平成16年度 事務事業評価 評価結果一覧表 事業の目的 事務事業の名称/事業の内容 吹田市消防団運営事業事務事業 対 吹田市消防団(1本部、9分団) 象 消 吹田市消防団の運営管理に関する 消 目 経費に対して運営補助金を交付す 防 防 総 平成12年度(2000年度)まで団体補助金とし 標 ることにより、消防団の健全な運営 466 本 務 て交付していた消防団運営交付金を事業補 を図る。 部 課 助金化し、消防団運営のための活動強化事 業・施設設備管理費を毎年度1回交付する。 結 消防力の充実強化を図る 果 事業の目的 事務事業の名称/事業の内容 消防フェスティバル 対 市民 象 位置概要 成果コストともに最適である 一次評価/評価の説明 二次評価/評価委員会意見 現行どおり継続 現行どおり継続 位置(費用対効果)の説明 消防団の災害時の活動や地区の 自冶会をはじめとする各種団体の 主催する行事等に、団員の大部 分が、奉仕の精神のもと積極的に 参加している。このことは、消防団 員としての責任感や団結心等が、 それぞれの分団において十二分 に養われており、各分団の健全な 運営とともに、吹田市の消防力の 充実強化が図られているものと考 える。 位置 位置概要 成果コストともに最適である 消防団は、本来の職業に就きながら、消火活動 をはじめ地震や風水害等の大規模災害時にお ける対応や、地域社会に密着した火災予防活 動等の幅広い分野で活動し市民からの信頼や 期待も高く、さらに吹田市における消防力の一 翼を補っていることから、今後もこの事業を継続 する必要がある。 一次評価/評価の説明 二次評価/評価委員会意見 現行どおり継続 現行どおり継続 位置(費用対効果)の説明 事業の目的 事務事業の名称/事業の内容 B B 春、秋の火災予防運動時や夏休み 消 予 目 期間中等に消防フェスティバルを行 防 防 各PTAや自治会など団体等の協力を得て、 標 い、防火意識の普及と火災予防の 467 本 課 子ども、保護者が参加できる消防フェスティバ 推進を図る。 部 ルを行い、防火意識の普及と火災予防の推 進を図る。 結 市民一人ひとりの防火意識の向上 により、災害に強い安全なまちづくり 果 をめざす。 消防音楽隊事業 位置 対 市民 象 演奏を通じて広く市民との融和強調 消 予 演奏を通じて広く市民との融和協調に努め、 目 に努め、防火思想の普及と火災予 防 防 防火思想の普及と火災予防の推進を図るとと 標 防の推進を図る。 468 本 課 もに、消防職員の士気を高揚し、情操を涵養 部 して消防の使命達成に寄与することを目的と しており、25名の隊員で年間10回の演奏会 を実施している。 結 市民一人ひとりの防火意識の向上 により、災害に強い安全なまちづくり 果 を目指す。 全市域内での同一年開催は不可能であるが、 子どもから大人までを幅広く対象 年次的にローテーションを組むこと等で解決を とした本事業は、回数を増やすほ 図ることができるので、現行どおりの継続が可能 ど、効果は上がるが、予算の都合 である。 により現状で妥当と考える。 位置 B 位置概要 成果コストともに最適である 一次評価/評価の説明 二次評価/評価委員会意見 現行どおり継続 現行どおり継続 位置(費用対効果)の説明 市民の防火思想の普及を図るた めにも、より多くの演奏活動を実施 演奏活動を通じて市民に防火思想の普及を図 していきたいが、その分経費が多 ることを目的としており、非収益性のため、行政 くなる。したがって、1回1回の演奏 が主体的に行う必要がある。 を実のあるものとするために出演 にあたっては、イベントなどの内容 を峻別していく必要がある。 事業の目的 事務事業の名称/事業の内容 幼年消防クラブ 位置 B 対 幼稚園 象 位置概要 成果コストともに最適である 事業の目的 事務事業の名称/事業の内容 近年の建物火災の死者のうち90%は一般住 宅、共同住宅等の火災により発生しており、 消 予 特に高齢者層の火災における死者数の発生 防 防 率は高く、今後高齢化社会が進むにつれて 470 本 課 火災による高齢者の死者数は増加していくこ 部 とが予想される。