PS-X10-100 3L5+005 - Keysight

PS-X10-100
E5061B(オプション:3L5+005)
ネットワーク・アナライザを用いた
ワイヤレス給電の測定、解析手法
みんなバラバラ・
・
・。
結局、電圧は?電流は?
電力効率は?
どうなるの?
ワイヤレス給電
給電側の出力インピーダンス
→ Z≠50Ω
受電側のインピーダンス
→ ZL=R+jX
測定系
→ 50Ω
給電回路
出力 Z≠50Ω
LC共振回路
(AC部分:アンテナ)
50Ω系で測定
V
受電回路
任意のZL=R+jX
V
V
DC
電源
t
C
L
t
C
ダイオード検波
t
L
負荷
その答え、キーサイトにあります!
!
(S21だけ測定していませんか?詳しくは次ページを!)
E5061B内部で動作するワイヤレス給電用アンテナ解析ソフトウェアにより
AC(アンテナ)部分の電流、電圧、電力をシミュレーション可能
Point
一般的なネットワーク・アナライザによるS21の測定結果は、50Ω出力から50Ω負荷への伝送特性(電圧比)で
しかありません。
本ソフトウェアは、理想的な AC 電圧源から任意のインピーダンス負荷までの、電圧、電流、電力、電力効率を
リアルタイムに表示します。
入力電流
出力電圧
出力電流
電力効率
電力効率(%)=(出力有効電力/入力有効電力)x100
出力電力 (W)
入力電力(W)
被測定物
入力電流(Apeak)
AC電圧源
入力電圧
出力電圧
Port2
Port1
(Vpeak)
*ユーザが指定
出力電流(Apeak)
(Vpeak)
負荷
測定された
Z=R+jX
*ユーザが指定
Sパラメータ
(S11,S21,S12,S22)
シミュレーション時の回路
E5061B 測定画面例
『 3D解析機能』
負荷インピーダンスを掃引可能
直観的なグラフ表示
2D解析 : 負荷のRを掃引
負荷のXを掃引
3D解析 : 負荷のRとXを掃引
負荷のRと周波数を掃引
負荷のXと周波数を掃引
電力効率
更に!
※縦軸は電圧、電流、電力、電力効率より選択可能
Point
|Z|
最大電力効率が
得られる
負荷インピーダンス
負荷X
負荷R
3Dグラフ表示(負荷のRとXを掃引)
E5061Bは、インピーダンス解析、ネットワーク解析どちらも測定可能
Zθ
S21
S11
S22
被測定物
Ls
Cs
S12
ワイヤレス給電の回路は、アンテナの L 、
コンデンサの Cによる、共振特性を用います。
また、効率改善のためには、RやQ値も重要。
E5061B のインピーダンス解析機能により、|Z| 、Zθ、R 、X 、L 、C 、Q 等、インピーダンス・
パラメータの周波数特性を測定可能。
ネットワーク解析モードにより、ADSに取り込み可能な S パラメータ(S11 、S21 、S12 、
S22)のデータも測定可能。
*本測定方式は、数100kHzオーダの磁界共鳴方式のワイヤレス給電用アンテナを主な測定ターゲットとしています。
異なる周波数帯や異なる給電方式のアンテナを測定する場合や、冶具やケーブル等測定環境の影響が大きい場
合は、誤差が増加する事があります。
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Published in Japan, November 25, 2014
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