平成25年度(2013年) 学年 平成25年度 Grade 中学2年生 科目 Subject 時間数 理科 担当 Credits 4 Teacher 野口 利三 [化学分野]化学変化についての観察、実験を行い、結果を分析して解釈し、化 合や分解などにおける物質の変化や、その量的な関係について学習するとともに、 授業の概要 Course Outline これらの事物・現象を原子や分子のモデルと関連づけてみる微視的な見方や考え 方を学習する。 [生物分野]観察・実験を通して、細胞のレベルからみた生物の共通点と相違点 に気づき、動物のからだのつくりとはたらきを学習し、動物の生活と種類につい ての認識を深め、生物の変遷について学習する。 [物理分野]電流回路などの実験を通して、電流や電圧の概念を学習し、また、 電流の磁気作用、静電気や陰極線に関する実験を通して、電流と磁界の相互作用、 静電気の基本的な性質、電流の正体について学習する。 [地学分野]身近な天気や気象現象について、小学校での学習をさらに発展させ、 気象観測を通して、観測のしかた、機器の扱い方を学習し、観察・実験の結果や 資料をもとに、天気変化の規則性、前線による天気変化、天気の予測、霧や雲の 発生などを学習する。 1.自然の事物・現象に進んでかかわることができる。 到達目標 Attainment Objectives 2.目的意識をもって観察・実験などができる。 3.科学的に探究する能力の基礎と態度を習得している。 4.自然の事物・現象について理解している。 5.科学的な見方や考え方が身についている。 使用教科書 新しい科学2 副教材 textbook (東京書籍) sub textbook カラーブック理科資料広島県版 (とうほう)/ 中学 WinPass 理科(文理) 関心・意欲:宿題・ノート・実験(観察)リポート・休み明け課題試験 評価の方法 Rating Method 科学的な思考:定期試験・実験(観察)リポート 技能・表現:定期試験・実験(観察)リポート 知識・理解:定期試験・小テスト 「理科では予習は不要です」その理由は、実験や観察から新鮮な感動を味わって 担当教員からの メッセージ もらいたいからです。また、理科ではその結果から『何が考えられるか』という ことが大切です。中途半端に予習をして『こんなの知っている。こうなるはずだ』 (思い、熱意、こだわり) と処理をしては、自分の頭で考えることがありません。実際にやってみて、頭を Messages from the Teacher in Charge フル回転させて考え、自分なりの結論を出してみることこそ『理科』の学習だと 考えるからです。とは言っても、帰宅後、今日の学習を思い出し、ノートやプリ ントを見直し、教科書を読み、習った範囲の問題集の問題を解く、という復習は 大切です。 『人間は忘れる動物である』と言われます。新しいことを学習して完全 に覚えたつもりでも、人はたった1日で覚えたことの4分の3を忘れてしまいま す。忘れないように復習する。復習することが記憶を確実に残す方法です。 無断複製転載を禁ずる。 Copyright reserved © 2013 □前期の授業計画 (東大・京大)/ 1st Term Teaching Schedule 単元・項目 / Unit 内容 / Contents 留意点 / Remarks 単元1 化学変化と原子・分子 第1章 物質のなり立ち ①カルメ焼きの秘密 ②物質はどこまで分解できるか ・電気分解の実験を行う ③物質をつくる原子 ④分子とは何か ⑤物質を記号で表す 第2章 物質どうしの化学変化 前 ①物質どうしの結びつき ・化合の実験を行う ②化学変化を原子の記号で表す 第3章 酸素がかかわる化学変 化 ①ものが燃えるとは ・酸化・還元反応の実験を行う ②酸化物から酸素をとる 実力確認テスト / Assessment Exams(5/24~25) 期 [advice] ①分解、原子と分子、物質の分類。 ②化合、化学反応式。 ③酸化と還元。 