学校経営計画自己評価 - 茨城県立水戸飯富特別支援学校

 平成25年度 県立水戸飯富特別支援学校(特別支援学校)自己評価表 【別紙様式2】
児童生徒一人一人に応じた適切な教育を行い,それぞれの能力や可能性を最大限に伸ばし,自立と社会参加を目指して,社会生活に主体
目指す学校像 的に適応できる生き抜く力を育む。
昨年度の成果と課題
重 点 項 目
重 点 目 標
≪成果≫
・授業改善に全職員で取り組み,授
業におけるきめ細やかな個別の目標
の設定と適正な学習グループの工
夫,教師の役割分担の明確化により
一定の改善を図ることができた。
・個別の授業参観カードを作成して
授業参観を実施した。
・高等部でも自立活動の時間の指導
を特設したり,外部専門家の活用を
図った。
・キャリア教育のグランドデザイン
のベースができたため,学校として
の考え方や取組の共通理解を図るこ
とができた。
・作業学習の内容の見直しを図り,
新しい作業班を立ち上げ,実施する
ことができた。
・計画的な備蓄食糧の整備や点検,
防災マニュアルの作成を行った。初
めての試みとして,夏休み宿泊訓
練,引き渡し訓練を実施することが
できた。
・学校研究テーマに取り組み,2回
の校内授業研究会を行った。活発な
協議を行い意見交換をすることがで
きた。また,わかりやすくリーフ
レットスタイルで研究をまとめるこ
とができた。
児童生徒一人一人の教育
的ニーズ及び評価を踏ま
え,系統性のある授業作
りに努める。
①授業研究の推進
・一人一人の教育的ニーズに応じた指導の充実を図るため,授業研究を推進し,授業改善を図
る。
②教員の指導力と専門性の強化
・教科指導の基礎基本を押さえての授業作りを推進する。
・若手教員研修(2年次,3年次),5年次研修,10年経験者研修の充実を図る。
・質の高い授業を目指して,授業研究を推進する。
③自立活動の充実
・関係機関との連携を図り,個に応じた自立活動の内容についての充実を図る。
児童生徒一人一人の特性
に応じ,将来を見据えた
キャリア教育の充実に努
める。
④キャリア教育の推進(いつでも,どこでも,だれとでも)
・キャリア教育に関する指導内容を教育課程に位置づけをする。
・進路学習において主体的に進路選択を促す指導内容,方法の工夫を図る。
⑤作業学習の一層の充実
・生徒の実態に応じた作業学習の改善にあたる。
・働くことの意義について,職場体験や現場実習を通して理解を図る。
≪課題≫
・連続性のある個別の指導の実践,
系統性のある授業づくり,自立活動
等の充実
・キャリア教育の推進(系統性と独
自性を明確にした教育課程の改善,
職業教育の充実)
・防災教育・安全教育の充実(教育
課程への位置づけ)
・交流及び共同学習の一層の充実
・特別支援教育の専門性の強化と教
育活動の積極的な情報発信
⑥交流及び共同学習の一層の充実
相互理解を深めるため
に,交流及び共同学習の ・居住地校交流及び学校間交流を積極的に計画的・組織的に行なう。
(インクルーシブ教育システム)
一層の充実に努める。
・居住地校交流を実施している児童生徒の評価及び改善を図る。
・地域において作業等の製品を生徒による販売活動を推進を図る。
健康で安全な学校生活を
送るために,健やかな体
の育成と質の高い教育環
境に努める。
⑦体力作りの推進
・各種大会へ積極的に出場するために,目標を持って部活動に取り組む。
⑧防災教育の充実・強化
・想定外を想定しての防災マニュアルの作成をする。
・福祉避難所として地域との連携を図る。
⑨安全教育の充実
・危機感を常に持ちながら指導,支援に当たる。
⑩センター的機能の一層の充実
・地域のニーズに応じた教育相談や支援活動を積極的に進める。
・各市町村教育委員会との連携強化を図る。
・校内の児童生徒の相談,指導,支援のために,支援部の組織体制の整備を図る。
・各種情報発信をする。
・ST,OT,PT等の外部専門家を活用する。
頑強な信頼関係を築くた ⑪保護者との連携
めに,地域で主体的に活 ・保護者会等において保護者に本校の教育及び研究内容等について十分に説明する。
動できる支援体制の整備 ・児童生徒一人一人の学習内容等が保護者に分かりやすく知らせる工夫をする。
⑫地域に,教育内容・活動の積極的な情報発信
