神居 - 旭川市

平成26年度 行政評価シート
1 取組の概要
取組名
取組の概要
取組の実施予定時期
支所機能等の強化
支所の相談窓口の充実を図るほか,まちづくりに関する情報の収集・提供,地域市民活動団体の活
動支援などを行う。(別紙1参照)
~平成30年度
所管部局 市民生活部神居支所
2 対象施設又は対象事業の概要
施設名
設置目的
設置根拠
設置年月日,
規模・構造等
利用対象者
事業内容
運営方法
料金制度
旭川市神居支所(神居公民館と併設)
市長の権限に属する事務の一部を分掌させることを目的に,旭川市支所設置条例の定めるところに
より支所を設置
旭川市支所設置条例,旭川市支所設置条例施行規則
昭和30年 4月 1日 旭川市と神居村の合併により神居支所設置 神居古潭出張所設置
昭和47年 5月31日 現庁舎を新築(神居公民館と併設)
鉄筋コンクリート造2階建 敷地面積1,990.13㎡,建築面積471.75㎡, 延床面積1,008.67㎡(うち支所
分245.71㎡)
出張所
昭和53年10月17日 新築 木造モルタル平屋建長尺瓦棒ふき 敷地面積 2,584.59㎡,延床面積
319.14㎡(うち出張所分33.81㎡)
※西神居会館との併設
旭川市民ほか
旭川市支所設置条例施行規則第6条に規定する事務(主なもの)
1 戸籍,住民基本台帳,印鑑登録等の諸証明の,発行,届出,受付,市税等の収納,その他の窓口
業務に関すること。
2 地域まちづくりの支援に関すること
3 地域まちづくり推進協議会に関すること(別紙2参照)
4 市民相談に関すること
■直営(一部委託)
(平成26年度の職員体制) 正職員11人(再任用2人含む),嘱託職員 2人 □指定管理又は委託
(委託等の内容)
庁舎清掃業務,庁舎維持管理業務(※ボイラ等機械関係),庁舎機械警備
業務
□使用料
□その他(
)
減免制度
類似施設
(民間の施設を含む)
なし
類似施設との違い
※施設が複数個所に及ぶ場合は別に資料を作成して下さい。
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3 対象施設又は対象事業の運営状況
(1)収支状況
経費の内容 神居支所及び出張所に係る管理運営経費
年度 内訳
(単位:千円)
H23年度
H24年度
H25年度
H26年度
(決算)
(決算)
(決算見込)
(予算)
備考
10
9
6
12 電話料収入
10
9
6
12
11,855
12,508
12,287
12,588
220
212
204
219
需用費
3,087
3,369
3,446
役務費
512
548
481
委託料
7,959
8,245
7,954
77
134
202
78,998
87,616
87,494
74,867
人工
10
11
11
9
金額
73,990
80,784
80,652
64,998
正職員 人工
以外 金額
3
3
3
5,008
6,832
6,842
9,869
90,853
100,124
99,781
87,455
-90,843
-100,115
-99,775
-87,443
諸収入
収
入
合計(A)
事業費
旅費
使用料賃借料
3,403 燃料費,光熱水費他
552 電話料他
8,189
225 電子複写機使用料他
支
出
人件費
正職員
合計(B)
差引(合計(A)-合計(B))
4 再任用,嘱託
※人件費(正職員分)は,平成23年度7,399千円, 平成24年度7,344千円,平成25年度7,332千円,平成26年度7,222千円で計算するこ
と。
(2)利用状況
年度 内訳
取扱件数(単位:件)
H23年度
H24年度
H25年度
H26年度
(実績)
(実績)
(実績)
(見込み)
66,101
65,640
(3)見直し,改善等の経過
年度
64,661
備考
64,000 内訳は別紙3参照
内容
平成22年度
神居まちづくり推進協議会を設置
平成24年度
ソーシャルメディア(ツイッター,フェィスブック)等を活用した情報発信・情報収集,まち協新聞の発行,旭川市のホームページ掲載
神居公民館との連携(子育てサロン,高齢者向け「井戸端会議」,まちづくり推進協議会等)
神居まちづくり相談窓口の設置
神居支所庁舎内に「ちびっこ広場」及び「キッズコーナー」を開設
国保,後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額認定申請受付及び認定証の窓口交付開始
