ビル業界四季報 - 株式会社ユニバースフロンティア

(

)
四 季 報 平成年  月日(毎週月曜 第週除く)
一般財団法人さいたま市都市整備公社
週刊
埼玉県さいたま市大宮区錦町番地
理事長 佐藤 英
会 設立 昭和年
社
概 事業内容 不動産賃貸事業、
要 不動産管理事業、駐車場事業
代表ビル概要
株式会社コスモユニオン
◀
大
宮
情
報
文
化
セ
ン
タ

名称 大宮情報文化センター
所在地 埼玉県さいたま市大宮区錦
町

番地
延床面積 約万
.
㎡
敷地面積 約

㎡
規模 地上階地下階
構造 S造、RC造およびSRC造
竣工 昭和年
入居テナント
FM NACK、さいたま観光国
際協会、さいたま市宇宙劇場、サン
マリエ、東天紅、富士通、ほか
沿革
昭和年に大宮市(現さいたま市)
の定める都市計画及び市街地整備の
基本方針に基づき都市施設等の整備
に関する事業を行うことを目的に大
宮市都市整備公社として設立され
た。
平成年に財団法人さいたま市都
市整備公社に名称を変更、平成年
には浦和パーキングセンター(さい
たま市浦和区)と合併して事業規模
を拡大、公益法人制度改革により平
成年に一般財団法人化した。設立
当初からの事業としてさいたま市か
ら委託された自転車・自動車駐車場
の整備・管理業務を行っている。昭
和年に竣工された「大宮情報文化
センター」を区分所有したことを契
機に不動産管理・賃貸事業を開始。
平成年にはJR川越線「日進」駅
近郊で物件を取得し大規模修繕を加
えて「JS日進」を竣工。現在は
棟のテナントビルを所有している。
ビル経営
交
通
アクセス
平成6年月日第三種郵便物承認
会
社
概
要
第

号
東京都港区東麻布--
◀
プ
リ
ン
セ
ス
コ

ト
東
麻
布
代表取締役 渡辺 直樹
設立 平成

年
月

日
事業内容 不動産運用コンサ
ルティング業
代表ビル概要
名称 プリンセスコート東麻布
所在地 東京都港区東麻布-

-

延床面積 

.

㎡
敷地面積 

.

㎡
規模 地上
階地下
階
構造 RC造
竣工 平成年
月
「大宮情報文化センター」には富
士通(川崎市中原区)のグループ企
業が多く入居しているが、同ビルの
近郊に日本郵政(東京都千代田区)
の新ビルが竣工した関係で大部分の
テナントが退去する予定で一時的に
空室が出ることになる。しかし、さ
いたま市都市整備公社はテナント誘
致を順調に進めており、%以上の
稼働率を確保することができる見通
しが立っていることから大きな減収
にはならないと見込んでいる。
事業課課長の西森靖氏は「駅に
近く立地が良いということが特徴で
す。『JACK大宮』という愛称は
船の先端を意味して名づけられ情報
文化を発信する最先端の企業を誘致
しようとしていましたが時代ととも
にテナントの種類も変わってきまし
た。街コンなどがブームになってい
ますが月には結婚相談所を誘致し
ました」と語る。
上階がオフィスとしての役割を担
う一方、低層階には市営のプラネタ
リウム「さいたま市宇宙劇場」が設
置され天体ショーなどが上映されて
いる。カルチャースクールなども入
っていて子どもからお年寄りまでが
訪れる多様な機能を併せ持った施設
となっている。大宮のシンボルビル
として今後も事業を展開していく。
JR各線・東武アーバンパークライン・埼玉新都市交通ニュ
ーシャトル
「大宮」
駅 徒歩
分
入居テナント
Nextcolorcreatio
n、
ユニバースフロンティア
沿革
コスモユニオン専務取締役・宮崎
芳文氏の曽祖父が宮内庁御用達の桃
の生産と納品を生業として行ってい
た神奈川県藤沢市の鵠沼地区におい
て、事業拡大のために不動産事業を
展開したのが元々の創業の経緯であ
る。
その後代替わりで相続を重ねるご
とに所有財産が大きく減ってしまう
ことを、伝聞や自らの経験によって
実感していた宮崎氏は、大学在学中
より不動産経営や相続対策などにつ
いて学び、実践してきた。
会社設立に至った経緯には、宮崎
氏の「机上の空論ではなく、自分自
身が行ってきた間違いのない相続対
策をひとりでも多くの不動産オーナ
ーに実践してほしい」という想いが
ある。
今年
月
日には不動産売買事業の
強化を図ることなどを目的とし、東
京・麻布十番で不動産仲介業を行っ
ていたループコネクトと合併した。
現在同社が賃貸するのは、本社を置
く「プリンセスコート東麻布」のほ
か、藤沢市の住居
棟と駐車場、
介護
交
通
アクセス
施設がある。
ビル経営
宮崎氏は「すべて同じ属性の不動
産を所有し、賃貸していることは実
は非常にリスクが高いのです。よっ
て、不動産経営とは実はポートフォ
リオの形成が重要になってくると考
えています。当社が賃貸する物件は
ほとんどが神奈川・藤沢にあります
が、リスクヘッジのために東京・東
麻布に『プリンセスコート東麻布』
を持つことにしました」と、みずか
らの不動産経営者としての軸となる
考え方を話した。
また、宮崎氏は不動産について
「あらゆるものや活動の根幹となる
存在であると同時に、非常に多様性
があり無限に収益を生む可能性があ
るもの」と考えており、同社の賃貸
物件に関してはすべて屋上にソーラ
ーパネルを設置し発電事業を行うな
ど、物件ひとつひとつがより収益を
生み出せるよう、その時節に合った
様々な工夫を凝らしている。 「不動産は女性と一緒で、ふたつ
と同じ物件もなければ、ふたりと同
じ女性もいません。非常に魅力的な
存在と感じています」と、宮崎氏は
不動産に対する率直な想いも語って
くれた。
都営大江戸線
「赤羽橋」
駅 徒歩
分