に努める。
・地域のニーズに応じた学校公開の工夫をする。
・作業製品の販売等を実施する。
⑬PTA活動の発信
・PTA運営委員会やボランティア養成講座の周知徹底を図る。
専門性を生かしたセンタ
ー的機能を発揮するため
に,特別支援教育の専門
性の強化及び啓発に努め
る。
達成状況
評価項目
学習指導
具体的目標
・一人一人の教
育的ニーズに応
じられるよう
に,教科指導の
基礎基本を押さ
えた授業づくり
に努める。
項目詳細
国語.算数・数学
具体的方策
児童生徒の実態に応じた授業作りや教材の開発について研修を深める。①②
音楽室の整理整頓に努めるとともに,楽器等の管理を行う。②⑨
音楽
・キャリア教育
全体計画を作成
し,各領域・教
科における指導
内容を明確化す
ることで,系統
性を図る。
図工・美術
・各領域・教科
における指導内
容・方法の研修
を通して,評価
及び授業改善に
取り組むことで
専門性を高め
る。
作業学習
部,学年間の情報交換,授業検討会(公開授業等)を行い,よりよい授業づくりに
努める。①②
各部間での情報交換や図工・美術に関する研修を通して職員の技能の向上を図り,
よりよい授業づくりに努める。①②
各種美術展覧会等の出展への呼びかけを積極的に行い,作品のとりまとめを計画的
に行えるようにする。①
各部の指導の工夫を情報交換することで,よりよい授業づくりに努める。②
保健体育
起伏に富んだ飯富の地(坂道や階段等)を利用して体力の向上に努める。⑦
職業,家庭
日常生活の指導
各部の作業学習に関する情報交換や授業研究を通して,実態に応じたよりよい授業
づくりに努める⑤
キャリア発達の視点から年間指導計画を見直し,職業.家庭のキャリア教育の目標
や指導内容について検討する。④
各部の家庭科に関する情報交換や授業研究を通して,個に応じた授業作りに努め
る。①
日常生活の指導について各部でのキャリア教育を踏まえた指導についての情報交換
を行い,指導に役立つ情報を提供する。②
生活訓練室や浴室の整理,管理,美化に努めるとともに,関係する消耗品や備品等
の管理を行う。⑧⑨
キャリア教育の観点から校外学習の目標を検討する。④
生活単元.遊びの指導
特別活動.総合的な学習
情報教育
自立活動
各部の校外学習の取り組みについて情報交換を行い,目標等の系統性を考察する。
①②
特別活動.総合的な学習の時間のキャリア教育の目標及び指導内容を検討し,系統
性を図る。④
中学部及び高等部の総合的な学習の時間の指導内容を検討し,生徒が主体的,協同
的に取り組める授業作りに努める。①
各教科等においてICTを活用した授業作りを進めるために,その足がかりとなる
ような研修会や公開授業を実施する。②
各部の自立活動について,学習形態や学習内容,指導方法などについて情報交換及
び検討を行う。③
セラピスト学校訪問事業について,教職員間での共通理解を図り,よりよい実施の
方法や内容を検討する。③⑩
系統性を考慮した全体計画を作成し,職員会議で提示し周知する。①②
道徳
各教科のねらいと学習内容を参考にしながら,年間指導計画を作成する。①
評 価
課題及び次年度への改善策
教務
・教育課程実施
に必要な授業時
数確保につい
て,週時程の課
題の解決を図
る。
・新しい教育課
程の実施と評価
に基づき,さら
に小中高の系統
性をもった教育
課程づくりを研
究し,改善を図
る。
小学部45分,中高等部50分授業として,週時程のサンプルを作成する。①
教務
教科書の採択と教科書に関する事務手続きを円滑に行い,適切な教科書の採択がで
きるよう努める。①②
図書の購入,受け入れ及び廃棄を計画的に行い,その保管と整理に努める。①②
教科書・図書
図書室の利用促進を図り,有効活用できるよう努める。①
教材・教具
表簿
若手教員研修
研究
さらに,小中高の系統性をもった教育課程の見直しと改善を図る。①④⑤⑧⑨
備品消耗品の購入希望と管理等,各学部や校務分掌・学習指導部各係と連携しなが
ら備品整備の計画的な推進に努めるとともに,購入したものを全職員が理解活用で
きるように努める。②
出席簿・通知表・補助簿・個人ファイル作成のための購入事務と次年度用公定や帳
簿やファイルの作成事務を確実に実施する。併せて卒業生の個人ファイルの整理整