第4章 化学変化と物質の質量 ①化学変化と質量の変化 ・化学変化の実験により、質量保 ②化合する物質の割合 第5章 化学変化とその利用 ①化学変化と熱 存の法則について考える ・化学変化による温度変化の実験 ②わたしたちのくらしと化学変 化 単元2 を行う ・化学反応式を用いた計算の基礎 を扱う 動物の生活と生物の変遷 第1章 生物と細胞 ①細胞のつくり ・細胞のつくりを観察し、スケッ ②単細胞生物と多細胞生物 チする 第 1 回考査 / 1st Exams (7/4~6) [advice] ]①酸化、還元、化学変化と質量の変化、化合する物質の割合、化学反応式を用いた計算。 ②化学変化と熱。 ③細胞のつくり、単細胞生物と多細胞生物。 第2章 動物のからだのつくり とはたらき ①消化と吸収 ・組織・器官など(生物)を扱う ②呼吸のはたらき ・だ液によるデンプン溶液の変化 ③血液の循環 の実験を行う ④排出のしくみ ・消化酵素を扱う ⑤刺激と反応 ・心臓の解剖を行う ⑥からだが動くしくみ 第3章 動物の分類 ①動物の分類 ②無セキツイ動物 第4章 生物の変遷と進化 ①セキツイ動物の出現と進化 ②進化の証拠 ・無セキツイ動物のからだのつく りや動き方を観察する 第 2 回考査 / 2nd Exams (10/8~11) [advice] ①消化と吸収、呼吸のはたらき、血液の循環、排出のしくみ、刺激と反応、骨と筋肉。 ②動物の分類、無セキツイ動物、無セキツイ動物の出現と進化、進化の証拠。 □後期の授業計画 (東大・京大)/ 2nd Term Teaching Schedule 単元・項目 / Unit 内容 / Contents 留意点 / Remarks 単元3 電気の世界 第1章 電流の性質 ①電気の利用 ・電源装置の使い方 ②回路に流れる電流 ・直列回路と並列回路を流れる電 ③回路に加わる電圧 後 流の大きさを調べる ④電圧と電流の関係 ・電圧計の使い方 ⑤電気のエネルギー ・直列回路と並列回路に加わる電 圧の大きさを調べる 期 ・電圧を変化させたときの電流の 大きさを調べる ・電熱線の発熱量を調べる 第2章 電流と磁界 ①電磁石とまわりの磁界 ・電磁気学(物理)の基礎を扱う ②磁界の中で電流が受ける力 ・コイルを流れる電流がつくる磁 ③モーターを回したときに発生 する電流 界の実験をする ・電磁誘導の実験をする ④直流と交流 第3章 静電気と電流 ①身近な静電気による現象 ・静電気が生じる条件とそのはた ②真空放電と陰極線 らきを調べる ③電流の正体 第 3 回考査 / 3rd Exams (12/5~7) [advice] ①回路に流れる電流と回路に加わる電圧の大きさ、オームの法則、熱量と電力量。 ②磁界と磁力線、磁界の中で電流が受ける力、電磁誘導、直流と交流。 ③静電気の性質、真空放電と陰極線、電流の正体。 単元4 天気とその変化 第1章 気象の観測 ①気象の観測 第2章 前線とまわりの天気の ①気団と前線 変化 ②気圧と風 ・気象観測のしかた ・いろいろな場所で気象観測をす ②前線の通過と天気の変化 第3章 大気の動きと日本の天 気 る ①大気の動き ②日本の天気 ・天気図・前線などから基礎的な ③天気を予報しよう 第4章 雲のでき方と水蒸気 気象の情報を扱う ①水蒸気が水に変化するとき ②飽和水蒸気量と湿度 ・湿度が100%になる温度を調 ③雲はなぜできるのか ④水の循環 べる ・考査後、復習を行う 第 4 回考査 / 4th Exams 中 1・中2(3/3~6)中3(2/24~27) [advice] ①気象の観測、気圧と風。 ②気団と前線、前線の通過と天気の変化。 ③大気の動き、日本の天気。 ④飽和水蒸気量と湿度、雲はなぜできるのか、水の循環。 無断複製転載を禁ずる。 Copyright reserved © 2013 □前期の授業計画 (アドバンスト)/ 1st Term Teaching Schedule 単元・項目 / Unit 内容 / Contents 留意点 / Remarks 単元1 化学変化と原子・分子 第1章 物質のなり立ち ①カルメ焼きの秘密 ②物質はどこまで分解できるか ・電気分解の実験を行う ③物質をつくる原子 ④分子とは何か ⑤物質を記号で表す 第2章 物質どうしの化学変化 前 第3章 酸素がかかわる化学変 化 ①物質どうしの結びつき ・化合の実験を行う ②化学変化を原子の記号で表す ①ものが燃えるとは ・酸化・還元反応の実験を行う ②酸化物から酸素をとる 実力確認テスト / Assessment Exams(5/24~25) 期 [advice] ①分解、原子と分子、物質の分類。 ②化合、化学反応式。 ③酸化と還元。 第4章 化学変化と物質の質量 ①化学変化と質量の変化 ・化学変化の実験により、質量保 ②化合する物質の割合 第5章 化学変化とその利用 ①化学変化と熱 存の法則について考える ・化学変化による温度変化の実験 ②わたしたちのくらしと化学変 化 単元2 を行う ・グラフから化学変化の量の関係 を読みとる。 動物の生活と生物の変遷 第1章 生物と細胞 ①細胞のつくり ・細胞のつくりを観察し、スケッ ②単細胞生物と多細胞生物 チする 第 1 回考査 / 1st Exams (7/4~6) [advice] ]①酸化、還元、化学変化と質量の変化、化合する物質の割合、化学反応式を用いた計算。 ②化学変化と熱。 ③細胞のつくり、単細胞生物と多細胞生物。 第2章 動物のからだのつくり とはたらき ①消化と吸収 ・組織・器官の名称を覚える ②呼吸のはたらき ・だ液によるデンプン溶液の変化 ③血液の循環 ④排出のしくみ の実験を行う ・心臓の解剖を行う ⑤刺激と反応 ⑥からだが動くしくみ 第3章 動物の分類 ①動物の分類 ②無セキツイ動物 第4章 生物の変遷と進化 ①セキツイ動物の出現と進化 ・無セキツイ動物のからだのつく りや動き方を観察する ②進化の証拠 第 2 回考査 / 2nd Exams (10/8~11) [advice] ①消化と吸収、呼吸のはたらき、血液の循環、排出のしくみ、刺激と反応、骨と筋肉。 ②動物の分類、無セキツイ動物、無セキツイ動物の出現と進化、進化の証拠。 □後期の授業計画 (アドバンスト)/ 2nd Term Teaching Schedule 単元・項目 / Unit 内容 / Contents 単元3 電気の世界 留意点 / Remarks ・電源装置の使い方 第1章 電流の性質 ①電気の利用 ・直列回路と並列回路を流れる電 ②回路に流れる電流 後 流の大きさを調べる ③回路に加わる電圧 ・電圧計の使い方 ④電圧と電流の関係 ・直列回路と並列回路に加わる電 ⑤電気のエネルギー 圧の大きさを調べる ・電圧を変化させたときの電流の 期 大きさを調べる ・電熱線の発熱量を調べる 第2章 電流と磁界 ①電磁石とまわりの磁界 ・コイルを流れる電流がつくる磁 ②磁界の中で電流が受ける力 ③モーターを回したときに発生 界の実験をする ・電磁誘導の実験をする する電流 ④直流と交流 第3章 静電気と電流 ①身近な静電気による現象 ・静電気が生じる条件とそのはた ②真空放電と陰極線 らきを調べる ③電流の正体 第 3 回考査 / 3rd Exams (12/5~7) [advice] ①回路に流れる電流と回路に加わる電圧の大きさ、オームの法則、熱量と電力量。 ②磁界と磁力線、磁界の中で電流が受ける力、電磁誘導、直流と交流。 ③静電気の性質、真空放電と陰極線、電流の正体。 単元4 天気とその変化 第1章 気象の観測 ①気象の観測 第2章 前線とまわりの天気の ①気団と前線 変化 ②気圧と風 ・気象観測のしかた ・いろいろな場所で気象観測をす ②前線の通過と天気の変化 第3章 大気の動きと日本の天 気 る ①大気の動き ②日本の天気 ・天気図・前線などから基礎的な ③天気を予報しよう 第4章 雲のでき方と水蒸気 気象の情報を扱う ①水蒸気が水に変化するとき ②飽和水蒸気量と湿度 ・湿度が100%になる温度を調 ③雲はなぜできるのか ④水の循環 べる ・考査後、復習を行う 第 4 回考査 / 4th Exams 中 1・中2(3/3~6)中3(2/24~27) [advice] ①気象の観測、気圧と風。 ②気団と前線、前線の通過と天気の変化。 ③大気の動き、日本の天気。 ④飽和水蒸気量と湿度、雲はなぜできるのか、水の循環。 無断複製転載を禁ずる。 Copyright reserved © 2013
© Copyright 2024 ExpyDoc