第6回昭和薬科大学生化学研究室特別講演

第六回昭和薬科大学生化学研究室特別講演・
大学院「分子細胞生物学特論及び演習」
日時:
平成 25 年 5 月 16 日(木)
PM 4:30-6:00
場所:
第 2 講義棟 202 教室
演者:
横井
毅 博士
(金沢大学大学院医薬保健研究域薬学系薬物代謝化学研究室
教授)
タイトル: 転写因子のマイクロ RNA による発現制御機構
要旨:
近年、転写因子や核内レセプターを介した転写調節機構の情報が
かなり蓄積されてきた。しかし、蛋白質発現量とメッセンジャー
RNA (mRNA)発現量との間に相関関係が認められないことがあり、
転写後調節の関与が示唆される。そのメカニズムの1つとして、
microRNA (miRNA)が核内受容体の発現制御に関与することが明ら
かになった。生体外異物の解毒や内因性化合物の生合成の制御に
も関わる microRNA の役割について演者らの研究成果を中心に概
説する。
連絡先:
昭和薬科大学薬学部生化学研究室
伊東 進
TEL 042-721-1558
e-mail [email protected]
学内、学外からの多数ご参加をお待ちしております