頓を行っていく。②
若手教員研修の意義を全職員に知らせ,各部や校務分掌の担当者の協力を得ながら
充実した研修となるよう努める。①②
若手教員研修の成果発表として授業公開と研修のまとめの発表を行う。①②
人権・現職教育
人権教育に関する研修を通して人権意識の向上を図り,職員一人一人への人権教育
に関する理解啓発を図る。②
体験入学
関係機関(教育委員会,本校支援部など)と連携を図りながら,体験入学委員会お
よび体験入学を円滑に実施できるようにする。⑩
情報技術
ホームページを月2回以上,ブログを毎日更新することで,本校の情報をタイム
リーに発信し,保護者や関係機関に本校の教育活動について理解啓発を図る。⑩
・児童生徒の教育的ニーズをとらえ,系統性の
ある授業づくりの在り方を検討・実践する。
・各部の課題に基づき,研究を推進するととも
に,各部間相互の理解を深め,学校全体として
小・中・高一貫性のある教育観・指導観の下,
教育に取り組むことができるようにする。
・研修会を通して,特別支援教育に関する専門
性の向上を図る。
全校授業研究を通して,授業づくりの視点を整理しながら,児童生徒の教育的ニー
ズにこたえる指導・支援の在り方を検討・実践する。授業の「評価」に焦点を当
て,学習指導案(細案,略案)の改善,活用を通して授業改善を図る。①
各部の授業づくりにおける課題を明確にし,課題解決に向けて研究を推進する。①
各種研修会を通して専門的知識を向上させるとともに実践に活かす。②
支援
・本校のセンター
的機能の取組に関
する理解を深め,
相談・支援の充実
に努める。
・校内の支援体制
の理解を深め,連
携して支援できる
ようにする。
保健安全
生徒指導
・学校保健計画,学
校安全計画,性教育
年間指導計画に従
い,児童生徒の健康
指導,性に関する教
育の充実に努める。
・学校給食年間指導
計画,食に関する指
導の年間指導計画に
従い,児童生徒の食
育の充実に努める。
・学校安全計画に基
づき,それに従い学
校における安全教育
と安全管理の充実に
努める。
・環境美化年間指導
計画に基づき,校舎
内外の環境美化の充
実に努める。
・児童生徒の緊急
事態などに対して
迅速かつ適切な対
応ができるように
努める。
豊かな心の育成を
図る。
・安全でスムーズ
なスクールバスの
運行及び安全教育
を重視した通学指
導に努める。
・各競技大会への
参加と上位入賞を
目標にした部活動
運営に努める。
地域の教育委員会等との連携強化を図り,幼・小・中・高等学校等のニーズに応じ
た教育相談・支援の充実に努める。⑩⑫
地域支援
校内支援
ホームページや地域支援リーフレットの活用等を通して,本校のセンター的機能の
取組について情報発信を進めると共に,リーフレット等を外部機関に設置,配付し
てもらうことで,早期からの教育的支援,相談機能についての周知を図る。⑩
校内支援チェクリストによる児童生徒の実態把握と共に,支援の必要な児童生徒に
ついて校内支援連絡会で情報を共有し,各コーディネーターの専門性やネットワー
クを活かした支援ができるように努める。⑩
支援のニーズに応じて校内支援会議や関係機関との支援会議を開催して,連携した
支援ができるよう努める。⑩
保健指導
職員の研修会(心肺蘇生,てんかん発作時の対応)を実施し,疾病や事故発生時の
応急措置や連絡体制の徹底を十分に図るとともに保護者や外部関係機関との連携を
密にし,支援体制の一層の強化に努める。⑨⑩
給食指導
給食室の利用促進を図り環境整備を行う。学校給食年間指導計画を基に計画的な指
導の実践を図り,研修会や実践研究などを通して児童生徒の食育に対する職員の理
解啓発に努める。⑨
防災安全
校内安全点検(毎月10日実施),避難訓練,引き渡し訓練,宿泊訓練を計画的に
実施し,児童生徒,保護者,教員の防災に対する理解及び意識の向上を図るととも
に,福祉避難所としての備えを充実させるようにする。⑧⑨
環境美化
生徒指導
児童生徒の健康保持のため,各部の清掃分担区域や校舎内外の美化に努めるととも
に,清掃用具や洗剤等の補充や配付を行い,生活環境の意識の向上を図る。⑨
児童生徒の緊急捜索や校内に侵入した場合の不審者対応について,職員の役割など
