2006年実態調査を踏まえた私的録音録画の実態の変化等について

参考資料1
2006年実態調査を踏まえた
私的録音録画の実態の変化等について
平成18年11月15日
文化庁長官官房著作権課
1.録音
(1)アナログ録音からデジタル録音への転換
①
デジタル録音経験の変化(%)
74
26
2001年
92
8
1997年
なし
59
41
2005年
ある
12
88
2006年
0%
10%
20%
30%
40%
50%
※
60%
70%
80%
90%
100%
2006年(WEB)、郵送の調査の平均
2
②
デジタル録音の良い点
69.7
軽い、小さいなど扱いやすいから
64.9
音質が劣化しないから
52.7
曲の並べ換えや消去が自在だから
38.4
曲名などの文字情報も記録できるから
23.9
インデックス作成が容易にできるから
0
10
20
30
40
50
※
60
70
80
上位5項目、2006年(WEB)
3
(2)利用者1人当たりのデジタル録音頻度の変化
2006年
(88%)
28.7
2005年
(41%)
18
2001年
(26%)
19.1
1997年
(8%)
35.6
31
49.4
37.4
20%
1週間に1回以上
※
31.2
40%
1ヶ月に1回くらい
2006年(WEB)。(
0
1.8
43.2
34.6
0%
35.7
0.2
33
60%
80%
2~3ヶ月に1回以下
100%
無回答・その他
)内の数値はデジタル録音の経験率(p.1参照)
4
(3)デジタル録音量の変化
①
1人あたりのデジタル録音の年間平均回数(回)
35
30
32.5
25
20
15
10
5
9.2
8.9
1997年
2001年
10.5
0
※
※
2005年
2006年
1997年~2005年は、デジタル録音機器・媒体(MD、DAT、DCC、CD-R/RW、フラッシュメモリ
カード等のディスク、テープや各種メモリカード等)への録音
2006年は、上記の機器・媒体にパソコン、iPodなどのポータブル(携帯型)オーディオが加わる。
5
②
最近1年間のMD、CD-R/RWへの録音曲数、
ポータブルオーディオ(携帯型)への保存データ(曲)(2006年:WEB)
MD
総数
男性20歳未満
20~29歳
30~39歳
40~49歳
50~59歳
60歳以上
女性20歳未満
20~29歳
30~39歳
40~49歳
50~59歳
60歳以上
CD-R/RW
89.1
154.0
73.0
100.9
115.7
54.1
26.0
83.4
74.5
98.6
163.9
47.4
77.3
※
102.4
115.9
138.3
158.8
116.4
94.5
61.6
98.0
78.3
86.5
65.5
62.1
41.8
ポータブルオーディオ
372.2
549.0
606.0
387.6
415.2
382.7
105.4
405.8
306.4
214.5
168.5
201.1
60.8
2006年(web)、網掛けの部分は、総数の平均曲数より多いものを示す。
6
(4)録音源(%)
MD、CD-R/RW、ポータブル(携帯型)オーディオへの録音源別録音経験の有無
70.5
72.9
69.2
購入したCD
54.3
レンタルしたCD
57.7
42.5
44.9
43.1
知人、友人から借りたCD
16.2
インターネットによる有料音楽配信
CDーR/RW
23.1
13.5
18.6
インターネットから無償で
MD
68
7.6
15.3
4.9
7.6
放送(AM、FMなど)
4.5
その他
2.3
2.5
4.9
ポータブルオーディオ
0
10
20
30
40
50
60
※
70
80
2006年(WEB)
7
(5)デジタル録音の理由とその経験率(%)
92.2
80
30.0
70
20.0
60
10.0
20
0
その他
家族
自分
8
2006年(WEB)
家 族 や 友 人 ・知 人 に 頼 ま れ て
30
※
市 販 C D や録 音 済 み テ ー プ に
傷 を つけ な いた め
市 販 C D や録 音 済 み テ ー プ を
買 う よ り安 く済 む から
