戸開走行保護装置 定期検査及び定期点検の項目・事項・方法・判定基準

戸開走行保護装置
定期検査及び定期点検の項目・事項・方法・判定基準
大臣認定番号
ENNNUN-0152
UCMP形式 DBE-1
発行:平成 26 年 1 月 10 日
(1)
検査項目
検査事項
検査方法
判定基準
戸開走行保
護回路
取付けの状況
走行中戸開時の
動作有無
触診により確認する。
エレベーターがドアゾーン外にいる
時に、乗場戸の錠を外す。
プリント基板「GECB」の型番を確認
する。
目視及び触診により確認する。
ストップバルブを閉じ、かごを上昇さ
せ、30秒作動の状況を確認する。
取付けが堅固でないこと。
電動機動力電源および電磁式遮断弁の励磁コイル電
源を遮断するリレー(S)が消磁しないこと。エレベ
ーターが停止しないこと。
下記型番と同一でないこと。
JAA26807CEZ304
取付けが堅固でないこと。
イ 加圧運転終了後、変形、損傷、亀裂、作動液漏れ
があること。
ロ 加圧運転終了後、作動液にじみがあること。
床合わせ補正装置が動作すること。
●ユシロ製水グリコール
ペーハー(pH)値が9未満であること。
Brix 値が 41~50%範囲内 41~50%の範囲内でないこ
と。
●松村石油製水グリコール
年一度の分析試験が実施されていないこと。
分析試験の結果、指摘があること。
分析試験結果の改善が実施されていないこと。
液面が水面計の上限と下限の中間以下または上限を
超えていること。
下降量20mmを超えてること。
作動しないこと。
(2)
液圧パワー
ユニット
安全制御プログ
ラムバージョン
取付けの状況
加圧検査
(3)
制御弁ユニ
ット
液漏れ異常確認
作動液粘度及び
状況
戸閉状態で10分間待機させる。
粘度の確認及び作動液の状況を確認
する。
手動下降弁
逆支弁異常判定
作動の状況
(5)
つま先保護
板
手動操作部の状
況
取付けの状況
長さ
かごをストッパーの上に乗せタンク
液量の確認
保守ツールで確認する。
無負荷の状態で作動の状況を確認す
る。
目視により確認する。
(6)
特定距離感
知装置
部品
取付けの状況
動作位置
規定部品の型式
規定部品の交換
基準
電動機及び
ポンプ
圧力計
安全弁
逆止弁
流量制御弁
油タンク及
び圧力配管
作動油温度
制御装置
ストップバ
ルブ
高圧ゴムホ
ース
圧力配管
かごの戸の
スイッチ
施錠装置
検査結果表1-(11)と同一とする。
(4)
(7)
Ver.3
目視及び触診により確認する。
かご床面からつま先保護板直線部ま
での長さを測定する。
目視及び触診により確認する。
各階に走行させ、着床させる。
目視により確認する。
目視及び触診により確認する。
著しい損傷又は腐食あること。
取付けが堅固でないこと。
66.5mm未満であること。
取付けが堅固でないこと。
正常に着床しないこと。
規定部品の型式が適正なものでないこと。
規定部品の動作回数又は経過時間が規定値を超えて
いること。
摩耗量が規定値を超えていること。
検査結果表1-(12)と同一とする。
検査結果表1-(13)と同一とする。
検査結果表1-(14)と同一とする。
検査結果表1-(15)と同一とする。
検査結果表1-(16)と同一とする。
検査結果表1-(17)と同一とする。
検査結果表1-(18)と同一とする。
検査結果表1-(19)と同一とする。
検査結果表2-(1)と同一とする。
検査結果表3-(3)と同一とする。
検査結果表4-(13)と同一とする。
この印刷物に記載した内容は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
版権所有:日本オーチス・エレベータ株式会社