を明確にし,迅速かつ適切な対応ができるように努める。⑧⑨
通学指導
自立通学・自立乗降車に関する諸手続や指導を行い,児童生徒が安全に通学できる
ように努める。また,児童生徒の社会的自立に向けた通学に関する指導を積極的に
行う。⑨
スクールバス
安全かつスムーズな運行のため運転手及び乗務員と道路状況の確認を密に行う。ま
た,児童生徒の乗車中の様子について各号車担当と添乗員,係長,学級担任とで情
報伝達をスムーズに行い,車内での対応について共通理解をはかる。⑨
部活動
年間活動計画や実施計画を作成し,中・高等部保護者全員に配布し参加を呼びかけ
る。また,各競技会等への参加人数を増やすように努める。⑦
進路指導
交流教育
渉外
・進路指導として
の小中高の取り組
みや進路に関する
情報の理解啓発を
充実させていく。
・生徒の障害が多
種多様になってき
たことや,生徒保
護者のニーズを踏
まえながら,これ
まで以上に福祉施
設や企業との連携
を取り,関係を深
めていく。
・学校内における
進路指導だけでな
く,学校外の方々
から進路について
の意見や指導をい
ただく。
・追指導から卒業
後支援という名称
に変え,卒業生へ
の支援を効率よく
必要に応じた適切
な支援へとしてい
く。
進路指導における各部の全体計画と指導計画を検討・立案し,それに基づいた計画
的な取り組みを目指す。⑤
進路希望調査を実施し,児童生徒の進路希望状況を把握しながら,職業教育(進路指
導や進路相談)に生かす。⑤
企業・福祉・支援センター等の関係機関との連携を密にし,進路に於ける諸課題の
改善や解決に取り組むと共に,最新の進路情報の収集に努める。⑤
進路指導
校内における進路関係情報の掲示や進路だより等の発行により,最新の進路情報を
保護者への提供の仕方を工夫する。⑤
福祉相談会や職業相談会を計画的に実施し,保護者の要望や悩み等に適切に応えて
いく。また,教職員の福祉施設の見学会や進路に関する研修会を計画的に実施し,
意識の高揚と理解を図る。⑤
卒業後支援
・相互理解を深めるために,交流及び共同学習
を組織的・計画的な推進に努める。
・PTA後援会や手を
つなぐ親の会にお
いて保護者の主体
的な活動を支援
し,学校と家庭と
社会における児童
生徒の成長を図
る。
福祉・労働の関係機関と連絡調整しながら計画的に職場開拓を行い,現場実習及び
就労体験が効果的にできるようにする。⑤
卒業後3年間の卒業後支援を計画し,高等部全職員の協力のもと卒業生の動向や生
活の様子を把握しながら,効果的な支援及び在校生への還元ができるようにする。
⑤
同窓会活動を充実させながら,卒業生が中心となって活動できるようにし,同窓会
や交流会が円滑に実施できるよう努める。⑤
学校間交流・地域の方々との交流において,これまで継続的に行ってきた交流の成
果を生かし,直接的・間接的な交流ができるよう計画し,推進する。また,評価に
基づく改善を図る。⑥
地域広報誌「安戸星だより」の発行,「ふれあい掲示板」の活用,ホームページの
定期的な更新を通して,地域の人々,保護者,広く校外へも情報を発信する。ま
た,「飯富まつり」では,作業等の製品を販売する。⑥
居住地校交流の説明会では,ポイントを押さえた資料を作成し,説明することで十
分な共通理解をもって推進できるようにする。⑥
PTA・後援会
PTA運営委員会を各保護者の意見の反映の場と考え,積極的に話し合い検討して
いけるよう会議を進める。役員の選出の仕方等についてマニュアルを作成し,共通
理解のもとで活動がスムーズに行えるようにする。運営委員会で話し合った内容が
常設委員を通して各保護者へ伝えられるようにするなど風通しの良い組織運営に努
める。⑬
ボランティア養成講座の実施や地区活動を通して,地域との関わりを深め,児童生
徒の余暇活動の充実を目指す。また,保護者のニーズに合った研修会を積極的に設
け,特別支援教育に対しての理解促進に努める。⑬
ホームページの更新を定期的に行い,活動の様子を広く紹介するなどして障害者へ
の理解啓発に努める。⑩
手をつなぐ親の会
地区委員会と手をつなぐ親の会役員会との関係調整に努め,円滑な運営の手助けを
する。 ⑬
小学部
個別の指導計画の作成と活用を進めるとと
もに,障害の状態や発達段階を配慮した授
