戸開走行保護装置 定期検査及び定期点検の項目・事項・方法・判定基準 大臣認定番号 ENNNUN-1541 UCMP 形式 DBRG-2A 発行:平成 26 年 2 月 3 日 (1) 検査項目 検査事項 検査方法 判定基準 戸開走行保 護回路 取付けの状況 走行中戸開時の 動作有無 触診により確認する。 検査用ハーネスを接続し、常時作動型ブレー キを開放してドアゾーン外で待機型ブレーキ で停止する事を確認する。 目視により確認する。 取付けが堅固でないこと。 電動機動力電源及びブレーキの励磁コイル電源を遮断するリ レー(S1.S2.S3)が消磁しないこと。。エレベーターが停 止しないこと。 プリント基板「GECB」の型番を確認する。 指定型番:JAA26807CEZ204 取付けが堅固でないこと。 所定の長さ(67.5cm)以上でないこと。 安全制御プログ ラムバージョン 取付けの状況 長さ (2) つま先保護 板 (3) 特定距離感 知装置 部品 取付の状況 動作確認 規定部品の型式 規定部品の交換 基準 ブレーキ (待機型) パッドの状況 (4) (5) Ver.1 摩耗粉の状況 取付の状況 目視及び触診により確認する。 かご床面からつま先保護板直線部ま での長さを巻尺等により測定する。 目視及び触診により確認する。 各階に走行させ着床させる。 目視により確認する。 目視及び触診により確認する。 目視により油の付着の状況を確認す る。 目視により欠損、割れの状況を確認す る。 目視による摩耗を確認する。 待機型ブレーキの作動時に、連結アー ムの位置を確認する。 ブレーキ周辺の摩耗粉を目視により 確認する。 目視及び触診により確認する。 作動時の状況 主索 かご戸の スイッチ 施錠装置 取付けが強固でないこと。 正常に着床しないこと。 規定部品の形式が適正なものでないこと。 規定部品の動作回数又は経過時間が規定値を超えて いること。 摩耗量が規定値を超えていること。 制動面に制動力又は保持力に影響を与える恐れがあ る油の付着があること。 パッドに欠損、割れがあること。 摩耗がケガキ線を越えていること。 連結アームの位置が規定の位置より上方にあること。 著しいパッドの摩耗粉があること。 ネジ・ボルト類の緩みがあること。 ロープに対して、適切な位置・角度に調整されていな いこと。 ロープとパッドが適切に接触していないこと。 摩耗超過防止スイッチが働くこと。 かごが規定値内の範囲に停止しないこと。移動距離が 前年度の結果と比較し、著しく変化していること。 ブレーキ制動時の状態を目視により 確認する。 制動力の状況 床面からかごの無負荷自由上昇時の 待機型ブレーキのみの制動力を確認 する。 ポンピングユニットの ポンピングユニット内の油量を目視にて確 規定以上の油量が目視で確認できないこと。 油量 認する。 摩耗超過防止スイッ 摩耗超過防止スイッチの動作を確認する。 スイッチ接点が OFF の状態で待機型ブレーキが自動解放す チ ること。 エレベーター運行許可 エレベーター運行許可スイッチの動作を確認す スイッチ接点が OFF の状態でエレベーターが運行すること。 スイッチ る。 マニュアル開放スイッチ マニュアル開放スイッチの動作を確認する。 スイッチ接点が OFF の状態でエレベーターが運行すること。 手動解放レバー 手動開放操作を行う。 手動解放できないこと。 別記第一号 2-(3) の検査結果と同一とする。 別記第一号 3-(3) の検査結果と同一とする。 別記第一号 4-(11) の検査結果と同一とする。 この印刷物に記載した内容は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。 版権所有:日本オーチス・エレベータ株式会社
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