がん検診・歯周病ケア普及歯科検診自己負担額免除券の窓口交付開始
平成25年度
国保料の納付書を延滞金を含めた形での再発行開始
神居支所来客用駐車スペースの拡張
地域会館に係る固定資産税減免申請書の窓口受け取り開始
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4 取組に係る他市の状況
市名
状況
札幌市
支所は設置していないが,区役所施設として市内87カ所に「まちづくりセンター」を設置し,地域団体と
連携し地域まちづくりへの支援や全部のセンターではないが住民票,戸籍,印鑑証明の発行などを
行っている。
函館市
湯川・銭亀沢・亀田3支所と比較(旭川の支所では取り扱っていない事務)
出稼ぎ労働者手帳の交付に関すること,戦傷病者・戦没者遺族の援護に関すること,旧軍人恩給に
関することなど。※湯川支所,亀田支所では生活保護に関すること。
地方自治法の規定に基づき,市長の権限に属する事務を分掌させるため支所を12カ所設置し,諸証
福島県いわき市 明の交付,各種申請及び税等の納入の受付のほか,市道や橋梁等の維持管理,市営住宅の入居申
込の受付,保育所の入所相談など,本市において庁舎で行っている業務も一部,支所で担っている。
※取組に係る他市の状況について,札幌,函館及び他の中核市1市の状況を記入して下さい。
5 各部評価
(1)対象施設又は対象事業に係る評価
項目
区分
■高い
従来の支所は,市の出先機関として,戸籍,住民票,印鑑証明等の各種証明発行や転
入・転出等の受付,市税等の収納など,いわゆる窓口業務に限定した役割を担う支所と
して機能してきた。 しかし,近年の少子高齢化や核家族化の進行などにより,地域コミュ
ニティーの弱体化が危惧されるようになってきたことから,活力ある地域づくりを目指し,
市民と市が協働してまちづくりを推進する地域の拠点施設としての役割が求められてき
ており,その中で支所機能の強化に取り組むものであり,必要性は高い。
□やや高い
必要性
□やや低い
□低い
■高い
有効性
説明
地域住民とともに地域課題を共有し,その課題解決に向けた方策の検討,地域の特性
や魅力を再発見し,それらを活かしたまちづくりを推進するための,まちづくり推進協議会
の活動支援や,まちづくり相談窓口を設置して,まちづくりや生活に密着した相談を受け
るなど,地域の拠点施設としてその有効性は高い。
□やや高い
□やや低い
□低い
■高い
□やや高い
効率性
□やや低い
□低い
まちづくり推進協議会への支援,まちづくり相談窓口の設置など,支所機能等の強化に
取り組むことで,支所が地域に根ざし,地域住民とともにある,市民生活に最も身近な行
政機関として,市民の利便性のさらなる向上を目指すことができるなど,効率的な行政運
営が行える。
(2)取組に係る評価
必要性
効 果
課 題
説明
高齢化社会が進展し税収を始めとした事業実施のための財源が今後増加することは望めないが,住
民のニーズやそのための施策等が今後更に複雑・多岐化していくと考えられるので相談窓口を始め
とした支所機能強化の必要性は高く,支所施設の利便性向上に繋がる見直し,改善についても常に
検討すべきである。
地域住民に対して,従前は証明や届出といった各種業務の傍ら相談を受けていたが,専門に窓口を
設けたことで,以前に比べてきめ細かい対応が可能となり,地域の問題の傾向などもある程度は把
握できるようになっている。支所の施設が利用しやすいものとなり,支所でも対応できる業務が増えた
ことにより地域住民の利便性が向上している。また,まちづくり推進協議会との連携事業により地域
の絆強化が図られている。
相談員が配置されているが,支所の職員全員が関与する業務分野が今後更に広範囲となっていくこ
とから,全体のスキルアップを図ることが必要である。また,まちづくり推進協議会との関わりや日常
の仕事を通じて市全体の事務事業の改善に如何に繋げるかという点にも留意していく必要がある。
6 評価結果
1次評価
(所管部局)
A
今後とも継続的に支所機能等の強化に取り組むことが必要である。
外部評価
(行政評価
委員会)
2次評価
(行政評価
検討会議)
評価区分 A(予定どおり推進),B(見直し),C(取組中止)
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