業の実践に努める。
一人一人の教育的ニーズに応じて,学校・
家庭・関係諸機関と連携して,必要な支援
ができるように努める。
個別の目標に応じた学習内容や指導内容を検討し,個別の指導計画を活用
した授業づくりに努める。①③⑦
保護者とともに支援内容を確認し,必要に応じて,家庭・医療・福祉等の
様々な面から支援が進められるようにする。⑩⑪
就学及び転出入の移行支援として,通園施設や幼稚園・保育所・小学校等
との連携に努める。⑩
保護者との連携を図り,児童の成長をともに共感できる関係づくりに努め
る。⑪
将来に向けて,小学部段階で身につけておきた
い能力や態度について,保護者と共通理解を
もって指導支援にあたる。
交流及び共同学習や居住地における交流活動を
とおして,児童の経験をふやす。
学年懇談会等を利用して,「小学部段階で身につけておきたい力」につい
て伝える機会を持つ。④⑪
学校間交流に参加するとともに,地域の人々やポランティア等とのかかわ
りをとおして,交流の場を多く持てるようにする。⑥
学習の中で手紙を出すなどして交流を深める。⑥
基本的な生活習慣と生活リズムを身に付ける。
小学部
第1学年
小学部
第2学年
小学部
第3学年
小学部
第4学年
小学部
第5学年
食事・排泄・衣服の着脱等の身辺面について,家庭と連携をとりながら,実際的・
段階的な指導にあたる。③⑪
一日の生活や学習に見通しをもつことができる教材・教具の提示の仕方を工夫す
る。②
生活習慣の確立を目指し,基本的な学習態度を
身につける。
自分の身の周りのことを自分で行うことができるように,個に応じた段階的な指導
を行う。③
児童の興味・関心を広げられる教材の工夫をする。①②
集団活動の楽しさを知らせ,コミュニケーショ
ンの力の育成を図る。
友達同士や教師とのかかわりの中で,いろいろなやりとりができるような場面を設
定する。①
達成感が味わえるようグループ別の活動場面を設定したり,教材・教具の工夫をし
たりする。①②③
集団活動の楽しさを通して,友達や教師とのコ
ミュニケーションの力を育てる。
友達同士や教師とのかかわり合いから,相手の気持ちを考えて,楽しく集団活動が
できる場を設定する。③
見通しをもって自ら取り組めるよう,分かりやすい教材や教具の活用,提示の仕方
を工夫する。②
コミュニケーションの力を高めるとともに,集
団活動に積極的に取り組むことができるように
する。
児童の意思表示を受け止め,実際的な活動を通して,個に応じたコミュニケーショ
ンの力の向上を図り,協力して集団活動に参加できるようにする。②③
見通しを持って,自ら活動に取り組めるように教室環境を整え,教材・教具の工夫
をする。①②
小学部
第6学年
自己表現力を育て,積極的に活動に取り組める
ようにする。
自分の気持ちや要求を,言葉や身振りなどで伝えることができるように,場面や機
会を設けながら指導を行う。①③
活動の中で,充実感や達成感を感じることができるような支援,指導を行う。③
家庭との連携を図り,生徒の学力,体力,障害
の実態やニーズを的確に把握して,一人一人に
応じた支援の工夫・充実を図る。
一人一人の実態に応じた個別の指導計画の作成・実践・評価に基づき,効果的な学
習指導に努める。①②⑪
発達課題に応じたグループを編成し,実態や能力に応じた支援に努める。②③
体力づくりや健康管理を行う。⑦
中学部
社会生活に必要な基礎的な技能や態度の定着に
向けて,段階的な指導の充実を図る。
基本的生活習慣の定着に向けて,家庭と連携して指導を行う。①④
家庭生活に必要な基礎的な知識と技能の習得に向けて,実践的な指導に努める。④
⑤
将来を見通し,中学部段階で必要な能力や態度
について,保護者とともに共通理解をもって指
導支援にあたる。
進路について,適切な情報を保護者へ提供し,生徒一人一人の将来について考える
機会を設ける。④⑩
働くことについて自分自身が考える機会としての校内実習や就労体験を実施する。
④⑤
中学部
第1学年
中学部
第2学年
中学部
第3学年
地域社会と連携し,交流活動を積極的に推進す
る。
生徒の興味・関心を高める交流活動をめざし,領域・教科等の関連を図り,効果的
な交流活動となるよう努める。⑥⑫
基本的な生活習慣の定着を図る。
