スワン・エンジニアリング・グループ - WhatsUp Gold

大手鉄骨構造会社がほぼ途切れのない
ネットワーク可用性を保つために監視ツールを使用
スワン・エンジニアリング・グループ社は、英国で40年以上にわたって石油化学、エンジニア
リング、建設企業のために鉄骨構造を製造してきたスワン・グループの3つの事業グループを
直接サポートする会社です。スワン・エンジニアリングは、広範なエンジニアリングサービスを
時間通りに提供するため、高速ネットワークサービスに無制限にアクセスできる必要がありま
す。途切れることなくネットワーク・アクセスを提供し、高いアプリケーションの可用性を保つ
責任は、ネットワーク管理者のクリストファー・ロバート氏が担います。
解決困難な断続的に発生する問題
スワン・エンジニアリング・グルー
プの事例
http://www.swanngroupltd.com
産業: 鉄骨構造製造
課題: ネットワークの可用性を高い
レベルで維持すること; 断続的な
パフォーマンス問題を解決するの
が困難
ロバート氏は、入社してすぐ、利用可能なツールをチェックしましたが、ネットワーク・パフォー
マンスを最大にするのに必要なIT監視ソフトウェアが存在しないことが判明しました。アプリケ
ーションのパフォーマンスが悪化して遅延が生じても、原因が判明しないまま現象的には問題
が解消されてしまうような場合は特に、追跡して問題を解明することは極めて困難、もしかした
ら不可能なのではと危惧されました。ある取締役が、アプリケーションのパフォーマンス悪化
が映画や音楽、ビデオなどをダウンロードするといった仕事とは関係のないアクセスのせいで
はないかと疑って「会社のネットワークでYouTubeを視聴しているのは誰だ?」と聞いてきたと
き、その不安は現実のものとなりました。
ロバート氏は、IT部門がこの質問に答えるのは干し草の山から針を探し出すのにも匹敵するほ
ど至難の業だとわかっていました。
「それどころか、リンクがつながっているかどうかさえ確認
する手段がなく、誰かが苦情を訴えて初めて問題を認知するという状態でした。ネットワークを
安定的に稼動させ続けるためには監視ソフトウェアを導入する必要がありました。」とロバート
氏は述べます。
ソリューション: Ipswitch の
WhatsUp Gold と Flow Monitor
ネットワーク監視ソフトウェア導入の承認を得て、ロバート氏は監視ソリューションの調査を始
めました。すぐに候補をIpswitch社のWhatsUp Goldと、もう一社の製品に絞り込むことができ
ました。両製品は、機能的にはよく似ていましたが、低価格に押さえられるライセンス体系を持
つWhatsUp Goldが最終的に選択されました。
結果:
• ネットワーク問題の根本原因を
解明するのに要する時間が数日
から数分へと短縮
「当社にはサイトごとに4つのスイッチがあり、それぞれに40から50のポートがあるので、数百
のセンサーを監視する必要があります。他社製品はセンサーごとのライセンスなのでコストが高
くなりますが、Ipswitch社の場合は400センサーへのライセンスではなく4台のデバイスに対
するライセンスです。この違いは大変大きいです。」
• 他社ソリューションと比較して
コストを低く抑えられるライセ
ンス体系
• 問題の根源と持続時間の追跡
が簡単で早期解決が可能
リモート監視は大きなプラス
コストを低く抑えて、問題を解明するのにかかる時間が大幅に減少したのは大きな収穫でし
た。ロバート氏はWhatsUp Goldの Flow Monitor(次ページの補足説明参照)の貢献度が高い
と評価します。スワンのネットワーク・インフラストラクチャには4つの異なるドメインがあり、
それぞれがプライベートWANを持っています。どこかで問題が起きたら、問題を報告している
場所まで車で移動し、そこで問題解決にとりかかるというのがパターンでした。
「幸いにも、そ
れは過去の話です。」とロバート氏は話します。
「各サイトのルーターにFlow Monitorが使え
るので、遠隔地から監視することは簡単です。今は、各サイトをリモートで監視し、警告も受け
取ることができます。」
ネットワーク過剰使用の取り締まり
ロバート氏はWhatsUp Goldのネットワーク上のすべてのコン
