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Ion Torrent™ / Applied Biosystems®
ユーザーグループミーティング 2014
a part of Ion World Tour 2014
ヒトゲノムプロジェクト当時から遺伝子解読技術を提供するアプライドバイオシステムズをはじめ、最新の次世代シーケンス技術を提供
するイオントレントは、現在の遺伝子解析研究に欠かせない機器となっています。このたび4つのテーマに沿って、各分野の研究をリード
する研究者の方々に最新の次世代シーケンサ、
デジタルPCRなどの機器を活用した研究の一端をご紹介いただきます。
ユーザーの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
会期
時間
2014年
12 月 16 日(火)
10:30∼18:00 (受付開始10:00、情報交換会18:00∼19:30)
会場
東京コンファレンスセンター品川
www.tokyo-cc.co.jp/access_s.html
定員
150名
参加申込方法
ウェブサイトよりお申し込みください。
www.lifetechnologies.com/ugm2014
お申込みの方には、
参加確認メールを12月12日
(金)
までにお送りいたします。
プログラム
司会:熊井 広哉 (サーモフィッシャーサイエンティフィック ライフテクノロジーズジャパン株式会社 マーケティング)
10:30-11:40
10:40-11:00
ご挨拶 デイル・パターソン (サーモフィッシャーサイエンティフィック ライフテクノロジーズジャパン株式会社 代表取締役社長)
イオントレント最新情報 アンディー・フェルトン (サーモフィッシャーサイエンティフィック イオントレント )
セッション1 <がんを制する>
11:00-11:30
11:30-12:00
12:00-12:20
「Ion PGM™ シーケンサを利用したヒトがんにおけるゲノム異常解析」 佐々木 泰史 先生 (札幌医科大学 フロンティア医学研究所)
「次世代シーケンサによる解析∼そのがん臨床研究応用への利用を考える∼」 永瀬 浩喜 先生 (千葉県がんセンター 研究所)
「製品紹介1」 砂山 智子 (サーモフィッシャーサイエンティフィック ライフテクノロジーズジャパン株式会社 フィールドアプリケーションスペシャリスト) セッション2 <微量サンプルへの挑戦>
13:00-13:30
13:30-14:00
14:00-14:20
「Ion PGM™ シーケンサを利用した血液中循環腫瘍DNAの検出」 加藤 菊也 先生 (大阪府立成人病センター 疾患分子遺伝学部門)
「微量な癌臨床検体の遺伝子解析」 弘津 陽介 先生 (山梨県立中央病院 ゲノム解析センター)
「製品紹介2」 大滝 真作 (サーモフィッシャーサイエンティフィック ライフテクノロジーズジャパン株式会社)
セッション3 <遺伝病をひも解く>
14:40-15:10
15:10-15:40
15:40-16:00
「Ion PGM™ シーケンサを利用した重症複合免疫不全症(SCID)原因遺伝子変異の迅速決定法の開発」 加藤 環 先生 (防衛医科大学 小児科)
「先天性TTPにおけるADAMTS13遺伝子解析」 小亀 浩市 先生 (国立循環器病研究センター 分子病態部 血栓止血研究室)
「製品紹介3」 林 義治 (サーモフィッシャーサイエンティフィック ライフテクノロジーズジャパン株式会社 メディカルサイエンス)
セッション4 <微生物・ウイルスに挑む>
16:20-16:50
16:50-17:20
17:20-17:40
「わが国でアウトブレイクしたPEDウイルスのフルゲノム解析」 鈴木 亨 先生 (動物衛生研究所 ウイルス・疫学研究領域)
17:40-18:00
「遺伝子解析機器最新情報」 クリス・リンズウェイ (サーモフィッシャーサイエンティフィック)
18:00-19:30
「バイオ医薬品製造用細胞が産生する内在性レトロウイルス」 遊佐 敬介 先生 (国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部ウイルス安全性研究室)
「製品紹介4」 村上 聡 (サーモフィッシャーサイエンティフィック ライフテクノロジーズジャパン株式会社 フィールドアプリケーションスペシャリスト)
<情報交換会>
セッション1 <がんを制する> 11:00∼12:20
セッション3 <遺伝病をひも解く> 14:40∼16:00
Ion PGM™ シーケンサを利用した
ヒトがんにおけるゲノム異常解析
佐々木 泰史 先生
(札幌医科大学 フロンティア医学研究所)
次世代シーケンサによる解析
∼そのがん臨床研究応用への利用を
考える∼
Ion PGM™ シーケンサを利用した
重症複合免疫不全症
(SCID)
原因遺伝子変異の迅速決定法の開発
永瀬 浩喜 先生
加藤 環 先生
(千葉県がんセンター 研究所)
2013年夏よりIon PGM システムを用いた、ヒトがん細胞株、がん
組織(凍結切片、FFPE、細胞分離、生検)
におけるゲノム異常解析を
™
行っている。Ion AmpliSeq Cancer Hotspot Panel v2、
Comprehensive Cancer PanelおよびCustom Panelを用いて
