SPI-ARG-A01 承認番号 2013 年 12 月 4 日 (第 1 版) 21500BZY00192000 機械器具 52 医療用拡張器 管理医療機器 カテーテル拡張器(JMDN コード:32338000) PBNダイレーター 再使用禁止 【使用目的、効能又は効果】 【警告】 本品は、非血管系カテーテルを経皮的に体内に挿入する 際、カテーテル挿入口及び挿入路を拡張すること、造影 剤を注入すること、並びにガイドワイヤー交換時に挿入 路を拡張することを目的として使用する。 併用医療機器 ・併用する医療機器の添付文書を必ず参照すること。 使用方法 ・本品を使用中、患者に異常が認められたときは、速や かに使用を中止し、適切な処置を施すこと。[重篤な健 康被害が発生するおそれがある。] 【品目仕様等】 引張破断強度 4Fr~5Fr:≧10N 6Fr~30Fr:≧15N 【禁忌・禁止】 【操作方法又は使用方法等】 使用方法 本品はディスポーザブル製品であり、1 回限りの使用の みで再使用できない。 1.本品の滅菌包装を開封し、無菌的に本品を取り出す。 2.本品及びガイドワイヤーに損傷が無いことを確認する (スクリューダイレーター(スプリットシース付)を使用 する場合、シースをスクリュー先端まで進め、ハブか らの距離を無菌的にマークしておく)。 3.ドレナージを施す部位を決定し、術者の手技にしたが って、準備する。 4.局所麻酔後、皮膚を切開する。 5.術者の手技にしたがって、0.035 インチ又は 0.038 イン チのガイドワイヤーをドレナージ部位に留置する。 6.ガイドワイヤーに沿って、ダイレーターを時計回りに 回転させながら挿入し、ドレナージ部位を拡張しなが ら進める。エックス線透視又はドレナージ部位からの 体液の流出により、配置を確認する。 ・ダイレーター、スクリューダイレーターを使用する場 合 1)10 秒程度間隔をあけて、反時計回りに回転しながら ダイレーターを抜去する。 2)必要であれば、より大きなサイズのダイレーターで 拡張を続ける。 3)ドレナージカテーテルを標準的な手技を用いてガイ ドワイヤーに沿って挿入する。 4)カテーテルが正しい位置に到達したら、ガイドワイ ヤーを抜去し、カテーテルのみをドレナージ部位に 留置する。 ・スクリューダイレーター(スプリットシース付き)を 使用する場合 1)スプリットシースをダイレーター先端まで移動させ、 スプリットシースを残して、ダイレーターを抜去す る。 2)シースを介して、カテーテルをガイドワイヤーに沿 って挿入する。カテーテルが適切な位置に到達した ら、スプリットシースを裂きながら取り除き、ガイ ドワイヤーを抜去し、カテーテルのみをドレナージ 部位に留置する。 ・血管系には使用しないこと。 ・再使用禁止。 【形状・構造及び原理等】 組成 [体に接触する部分の組成] ダイレーター:ポリエチレン 形状 本品は、ダイレーター、スクリューダイレーター、スク リューダイレーター(スプリットシース付き)がある。 ダイレーター スクリューダイレーター スクリューダイレーター(スプリットシース付き) 【使用上の注意】 重要な基本的注意 スクリューダイレーター/スクリューダイレーター(スプリ ットシース付き): ダイレーターのフレンチサイズの選択は、カテーテル の型及びサイズによって決定する。ガイドワイヤーか ら直接拡張を始める場合に使用するスクリューダイレ ーターの最大サイズは、14 フレンチである。 始めに使用したサイズから、2~4 フレンチづつ大きく していくことができる。 16 フレンチのダイレーターを使用する場合には、12 又 は 14 フレンチのスクリューダイレーターを用いて、拡 張を始めること。 1.使用前には必ず、滅菌包装に破れ等の損傷又は水ぬれ が無いことを確認すること。もし、破れ等の損傷又は 水ぬれがあれば使用しないこと。 2.本品は、無菌的に取り扱うこと。 3.包装に記載されている「使用期限」までに本品を使用 すること。 4.本品は、手技に熟練した経験のある医師のみが使用す ること。 5.本品のフレンチサイズは、使用するガイドワイヤー、 カテーテルに適したサイズを選択すること。 6.本品は、無菌的に取り扱うこと。 1/2 SPI-ARG-A01 7.本品を包装から取り出す際は、破損させないように、 慎重におこなうこと。 8.本品の使用前には、適切な機能を妨げるような破損箇 所、その他欠陥が無いことを確認する。欠陥等を発見 した際は、使用しないこと。 有害事象 本品の使用に伴い、以下のような有害事象の可能性があ る。 ・出血 ・穿孔 ・血腫 ・痛み ・感染症等 その他の注意 包装開封後は、直ちに使用し、使用後は感染防止に留意 し安全な方法で廃棄すること。 【貯蔵・保管方法及び使用期間等】 貯蔵・保管方法 本品を保管する時は、次の事項に注意すること。 1.直射日光、水ぬれ、高温、多湿な環境を避けて保管す ること。 2.傾斜、振動、衝撃(運搬時を含む)等を避け、安定し た状態で保管すること。 3.化学薬品の保管場所や、ガスの発生する場所を避けて 保管すること。 使用期間 製品ラベルに表示。 【包装】 1~10 本/箱 【製造販売業者及び製造業者の氏名又は名称及び 住所等】 [製造販売元] スーガン株式会社 大阪市北区東天満 1-12-10 〒530-0044 TEL(06)6354-6181 [外国製造所] アメリカ、フロリダ州 メディカルデバイステクノロジーズ社 (MEDICAL DEVICE TECHNOLOGIES INC.) アメリカ、テキサス州 アルゴンメディカルデバイスズ社 (Argon Medical Devices, Inc.) ご使用に際し、ご不明な点などありましたら、発売元ま でお問い合せください。 [発売元] 大阪市北区東天満 1 丁目 12 番 10 号 〒530-0044 http://www.sheen-man.co.jp TEL.(06)6354-7702 FAX.(06)6354-7114 2/2
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