第 25 回「感性研究フォ−ラム」講演会 環境と感性 主 日 場 催:繊維学会研究委員会「感性研究フォ−ラム」,京都工芸繊維大学地域共同研究センター 時:平成17 年12月 5 日(月)13:30∼17:00 所:京都工芸繊維大学 総合研究棟 多目的室 地下鉄松ヶ崎駅 徒歩約 7 分,http://www.kit.ac.jp/01/01_110000.html プログラム: 13:10 受 付 13:30∼13:40 開会挨拶 大妻女子大学家政学部 梶原莞爾 (研究委員会「感性研究フォ−ラム」委員長) 13:40∼14:40 コミュニケ−ションⅠ(講演) 環境コンシャス 大妻女子大学家政学部 梶原莞爾 ファッションは、敏感な感性の環境への反応という形で顕れる。ここで「環境」というのは当然私たち を取巻く全ての環境を意味するのだが、現実には自分の目で見渡せる環境にしか反応できないのが「普 通の人」である。私たちの行動の動機は全て利己的であるが、「利己」の「己」の部分は自分の身体を出 発点として、情緒、意識、精神と感性の発達により成長する。その成長に伴い、「己」は社会貢献や 奉仕という行為に共感する。「私を取巻く環境」も拡大し、地球規模さらには宇宙規模の環境になる はずである。「環境問題」は従って個人の感性の問題であり、感性を磨いてこなかった人間の問題であ る。本当におしゃれな人は「環境コンシャス」な人、おしゃれな国は「環境コンシャス」な国ということ にならないだろうか。 14:40∼15:40 コミュニケ−ションⅡ(講演) 感性と環境配慮を両立したリサイクルシステムの取組み 帝人ファイバー株式会社 ファイバー事業部 繊維企画管理グループ 池田裕一郎 大量生産・大量消費・大量廃棄によって、地球環境は限界に来ている。 持続可能な社会形成には、環境配慮型製品をライフスタイルに融合させることが重要となっている。 特に繊維製品においてライフスタイルへの融合を果たすためには、製品本来の感性を備えたものでな ければならない。 感性と環境配慮を両立させることができる帝人のケミカルによる完全循環型リサイクル「エコサーク ル」の取り組みを紹介すると共に今後の展望について述べる。 15:40∼16:00 ブレ−ク 16:00∼17:00 コミュニケ−ションⅡ(パネルディスカッション) 司会 大妻女子大学 梶原莞爾 パネリスト 帝人ファイバー株式会社 池田裕一郎 京都工芸繊維大学大学院 木村照夫 武庫川女子大学 定 員: 参 加 費: 横川公子 他 70名(先着順) 一般 3,000 円,学生 1,000 円,研究委員会会員 1,000 円(テキスト代), 京都工芸繊維大学の教職員・学生は無料 申込方法: 氏名,所属,連絡先,E-mail を明記の上,下記までFAX,又は E-mail にてお申 し込み下さい. 申 込 先: 〒663-8558 兵庫県西宮市池開町 6−46 武庫川女子大学 生活環境学部 生活文化学 TEL/FAX 0798-45-9854 E-mail 第1研究室内 徳山孝子 [email protected]
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