ヘ ッド ホ ンタ イ プ の プ レー
ヤ ー や カ ー ス テ レ オ で聞 く た
め
40
好 き な 音 楽 を 抜 き 出 し て編 集
し
た
C
D - R や M Dを自 分 で
作 って聞 く た め
6.2
10
0.0
45.4
50
15.8
40.0
26.9
90
44.5
46.9
49.7
50.0
100
②デジタル録音の理由
誰のために録音したか
①
60.0
(参考)
ポータブル[携帯型]オーディオの保有による影響(%)
20
CDシングルのレンタル
12.7
35.2
CDアルバムのレンタル
12.8
5.4
CDシングルの購入
33.4
11.5
CDアルバムの購入
38.9
22.7
インターネット有料音楽配信
1.9
0
減少したと思われるもの
5
10
15
20
25
30
35
40
45
増加したと思われるもの
※
2006年(WEB)
9
2.録画
(1)アナログ録画からデジタル録画への転換
①一世帯におけるデジタル録画機器保有率(2006年)
(一世帯におけるPC以外のデジタル録画機器保有率)
(n=33182)
(一世帯におけるPCを含むデジタル録画機器保有率)
(n=33182)
保有している
23.9%
保有している
27.0%
保有していな
い・無回答
76.1%
保有していな
い・無回答
73.0%
(参考)デジタル録音機器の保有状況(2006年)
・PCを含む、98.2%(987人)である。
・パソコンを除くデジタル録音機器を保有している人は95.1%(956人)である。
10
(2)利用者1人当たりのデジタル録画頻度
①
最近1年間にPC以外のデジタル録画機器でテレビ番組を録画した回数(%)
2006年
32
1998年
(参考)
29.9
14
0%
27
20%
※
20
40%
ほとんど毎日
1ヶ月に1回くらい
19.7
60%
1週間に2~3回
2~3ヶ月に1回くらい
11
14
6.1 1.3
13
80%
2
100%
1週間に1回くらい
ほとんどない/以下
2006年(インターネット調査)、1998年(参考)はアナログ録画頻度
11
②
デジタル録画機器の所有前と比べた録画頻度の変化(%)
65.0
増えた
15.8
減った
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
※
60.0
70.0
2006年(インターネット調査)
12
③
録画頻度が増加した理由(%)
デジタル録画機器は媒体の交換が不要で
沢山録画できるから
68.4
デジタル録画機器は録画の設定が簡単だ
から
66.6
画質がきれいだから
36.6
同時に複数の番組を録画できるから
22.5
その他
7.1
無回答
2.4
0
10
20
30
40
※
50
60
70
80
2006年(インターネット調査)
13
(3)デジタル録画機器でテレビ番組を録画する理由とその経験率(%)
外出等の理由
94.5
保存用の録画
81.9
見たい番組の重複
79.9
念のため録画
49.2
とりあえず録画
46.5
早送りのため
45.1
放送を見られない友人のため
24.8
0
20
40
※
60
80
100
上位7項目、2006年(インターネット調査)
14
出所
(録音)
2006年:「デジタル録音機器の利用実態に関する調査報告書(平成18年10月)」、(社)私的録音補償金管理協会
2005年:「私的録音に関する実態調査」(平成18年3月)、(社)私的録音補償金管理協会
2001年:「私的録音に関する実態調査」(平成14年3月)、(社)私的録音補償金管理協会
1997年:「私的録音に関する実態調査」(平成10年3月)、(社)私的録音補償金管理協会
(録画)
2006年;「デジタル録画機器の利用実態に関する調査」(平成18年10月)、(社)私的録画補償金管理協会
1998年:「個人録画に関する実態調査報告書」(1999年4月)、(社)日本映像ソフト協会、(社)日本映画製作
者連盟、(株)日本国際映画著作権協会、(株)マイクロヴィジョンジャパンアンアジア
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