戸開走行保護装置 定期検査及び定期点検の項目・事項・方法・判定基準

戸開走行保護装置
定期検査及び定期点検の項目・事項・方法・判定基準
大臣認定番号 ENNNUN-0866
UCMP形式 DBGP-1A
発行:平成24年4月27日
(1)
検査項目
検査事項
検査方法
戸開走行保
護回路
取付けの状況
走行中戸開時の
動作有無
触診により確認する。
エレベーターがドアゾーン外にいる
時に、乗場戸の錠を外す。
(2)
つま先保護
板
(3)
(4)
特定距離感
知装置
部品
(5)
ブレーキ
安全制御プログ
ラムバージョン
取付けの状況
長さ
取付けの状況
動作位置
規定部品の型式
規定部品の交換
基準
油の付着の状況
取付けの状況
保持力の状況
パッドの厚さの
状況
パッドとディス
クとの接触の状
況
ブレーキ制動時
のプランジャー
の状況
ブレーキコイル
の発熱の状況
構成機器の作動
の状況
摩耗粉の状況
作動時の状況
パッドの状況
制動力の状況
(6)
(7)
かごの戸の
スイッチ
施錠装置
Ver.1
判定基準
取付けが堅固でないこと。
電動機動力電源およびブレーキの励磁コイル電源を
遮断するリレー(S1.S2.UDX)が消磁しないこ
と。エレベーターが停止しないこと。
プリント基板「GECB」の型番を
下記型番と同一でないこと。
確認する。
(『JAA26807CEZ124』でないこと。
)
目視及び触診により確認する。
取付けが堅固でないこと。
かご床面からつま先保護板直線部ま 可動式765mm未満で有ること。
:45,60m/m
での長さを測定する。(かご速度別に 可動式790mm未満で有ること。
:90,105m/m
判定基準があります。
)
目視及び触診により確認する。
取付けが堅固でないこと。
各階に走行させ、着床させる。
正常に着床しないこと。
目視により確認する。
規定部品の型式が適正なものでないこと。
目視及び触診により確認する。
規定部品の動作回数又は経過時間が規定値を超えて
いること。摩耗量が規定値を超えていること。
検査結果表1-(14)と同一とする。
目視により確認する。
かごの無積載上昇時のブレーキ制動
を確認する。
目視により動作信号を確認する。
ブレーキ動作感
知装置
検査結果表3-(3)と同一とする。
パッドに欠損、割れがあること又はディスクから剥離
していること。
ブレーキが制動しないこと又はかごが規定の距離以
内で停止しないこと。
ブレーキ開及び閉時の動作信号が異なる信号である
こと。
検査結果表4-(11)と同一とする。
この印刷物に記載した内容は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
版権所有:日本オーチス・エレベータ株式会社