聖書の学び - 日本キリスト教団出版局

聖書の学び
教会と大学の間で
講師 廣石 望
立教大学教授、日本基督教団 代々木上原教会 協力牧師
NTJ監修者、『NTJ 第2コリント書簡』執筆担当
学問としての神学、特に聖書学と、教会の現場との間には大きな距たりがあるのを多くの方が
感じているのではないでしょうか。今日、日本の聖書学は高度な水準に達してますが、教会では
それを全面的に活かして、説教や聖書研究を行うのは容易ではないという現実があります。
聖書を学ぶということは、どういう意味を持つのでしょうか。この講演は、今日の精神的状況
を踏まえながら、聖書をどう学んだらよいのか─教会が直面するこの問題に聖書学者が応える
ものです。牧師・信徒を問わず、多くの方のご参集をお待ちしています。
この講演会は信濃町教会が主宰する「研究助成」の一環として開かれるもので、現在、以下 6 名が「新
約聖書注解と現代の宣教:学問と実践の協同を目指して」というテーマで共同研究を行っています。
浅野淳博(関西学院大学教授)、伊東寿泰(立命館大学教授)、須藤伊知郎(西南学院大学教授)
学(広島大学教授)、 中野 実(東京神学大学教授)、廣石 望(立教大学教授)
この 6 名は、
2017 年から刊行を開始する、日本語で書き下ろす新約聖書注解「NTJ 新約聖書注解」シリー
ズの監修者でもあります。詳細は特設 HP(http://bp-uccj.jp/publications/tokusetsu/home)をご覧下さい。
● 日 時
2015年1月11日(日)
14時30分〜16時
● 会 場 日本基督教団
信濃町教会
● 入場料 無料(事前申し込み不要です)
主 催
問い合せ先
「NTJ 新約聖書注解」監修者会
日本キリスト教団出版局 出版第一課
FAX:03-3204-0457 TEL:03-3204-0424
E-mail:[email protected]
廣石 望(ひろいし・のぞむ)
1961 年生まれ。東京大学大学院、チュー
リヒ大学神学部で学び、2000 年に博士号
を取得。専門は新約聖書学。著書に『信
仰と経験 : イエスと〈神の王国〉の倫理』他。