秋田県沖合域の水温状況 (平成25年11月) 漁業調査指導船「千秋丸」により10月29 次のようになっています。 30日に行った観測によると、水温の状況は 表 層(2ページ) おおむね 「かなり高い」 「はなはだ高い」水温です。 50 m 層(3ページ) 男鹿半島西沖のSt. 4付近に、「はなはだ低い」水温の冷水域がみら れます。 100m層(4ページ) 全体的に「やや低い」 「はなはだ低い」水温で、男鹿半島西沖 (St. 3 4) にかほ市沖(St. 8)にかけて、冷水域が張り出しています。 200m層(5ページ) 全体的に「やや低い」 「かなり低い」水温で、男鹿半島西沖 (St. 2 5) にかほ市沖(St. 8)にかけて、冷水域が張り出しています。 300m層(6ページ) 男鹿半島西沖のSt. 7で「はなはだ高い」水温となっていますが、その 他は おおむね平年並みです。 St. 6 St. 5 St. 4 St. 3 St. 2 St. 1 St. 7 St. 13 St. 8 St. 12 St. 9 St. 10 St. 11 図1 調査船千秋丸による観測定点(St. 1 表1 水温の評価方法 評価 はなはだ高い かなり高い やや高い 平年並み やや低い かなり低い はなはだ低い 偏差* +200以上 +131∼200 + 61∼131 60以内 − 61∼131 −131∼200 −200以下 *偏差=(今月の観測値‐平年値)/標準偏差 平年値:1971∼2000年までの平均値 ( ( ( ( ( ( ( 100 1 13) 出現確率:約20年以上に1回 ) 出現確率:約10年に1回 ) 出現確率:約4年に1回 ) 出現確率:約2年に1回 ) 出現確率:約4年に1回 ) 出現確率:約10年に1回 ) 出現確率:約20年以上に1回 ) <表層> 図2 表層の水温分布 欠測 20.4 16.5 19.8 20.4 19.7 はなはだ高い やや低い かなり高い かなり低い やや高い はなはだ低い 平年並み 21.0 20.4 20.3 19.2 20.5 20.2 20.7 図3 表層における水温の評価と観測値(℃) 2 <50m層> 図4 水深50m層の水温分布 欠測 15.2 8.2 14.6 16.4 18.7 はなはだ高い やや低い かなり高い かなり低い やや高い はなはだ低い 平年並み 18.8 17.5 19.1 17.8 19.0 20.7 20.0 図5 水深50m層における水温の評価と観測値(℃) 3 <100m層> 図6 水深100m層の水温分布 欠測 4.8 2.4 4.2 9.8 12.8 はなはだ高い やや低い かなり高い かなり低い やや高い はなはだ低い 平年並み 12.4 11.6 4.9 13.0 13.7 12.9 14.6 図7 水深100m層における水温の評価と観測値(℃) 4 <200m層> 図8 水深200m層の水温分布 欠測 1.3 1.1 1.4 1.8 3.2 はなはだ高い やや低い かなり高い かなり低い やや高い はなはだ低い 平年並み 4.3 8.0 1.4 4.7 3.2 4.1 2.9 図9 水深200m層における水温の評価と観測値(℃) 5 <300m層> 図10 水深300m層の水温分布 欠測 0.9 0.9 1.0 1.1 1.4 はなはだ高い やや低い かなり高い かなり低い やや高い はなはだ低い 平年並み 2.9 1.3 1.0 1.9 1.3 1.6 図11 水深300m層における水温の評価と観測値(℃) 6
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