このような動向を踏まえ、当 市においては、秋の火災予防運動の際に住 宅防火に関する消防展を行い、住宅防火のP Rを積極的に行うとともに市民に対する防火 意識の普及と火災予防の推進を図っている。 位置 B 対 市民 象 位置概要 成果コストともに最適である 結 市民一人ひとりの防火意識の向上 により、災害に強い安全なまちづくり 果 を目指す。 事業の目的 対 自治会 象 現行どおり継続 火に対する正しい知識と、しつけを幼児期に身 に付けさせ、火遊びによる火災の発生防止と防 火思想の普及、徹底を図り、火災のないあかる い街づくりをめざすため、現行どおり継続してい くべきものである。 一次評価/評価の説明 二次評価/評価委員会意見 現行どおり継続 現行どおり継続 位置(費用対効果)の説明 目 秋の火災予防運動時に消防展を行 い、防火意識の普及と火災予防の 秋の火災予防運動期間中に、住 標 推進を図る。 事務事業の名称/事業の内容 家庭防火クラブ設立・指導事業 二次評価/評価委員会意見 現行どおり継続 位置(費用対効果)の説明 消 幼児期からの防火意識の啓発を目 予 火災に対する正しい知識を幼児期に付けさ 目 防 的として、幼年消防クラブを結成し、 幼年期からの防火意識の啓発と 防 せるため、防火映画会や花火教室などの防 標 469 本 育成を図る。 火遊びによる火災の発生防止の 課 火教室、消防署の見学、消防出初式などの 部 推進を図るという設立目的からす 消防行事への参加により、火遊びによる火災 れば、全対象を同時に結成するの の発生防止と防火思想の普及、徹底を図り、 が理想であるが、予算の都合上現 火災のないあかるいまちづくりをめざす。 火に対する正しい知識を幼児期に 結 状で妥当である。 身に付けさせ、火遊びによる火災の 果 発生防止と防火思想の普及を図る。 消防展事業 一次評価/評価の説明 宅防火に関する消防展を市役所 玄関ロビーで開催している。場所 的に、多くの市民が見学されてお り、関心が高く、費用に見合った 効果が上がっているものと思われ る。 位置 B 位置概要 成果コストともに最適である 一般住居建物の防火に関する事業は、予防行 政の中で重点的に実施すべきものであり、時間 を必要とする事業でもあることから、今後も継続 して実施する必要がある。 一次評価/評価の説明 二次評価/評価委員会意見 現行どおり継続 現行どおり継続 位置(費用対効果)の説明 消 火災予防の知識と消火器等の使い方等を習 防火意識の啓発と家庭における初 予 防 得するために、てんぷら油の消火実験や、11 目 期消火を目的とした、家庭防火クラ 毎年度1クラブではなく、多くの設 防 471 標 本 9番通報の仕方、更には、応急手当の講習会 ブの設立を促し、指導育成を図る。 立を支援すれば、防火意識の啓 課 部 を実施するなどにより一般居住建物からの火 発と初期消火の推進が図れるが、 災発生を防止するとともに、地域の燐保協力 備品等一人当たりの経費が、かな 体制と連帯意識の高揚を図ることにより、安全 りの金額となるため、予算の都合 結 一般居住建物からの火災を防止し、 なまちづくりを目指す。 により現状で妥当である。 果 災害に強いまちづくりを目指す。 建物火災の約7割が一般居住建物からの火災 であることからしても一般居住建物からの火災を なくすことが急務とされており、家庭防火の面か らもクラブの設立・指導は継続していくべきもの である。 事業の目的 事務事業の名称/事業の内容 火災予防運動事業 位置 B 対 市民 象 位置概要 成果コストともに最適である 一次評価/評価の説明 二次評価/評価委員会意見 現行どおり継続 現行どおり継続 位置(費用対効果)の説明 消 予 春、秋の火災予防運動を軸に、各防火協力 目 春、秋の火災予防運動を軸に、防 防 防 団体等の協力を得て、防火PRを行い、市民 標 火PRを行い、防火意識の普及と火 472 本 災予防の推進を図る。 春、秋の火災予防運動を軸に防 行政が主体となって、市民に防火意識の普及と 課 に対する防火意識の普及と火災予防の推進 部 火PRを行い、防火意識の普及と 火災予防の推進を図るべきものである、現行ど を図る。