行ってきた約400検体の体細胞変異(SNV,InDel)、
コピー数異常の
解析事例を紹介する。
™
先天性TTPにおける
ADAMTS13遺伝子解析
小亀 浩市 先生
(国立循環器病研究センター
分子病態部 血栓止血研究室)
(防衛医科大学 小児科)
千葉県がんセンターでは、半導体シーケンサを購入し、臨床応用のた
SCIDは遺伝子検査により新生児期に確定診断できれば、造血幹細
血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)は血液中の酵素ADAMTS13の
めの利用を試みている。臨床サンプルを利用したがん関連遺伝子の
胞移植で根治可能な疾患であり、全新生児マススクリーニングが世
活性著減で起こる。先天性TTP患者52名のADAMTS13遺伝子をダ
エクソーム解析、分子疫学コホートへの応用、核酸を標的にした治療
界中で試みられている。
しかし、SCIDの原因遺伝子は20種類以上あ
イレクトシーケンス法およびゲノム定量PCR法で解析し、49名に複
法開発への応用等に利用している。つまり、
がんの診断、予防、治療に
り、変異頻度の高い数遺伝子を除けば、
サンガーシーケンスのみによ
合へテロあるいはホモ接合性の原因変異を同定した。さらに、
デジタ
向けた研究開発に応用できないかという観点で取り組んでいる。我
る病原変異の確定診断は困難である。Ion PGM™ シーケンサを用い
ルPCRを利用して、両親の試料を用いず、
クローニングも行わずに
々の取り組みを例として、いくつかのがん研究への応用の可能性を
て既知の29のSCID原因遺伝子を迅速に確定する方法を開発したの
複合へテロ接合性を判別できることを確認した。
これらの結果につい
議論する。
で紹介する。
て紹介する。
セッション2 <微量サンプルへの挑戦> 13:00∼14:20
セッション4 <微生物・ウイルスに挑む> 16:20∼17:40
Ion PGM™ シーケンサを利用した
血液中循環腫瘍DNAの検出
微量な癌臨床検体の遺伝子解析
わが国でアウトブレイクした
PEDウイルスのフルゲノム解析
バイオ医薬品製造用細胞が産生する
内在性レトロウイルス
加藤 菊也 先生
弘津 陽介 先生
鈴木 亨 先生
遊佐 敬介 先生
(大阪府立成人病センター 疾患分子遺伝学部門)
(山梨県立中央病院 ゲノム解析センター)
(動物衛生研究所 ウイルス・疫学研究領域)
(国立医薬品食品衛生研究所
生物薬品部ウイルス安全性研究室)
血液中循環腫瘍DNA(circulating tumor DNA, ctDNA)
は最近
次世代シーケンサ―の登場により、癌の病態理解が遺伝子レベルで
昨年10月、
7年ぶりにPED(豚流行性下痢)が発生した。本年3月以降そ
バイオ医薬品製造においてウイルス安全性は極めて重要な課題であ
脚光を浴びてきているバイオマーカーであり、その検出には次世代
飛躍的に進み、
ドライバー変異をターゲットにした分子標的薬の開発
の被害は全国に広まり、
8月末現在で38道県、800戸以上の農場で発生
る。CHO細胞はバイオ医薬品製造で最も多く使われる細胞であるが、
シーケンサーが活用できる。イレッサ適用肺癌症例選択のための血
が行われている。これまで治療が難しかった進行癌においても、予後
が認められ、
37万頭以上の子豚が死亡するアウトブレイクとなったが、
レトロウイルス様粒子を常時産生していることがわかっている。細胞が
漿中EGFR変異検出法について紹介する。
を改善する兆しが出てきており、遺伝子と臨床を結びつけることが重
ウイルスの侵入経路は不明のままである。流行ウイルス複数株のフル
産生するこれらのレトロウイルス様粒子の感染性は否定されてながら、
要である。癌臨床検体からレーザーマイクロダイセクションで得られ
ゲノム解析により、
国外流行株との遺伝的関連性を解析・考察し、
その
その詳細については解明されていなかった。その背景と最近得られた
た微量DNAを用いたNGSによる遺伝子解析の取り組みについて紹
侵入経路特定の試みについて紹介する。
解析結果について紹介する。
介する。
Ion Torrent™ / Applied Biosystems® の遺伝子解析機器ラインナップ
半導体チップが切り拓く、
シーケンサの未来系
Ion Proton™ システム
Ion PGM™ システム
1台3役、多機能PCR。
ProFlex™ PCR システム
すぐに手軽に始められる
デジタルPCRの新しいフォーマット
素晴らしくシンプルなシステム、
実に優れた結果。
高性能と高精度を共に実現
QuantStudio® 3D
デジタルPCRシステム
StepOnePlus™
リアルタイムPCR システム
マイクロダイセクションシステム
ArcturusXT™ レーザーキャプチャー
研究用にのみ使用できます。診断目的およびその手続上での使用はできません。記載の社名および製品名は、弊社または各社の商標または
登録商標です。標準販売条件はこちらをご覧ください。www.lifetechnologies.com/TC
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Printed in Japan. LSW044-A1412OB
サーモフィッシャーサイエンティフィック
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