ポーネントを検出し、
マップを作成できる能力も高く評価して
いますが、最大の利点は、ネットワーク速度低下の根本原因
を数分で分析し解明できるようになった点です。
「私たちは非
常に高速のファイバーを持っていますが、どこででも使える訳
ではありません。会社の仕事に関係していないことでダウン
ロードした結果、そのデータ移動の影響で、あまり高速でない
ADSLを使っているユーザーが作業できなくなってしまうこと
があり得ます。」
「WhatsUp Goldは私たちの業
務に最適でした。Ipswitchのエ
ンジニアが説明したまさにその
通りのことを行います。」
クリストファー・ロバート氏
ネットワーク管理者
スワン・エンジニアリング・グループ
ロバート氏は、速度低下を起こしている原因をつきとめるためにFlow Monitorを利用します。
「Flow Monitorはサイト間のリンクを見るこ
とができるので、サイトがダウンしたり、帯域幅使用が事前に設定した限度を超えたりした場合はすぐにわかります。」と、ロバート氏は説
明します。このような問題がいったん把握されると、あとは帯域幅使用率の詳細なグラフを見ながら根本原因へと数分で「ドリルダウン」
することができます。その間のマウス・クリックの回数も数回におさまります。
ネットワークのアプリケーション・サーバーがダウンしていたり、ネットワーク・コンポーネントに障害があって問題を起こしている場合も
ありますが、 社員が休憩中にYouTubeを視ていたり、仕事の後に見ようと映画をダウンロードしていたり、ストリーミング音楽配信サー
ビスを利用していたりする可能性が高いです。ロバート氏は、ログ・ファイルをチェックするWhatsUp Goldからの自動支援によって、デー
タがどこからストリームされているか正確なIPアドレスがわかり、ターゲットデバイスも把握できます。ルーターの動きを試行錯誤的にチ
ェックする面倒な作業に時間をかける必要はありません。
「インターネット・ポリスになるつもりはありません。問題の原因を引き起こして
いる個人に、目立たないよう注意を促すように心がけています。ただ、ネットワークをスムーズに稼動させ続けるにはやはりある程度のコ
ントロールが必要です。」
他の機能を活用する計画
WhatsUp Goldを使用し始めて数ヶ月ですが、スワン・エンジニアリング・グループ社はまだ使いこなしていないたくさんの機能があると
考えています。ユーザーが帯域幅を過剰使用している場合に早期警告を出せるよう、Flow Monitorにリアルタイム警告の設定をすること
もそのうちの1つです。例えば、20分の間にtorrent UDP接続で100MB以上のトラフィックを生成している場合に警告を出すカスタム警告
を設定するなどの案があります。この警告が出た時点で対処すれば、管理者は大量使用しているマシンを速やかに特定できます。そして、
ネットワークの速度低下を引き起こす問題を、ネットワークユーザーに悪影響を及ぼす前に解決することが可能になります。
「WhatsUp Goldは私たちの業務に最適でした。」とロバート氏は結論づけます。
「Ipswitchのエンジニアが説明したまさにその通りのこ
とを行います。問題に関して詳細に可視化することができますから、問題が何に起因するのか追跡でき、それがどれぐらいの間ネットワ
ークに影響を与えていたのかもわかります。」
Flow Monitor で帯域幅使用を監視、コントロールできます
Ipswitch の Flow Monitor は、スワン・エンジニアリング・グループで、ネットワークの帯域幅とキャパシティが誰によってどのように
消費されているかの詳細なデータを得るために使用されています。Flow Monitor はLAN、WAN、特定デバイスやインターフェースの
全体的な使用状況を表示するだけでなく、どのユーザー、どのアプリケーション、どのプロトコルが帯域幅を過剰に使用しているの
かも検知します。
「フローの専門知識」がないスタッフであっても、システム設定に準備するための時間を費やすことなく、結果を
解釈することに効果的に時間を使うことができます。
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