PR内容1各防火協力団体等による防 火災予防の推進を図ることを目的 おりの継続が必要である。 火宣伝品の配布2横断幕、懸垂幕等による防 としており、啓発に役立っている。 火広報 結 市民一人ひとりの防火意識の向上 により、災害に強い安全なまちづくり 果 を目指す。 事業の目的 位置 対 震災時の同時多発火災に対応する 象 ポンプの不足地域 B 事務事業の名称/事業の内容 可搬式小型動力ポンプの整備事業(防災体制整備事業) 473 一次評価/評価の説明 二次評価/評価委員会意見 現行どおり継続 現行どおり継続 位置(費用対効果)の説明 消 警 目 可搬式小型動力ポンプ及び資材保 防 可搬式小型動力ポンプ2台の整 備 震災時の同時多発火災に対応するとともに、 標 管倉庫の整備 本 備。震災時の同時多発火災に対 事業を継続しながら、市域全体の自主防火体 課 消防力の不足を補い、さらに自主防火組織を 部 応するため、消防力不足を補うこ 制の均衡を図りつつ状況を見極めて本事業の 育成強化し、地域防災体制の確立を図り、市 とを目的に、自主防火組織の育成 終期を検討する。 民参加による災害に強いまちづくりを進める。 結 震災時の初動消防活動の強化 果 事業の目的 事務事業の名称/事業の内容 119番通報にかかる発信地表示システム事業 対 象 474 位置概要 成果コストともに最適である 消 防 本 部 吹田市の加入電話契約者 指 令 目 通報場所を的確に把握し、災害場 調 このシステムを活用し、一般加入回線からの 所を特定する。 査 災害通報を発信地表示することにより、災害 標 課 場所を迅速に特定することができる。さらに、 これらの情報を災害出動隊に正確に伝えるこ とにより、消防車両の到着を早め被害の軽減 を図る。 結 迅速な指令業務を行い、消防車両 果 の到着を早める。 強化とあわせて事業を推進してい る。 位置 位置概要 一次評価/評価の説明 二次評価/評価委員会意見 D 成果を落とさずコストを削減す る余地がある 現行どおり継続 現行どおり継続 位置(費用対効果)の説明 現在、開発・製品化されているシ ステムの導入は完了しており、シス テムの構築費用は必要がない。ま た、ランニングコストとして保守費 用、使用料だけで人件費の必要も 少ない。さらに、導入目的である 災害現場への消防車両の早期到 着が可能となりその効果は高い。 (システムを更新することにより、コ スト削減が可能である) 現在、技術的な理由で携帯電話からの119番 通報は発信地の表示ができないが、今後、技術 の進歩で携帯電話の発信地表示のシステムが 構築されれば早期に導入し、すべての119番 通報の発信地表示を可能とし、災害対応に万 全を期すことができる。 事業の目的 位置 対 全市民及び吹田在勤の者(中学生 象 ∼65歳) B 事務事業の名称/事業の内容 応急手当普及啓発事業(救急救助事業) 救 消 急 市民を対象に普通救命講習等を実施し応急 目 防 普通救命講習等の実施 救 手当の普及啓発を行い救命率の向上を図 475 標 本 助 る。なお、講習に関しては、救急救命士等の 部 課 救急隊及び普及員が指導を行い普通救命講 習、上級救命講習及び普及員講習修了者に 対して修了証を交付している。 結 自主救護能力及び救命率の向上 果 位置概要 成果コストともに最適である 一次評価/評価の説明 二次評価/評価委員会意見 現行どおり継続 現行どおり継続 位置(費用対効果)の説明 応急手当の普及という点では、 「成果の評価」でみられるように、C PA数に占める応急処置(成果量) の割合(達成度)は約30%の傾向 にあり、救急要請前に一般市民が 何らかの処置を行わなければなら ないという意識の高まりは、本事業 の一つの効果と思われる。 現行どおり事業を継続していくとともに、講習内 容の充実や底辺の拡大等を図っていくため、講 習における実技指導時間の増加や、学校、事 業所等を対象として応急手当普及員講習を行 い普及員を養成して普通救命講習者数の拡大 を図っていくものである。普及員講習は教員を 対象として実施している。
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