平成26年度 行政評価シート - 旭川市

平成26年度 行政評価シート
1 取組の概要
取組名
取組の概要
取組の実施予定時期
市立保育所給食調理業務の委託
市立保育所における給食調理業務の委託を検討し,安心安全かつ効率的で安定した給食の実施
を図る。
平成27年度
所管部局 子育て支援部こども育成課
2 対象施設又は対象事業の概要
施設名
市立保育所(3施設 ①新旭川保育所 ②近文保育所 ③神楽保育所)
設置目的
乳児及び幼児の健全なる育成と,勤労者の福祉を図ることを目的に設置した。
設置根拠
児童福祉法第35条第3項,旭川市保育所条例第1条第2項
設置年月日,
規模・構造等
利用対象者
事業内容
① 設置年月日 昭和30年6月8日
敷地面積 2,121.063㎡, 延床面積 847.622㎡
構造 鉄筋コンクリート造一部2階建
② 設置年月日 昭和36年12月1日
敷地面積 2,241.43㎡, 延床面積 611.98㎡
構造 鉄筋コンクリート造平屋建
③ 設置年月日 昭和42年11月1日
敷地面積 6,486.159㎡(いきいきセンター含む), 延床面積 607.676㎡
構造 鉄筋コンクリート造平屋建
児童福祉第4条第1項第1号及び第2号に規定する乳児及び幼児で,児童の保護者が次のいず
れかに該当して当該児童を保育できないと認められ,かつ,同居の親族等も保育することができ
ない場合
(1) 居宅外で労働することを常態としていること。
(2) 居宅内で当該児童と離れて日常の家事以外の労働をすることを常態としていること。
(3) 妊娠中であるか又は出産後間がないこと。
(4) 疾病にかかり,若しくは負傷し,又は精神若しくは身体に障害を有していること。
(5) 長期にわたり疾病の状態にある又は精神若しくは身体に障害を有する同居の親族を常時介
護していること。
(6) 震災,風水害,火災その他の災害の復旧に当たつていること。
(7) 前各号に類するものとして市長が認める状態にあること。
・保育に欠ける乳児又は幼児に対する保育事業(特別支援保育を含む)
・延長保育事業
・病後児保育事業
・一時預かり事業
・地域活動(世代間交流等)に関する事業
□直営
運営方法
■直営(一部委託)
料金制度
□使用料
(平成26年度の職員体制 (4.1時点))
① 正職員10人, 臨時職員20人,嘱託職員2人
② 正職員 9人(うち2人育休),臨時職員20人,嘱託職員2人
③ 正職員10人(うち1人育休),臨時職員20人,嘱託職員2人
(委託等の内容)
機械警備,ごみ処理運搬業務,床面清掃(床洗浄ワックス掛け),
除排雪業務,温水器保守点検業務,防火対象物点検業務など
■その他(保育料負担金(旭川市保育の実施に関する条例第8条により規定))
旭川市保育の実施に関する条例第11条に規定(一定の条件で認可外施設入所児童への減額措
置あり)
減免制度
(※同一世帯で2人以上同時入所の場合,2人目は1/4,3人目は無料とする保育料の軽減措置あ
り。)
①社会福祉法人等が運営する私立認可保育所
②認可外保育施設
(民間の施設を含む)
③幼稚園
類似施設
①設置・運営主体の違い,運営財源(主に地方交付税と国庫負担金)の違い
類似施設との違い ②一定の基準を満たした認可施設とそれ以外との違い
③保育施設と教育施設の違い
※施設が複数個所に及ぶ場合は別に資料を作成して下さい。
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3 対象施設又は対象事業の運営状況
(1)収支状況
経費の内容 市立保育所に係る運営経費
年度 内訳
保育料負担金
(単位:千円)
H23年度
H24年度
H25年度
H26年度
(決算)
(決算)
(決算見込)
(予算)
備考
74,144
57,572
60,141
43,766
1,558
3,076
2,262
2,132
630
615
1,094
1,347
7,681
9,112
9,539
4,531 職員給食費等
84,013
70,375
73,036
51,776
121,215
116,112
132,664
110,560
市立保育所管理費
81,946
74,677
94,528
74,206
延長保育等事業費
11,387
10,896
11,115
12,250
5,901
3,706
6,259
国庫支出金
収
道支出金
入
諸収入
合計(A)
事業費
市立保育所病後児保育事業費
非常勤保育士等配置費
20,150
15,559
15,708
12,875
一時預かり事業費
4,763
6,227
4,421
4,970
休日保育事業費
2,969
2,852
3,186
443,522
409,797
407,141
307,034
人工
44
40
35
26
金額
323,114
291,851
257,793
186,616
正職員 人工
以外 金額
116
111
123
90
120,408
117,946
149,348
120,418
合計(B)
564,737
525,909
539,805
417,594
-480,724
-455,534
-466,769
-365,818
支
出 人件費
正職員
差引(合計(A)-合計(B))
各年度とも2~3人が恒常的
に産育休(H26年度は3人)。
その間の人工・金額は調整
済み。
※人件費(正職員分)は,平成23年度7,399千円, 平成24年度7,344千円,平成25年度7,332千円,平成26年度7,222千円で計算す
ること。
(2)利用状況
年度 内訳
H23年度
H24年度
H25年度
H26年度
(実績)
(実績)
(実績)
(見込み)
利用人数(単位:人)
451
5か所
381
4か所
(3)見直し,改善等の経過
年度
平成21年度
市立保育所運営方針の策定
平成24年度
市立こまどり保育所の民間移譲
平成26年度
市立北星保育所の民間移譲
405
4か所
備考
277
H26は6/1現在の入所児童数
3か所
内容
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4 取組に係る他市の状況
市名
状況
札幌市
調理業務委託は実施していない。
函館市
調理業務委託は実施していない。
下関市
平成24年度時点で市立保育所24か所のうち9か所で調理業務の委託を実施。
※取組に係る他市の状況について,札幌,函館及び他の中核市1市の状況を記入して下さい。
5 各部評価
(1)対象施設又は対象事業に係る評価
項目
区分
説明
□高い
必要性
■やや高い
本市の子育て支援の充実を図るため,市立保育所は市内の各保育施設に対する
支援とともに,先導的役割を担う責務を有している。
□やや低い
□低い
■高い
有効性
待機児童解消に向けて定員を超えた入所を行っており,特別保育の実施など,本市
の保育体制の充実に寄与するとともに,保育内容の向上を目指す実践の場としても
有効である。
□やや高い
□やや低い
□低い
□高い
効率性
■やや高い
市立保育所の経験豊かな保育士を活用し,今後とも公立保育所の在り方を考慮し
た事業を進めていく必要がある。
□やや低い
□低い
(2)取組に係る評価
説明
必要性
市立保育所における効率的な運営を検討するに当たり,経費面や安定・安全な給食の提供等に
関し,給食調理業務の委託検討は必要である。
効 果
職員採用や食材管理等,安定した給食提供を実施する上で,給食調理業務の委託は一定の効
果があると考える。
課 題
平成25年度からの業務吏員の事務職員化に伴い,給食調理業務を嘱託職員が行うこととなり,
業務委託の必要性や実効性,また,公立保育所における給食委託の是非について再度検討する
必要がある。
6 評価結果
1次評価
(所管部局)
A
委託による費用対効果や公立保育所での給食委託の是非を再検討し,実施に向け
た方向性を整理する。
外部評価
(行政評価
委員会)
2次評価
(行政評価
検討会議)
評価区分 A(予定どおり推進),B(見直し),C(取組中止)
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