-10-6590-9250(内線 前島 40、李瑾 16) FAX:+86-10-6590-9260 9.スケジュール案 日時 時間 関 係 者 挨 拶 1/22 午 木 前 写 真 講 演 内容 9:00-9:05 開会、来賓紹介 9:05-9:10 主催:JICA 中国事務所挨拶 9:10-9:15 主催:CICETO 挨拶 9:15-9:20 来賓:日本大使館挨拶 9:20-9:25 来賓:民政部民間組織管理局挨拶 9:25-9:40 記念写真撮影 9:40-10:20 基調講演:日本の NGO の国際展開について 10:20-10:50 基調講演:中国 NGO の国際化) 10:50-11:10 日本の災害対応と防災教育(日本 NGO 代表) 会場 大会場 備考 同時通 訳 11:10-11:30 災害対応分野における中国NGOの取り組み (中国 NGO 代表) 災害対応分野における JICA の取り組み 11:30-12:00 昼 昼 食 12:00-13:30 午 分 科 会 13:30-15:30 後 総 括 夜 交 流 午 金 前 交流会 各団体活動状況の紹介、質疑 休憩 15:40-16:00 分科会代表発言) 16:00-17:30 パネルディスカッション 17:30-17:40 大会総括 18:00-20:00 交流会 9:00-10:30 視 察 10:30-11:30 食堂 分科会(①防災教育、②緊急援助と復興支援) 15:30-15:40 8:00-9:00 1/23 (JICA) 室 逐次通 訳 同時通 訳 大会場 2階 ホテル⇒鳳凰嶺 同時通 訳 _ 鳳凰嶺 日中協力地震緊急救援能力強化計画プロジェ クト 小会議 活動現場視察、質疑応答 鳳凰嶺 空港へ移動、北京⇒成都 北京国 (四川省現場視察不参加の方は解散) 際空港 逐次通 訳 10.四川省現場視察スケジュール案 日時 内容 午後 14:00 北京⇒17:05 成都 18:00 四川大学 災害復興・管理学院訪問 18:30-20:00 現地 NGO との懇親会 午前 移動:成都⇒被災区(北川県) 午前 四川大地震記念館など見学 1/24 昼 土 午後 現地 NGO 活動サイト訪問、交流 夕方 移動:北川⇒成都 夜 1/25 日 午前 備考 四川大学 災害復 逐次通訳 CA4108 1/23 金 会場 興・管理学院 四川大学 災害復 興・管理学院 逐次通訳 昼食 夕食 移動:成都⇒各所在地、解散 逐次通訳
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