個別面談で,個のニーズを的確に把握し,生徒の発達段階や障害の特性に応じた指
導に当たる。②③⑪
中学部生活に慣れ,自分から学習活動に取り組
めるようにする。
個に応じた提示の工夫やグループ編成を行い,中学部の学習に見通しが持てるよう
にする。①④
基礎的な学力や体力の向上を図る。
課題や目標に応じたグループ編成をし,個に応じた指導を行う。②③⑦⑪
自分の役割を知り,主体的に学習活動に取り組
めるようにする。
自分で選択したり決定したりする場面や,実態に応じた役割の設定を行うことで,
主体性を引き出す。①④⑤
基礎的な学力の向上と体力の増進を図る。
個に応じた教材,教具を工夫し,継続した指導を行う。①②③⑦
進路理解週間を通して,自分の進路について考える
ことができるようにする。
校内作業実習や就労体験などを行い,保護者と共に進路について考える機会をつく
る。④⑤⑪
個別の指導計画をもとに,より生徒の実態に応
じた授業の実践に努める。
個別の指導計画の活用を図るとともに,実態(発達,障害,生活)及び将来像を踏
まえた生徒理解に努め,課題達成へのステップ及び方法・手だて・手順を明らかに
した支援と評価を行う。①
学年会や研修の時間を充分確保し,ケース会議の充実を図るとともに個に応じた授
業づくりを推進する。①②
個々の生徒の実態に即した教育課程を研究,実践し,教育課程の複線化を工夫す
る。③⑦⑧⑨
高等部
学校,家庭,関係諸機関との連携を進め,生徒への支援について共通理解を図る。
④⑪
家庭との連携を図り,個々の生徒への指導・支
援の意図を明確にして,意欲的に学校生活を送
れるように支援する。
明確な目的と意欲をもって毎日明るく登校できる学級・学年・学部の雰囲気づくり
に努める。②
自分から考えて進路が選択できるよう,適切な
情報や実習体験を提供するなど,進路指導の充
実に努める。
作業学習,職業や現場実習,校内実習等の活動を通して,自分について知ったり,
自ら進路について考え選択したりできるような支援を行う。⑤
生徒が自ら考え,問題を解決し,明るい学校生活を送ることができるよう,好まし
い人間関係の形成に努める。④
進路についての研修,進路情報の収集につとめるとともに,家庭や関係機関と連携
し,進路相談の充実を図る。④⑪
高等部
第1学年
高等部
第2学年
交流及び共同学習を通して,社会経験を広げる
とともに,お互いの理解を深められるようにす
る。
学校間の交流や地域の方との交流など,いろいろな立場の方と交流する機会をも
つ。⑥
適切な友人関係を築くことができるようにす
る。
友達同士で触れ合う機会を多く設定し,協力して活動に取り組める授業作りに努め
る。①②
高等部生活に慣れ,進路を意識して学習に取り
組めるようにする。
作業学習や職業教育では作業や学習など体験的な活動を通して働くことに興味を
持ったり働く喜びを味わうことができるようにする。①②④⑤
友達と協力して,自ら進んで学習活動に参加で
きるようにする。
部縦割りグループで行う授業(作業学習,委員会,生徒会活動等)の中で他学年の
生徒とかかわる機会を設ける共に,1年生の手本となる場を設定する。①②
進路学習や現場実習等を通して,自分に合った
進路を考えることができるようにする。
作業学習,現場実習,また職業教育や家庭科の内容を関連させて授業を行うこと
で,進路について生徒自ら情報を得たり,選択したりできるできる授業作りに努め
る。①②④⑤
生活単元学習や総合的な学習で話し合い活動を積極的に取り入れ,一人ひとりが自
分の考えを伝えたり,意見をまとめたりする機会を意図的に設ける。①②
集団活動へ積極的に参加し,明確な意思表示が
できるようにする。
高等部
第3学年
卒業後を考え,自分にあった進路を選択できる
ようにする。
交流を通して,お互いの立場や考え方を理解できるような活動を工夫する。①④
作業学習や現場実習を通して自分の適性について考える機会を増やす。合わせて職
業教育や家庭科で将来の生活に関する内容についての学習を進め,生徒が自分に
合った進路について考え,進路選択ができるような授業作りを行う。①②④⑤
※評価基準: A:十分達成できている B:達成できている C:概ね達成できている D:不十分である E:できていない